紙の本
読みやすいかな
2017/04/19 21:47
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ゆん - この投稿者のレビュー一覧を見る
そもそも発達障害って、どこからが障害って認定されてでどこまでが障害じゃないのかということが気になって読みました。なんか、誰でも少なからず当てはまる事がありそうで、程度の差なのかなぁ、だから健常といわれるところと虹のように連続性があるんだなぁと少しずつわかってきたような気がします。
著者の「職場編」の方も読んでみようかなと思います。
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心療内科医の著者が書いた、大人の発達障害の現実。
私とは縁が程遠いという方、この発達障害はすごく、近いところにあるかもしれません。
発達障害の要因は、万人に当てはまるところがあり、きちんとした知識を持つことが大切かなと。
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帯を見たら、「ひょっとして自分も・・・?」という気持ちになったので、読みたいリストにピックアップ。奥さんも「やばいんじゃない?」という程だし。自分が障害を持っていると認識するところから治療は始まるので。。。ということで、読了。基本的に、きわめてグレーな感じでした。対処はあくまでもお医者様に頼ることが前提なのは当たり前なのですが、その症状に対する知見を高めることにより「診察を受ける」というきっかけを持つことができる、そしてもし周囲の人間であるならば、理解していくことができる、そういう効果が期待されるということですね。本書の中では「発達障害」という言葉よりも、「発達アンバランス症候群」がなじむとしていましたが、同感です。
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脳の発達障がいがあっても、学生時代に勉強がそこそこ出来ていればそれはしばしば見過ごされる。ADHD、AS、LDなどの症状も個性とされる。そんな人たちが大人になって、うつ病やニコチン・アルコールの依存症などの二次障がいを起こし、社会からはみ出るという事案が増えている。この本には、脳の発達障がいの事例や付き合い方、治療法などが書かれている。
個人的に障がいが個性として受け入られる事は良いことだと思うが、そのことを本人が把握できていないというのは問題だと思う。世の中健康な人ばかりではないので、さまざまな障がいに対する知識は持っておいて損はないかなと。いざ、自分がそうなったときの備えにもなる。
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「これって自分も当てはまるかも・・・」みたいなことがちらほら。
かといって、即発達障害だとは限らないのですが。
あと、世の中には発達障害を抱える人って、意外と多いんだな、と思いました。
人付き合いをうまくする上でも、発達障害についてすこしでも知れる良い機会になりました。
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おとなのADHDその他は最近になってようやく注目されてきた。ニートや引きこもりなどの後背の問題としても重要だ。『片付けられない女たち』なんかで知られるようになったな、この問題。男女別に様相が(特に集団的には集団的)異なるのだが、そのあたりも含めて説明されている。いかにもお医者様的なところもあって賛否両論あるだろうが、啓発本や民間療法では不足なわけで、こういう本は必要だ。ADHDには性差が見られ、これが結構なジェンダー問題で、そのあたりはもう少しジェンダー視点があればなぁとも思う。特に治療について。これまで大人にはない、と言われて問題化されていなかったのは、男性に多い俗称「ジャイアン型」患者について、結局のところ母親やら妻、うっかりすると職場の部下などの女性が尻ぬぐいをしてきたってことだし、「のび太型」が注目されて問題化された女性患者についてはそういう援助が期待しにくいし、子供への虐待なども従って女性の患者については言われやすいという構造的な問題があるからだ。
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タイトルどおり発達障害に気がつかないまま大人になってしまい、社会との齟齬を生じてしまっている人や周囲の人々の対処法などが具体的に書いてあります。
大人の発達障害は成長過程でうつ病などの二次障害を併発している場合が多く発見されにくいのが特徴。
まず正しい診断による「認知」と「受容」が第一ですが、一番難しくもあると思います。
説明の為に文章が類型的になっている箇所もありますが、発達障害に対する理解の入り口には良いです。
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発達障害は周囲のサポートが不可欠。しかし障害という言葉への偏見が強くサポートを受けにくい状態である。著者は発達アンバランス症候群という言葉を推奨し、本人や周囲の方の病気への理解を求めている。
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大人のADHDについての本.
・治療方法(自分にできそうなものを掲載)
-正しいライフスタイル
-ADHDという自覚を持つ
-考え方の枠組みのゆがみを治す(すべき思考をやめる)
-薬物療法
-食事療法
・ピクノジェノール(松ヤニ由来の抗酸化食品)
・ハーブサプリメント
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最近、自分を含め「それは違うだろ!!」っていう事が非常に多い。「非常識」と「個人の自由」など、同じ事柄を主観の違いで扱いが変わるのはどうだろうと思う今日この頃です。
マンガ「H×H」で「だまされる方が悪いんだ!」という台詞の後に「だます方が悪いに決まっている」というやり取りがあるのですが、世の中それぐらいの一刀両断があった方が俺はいいと思います。
話がずれました。でも、この本に載っている「ADHD」や「アスペルガー症候群」って、誰でも該当しませんかね?定義が広義すぎるからこそ、専門家の診察が大事なのでしょうね。しかも、薬物療法が効果的とという事(副作用がとてもきつそう…)や、不注意が多い事も、発達障害にあたるらしい。やはり、こういう知識や自覚症状は大事かもしれませんね。今、自分の中で要注目のジャンルです。
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大人の発達障害はわかりにくい。その理由としては、
1、性格や個性の問題と誤解しやすい。
2、症状や病態の変化が大きくわかりにくい。
3、専門医が少ない。
うつ病、不安障害も高い頻度で発達障害との合併症。
大人の発達障害は治せる。予定整理する。優先順位をつける。クールダウンする。
対人スキルを身につける。
規則正しい睡眠、バランスのとれた食事。
自分はダメでないと気がつくこと。
ベートーベン、アインシュタイン、ピカソも発達障害だった。
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可もなく不可もなく、、
序章‥発達障害に気づかないまま大人になる人達
1章‥大人の発達障害って何だーーわかりにくい
2章‥大人の発達障害の症状
1、注意欠如・多動性障害(ADHD)の特徴
2、アスペルガー症候群(AS)の特徴
3、大人の女性の発達障害の特徴
3章‥発達障害は隠れているーー併発する合併症
4章‥発達障害はなぜ起こるのか?
5章‥大人の発達障害は治せるーー治療の手段とサポートの方法
6章‥磨かれていない原石
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阪急系列ランキング上位品
片づけられない、すぐキレる、話を聞けない…
あなたのまわりにもそんなちょっと「困った」大人たちがいないだろうか?
あるいは、あなた自身がそう思われている可能性はないだろうか?
そうだとしたら、それは「発達障害」かもしれない。
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私はADHDかどうか検査をしたところ、グレーゾーンでした。
幼少だらしなかったのですが、今はあまりその症状が感じられないのでどうなんだろうと思い購入しました。
福島県立医大は発達障害が先進的に進められている大学です。
項目や症状をみていると、少しは万人に当てはまるのでは・・と思ってしまいました。
この本だけではグレーゾーンの場合、なんともいえない。
もっと知識を深めたいと思いました。
おもしろかったです。
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私自身思い当たる節があり、読み始めた。
現在だけではなく、子どもの頃の自分とあてはめるとよくわかる。
もうちょっと他にも読まないとわからないが、入門書としては役に立った。