バクマン。 ７ ギャグとシリアス （ジャンプ・コミックス）

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投稿者：くまくま　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　『疑探偵トラップ』の打ち切り。予想はしていたとしても、実際にその時が来れば衝撃は大きい。生活のたつきを失う小河チーフの動揺はリアルだ。そしてここで、服部哲編集が作った流れは、一度途絶えてしまうことになる。

　気を取り直して次の連載を目指す真城と高木の二人だが、彼らの障害として立ちはだかるのは、味方であるべき港浦編集だ。作家の特性を生かすという方向ではなく、自分の好みであるギャグを二人に描かせるため、あの手この手の努力を惜しまない。その背景にあるのは、先輩編集との実績差と、後輩編集からの突き上げに感じる焦りだ。
　追い詰められれば、火事場の馬鹿力で普段は出てこないアイデアが出てくることもあるだろう。しかし多くの場合は焦りが空回りを生み、悪い結果になることも多い。そして追い詰められ余裕がなくなってくれば、新たに何かを生み出すための時間もなくなり、いまあるものを肯定するためのロジック作りを無意識にするようになる。こんな負のスパイラルに入ってしまえば、良い作品はできないだろう。
　そんな状態に入りつつある港浦編集に対し、自分たちに会った作品を作るための真城の反乱は成功するのか？そして、ネームに追い詰められる高木は蒼樹紅に急接近！

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投稿者：アクセル　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

主人公達は、シリアスな漫画が自分達には合っていると主張する
しかし、担当はギャグを前面に押し出した漫画でいくべきだと言って譲らない
そんな主張のぶつかり合いも面白いです

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投稿者：ぽんぽん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

夢はアニメ化！
連載打ち切りの危機！？
いろいろと試行錯誤する２人。
編集と合う合わないはあるのだろうけど、どうなるのかな？

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投稿者：(o´ω`o)　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

折角入院しながらも描いていた原稿なのに打ち切り。そこから路線変更って…港浦さんの暴走に振り回される2人。服部さんだったらこんなことにはなってないだろうに…。担当の書かせたい漫画を描かせられるなんてあんまりだ。

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投稿者：あねうまん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

毎朝楽しみに、コーヒー飲みながら、楽しんでます。
家庭内ジャンプみたいな感じで、子供たちと一緒に読んでます。

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投稿者：あまらく　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

TRAPの連載が終わってしまい、次なる連載作品を港浦さんと考える二人だけど、亜城木夢叶、まさかの新境地に出る！？
蒼樹さんの新たな一面を見れたり、懐かしのあの人が登場したり、てんこ盛りの７巻です！

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投稿者：うーよー　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

えっ、打ち切り！？の展開から始まるので、新章突入といったところでしょうか。そして新連載に向けてバトってますね、編集者と。作中作でバトルをやるやらないを何度も検討していますが、本編では結構やっていますよね。漫画は作る過程では正解が分からないから、編集者と作者が揉めるのは仕方ないですよね。さて、この巻では石沢君、岩瀬さんといった中学時代のキャラが出てきますが、いいですねこういう立体的なキャラの使い方、現実世界だって同世代は自分が知れないところで生きて成長しているから、また交わることだってあります。リアルです。

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投稿者：coco　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

サイコーとシュージンが港浦氏と作品の方向性でもめるの巻。
実際、担当の編集さんと作家がもめることは多いのだろうなー。
亜城木夢叶の”シリアス”の新作「未来時計」は面白そう。

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投稿者：pope　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

マンガ業界の裏側もわかるのですごく興味深いです。
一旦雇ったアシスタントさん辞めてもらうことになるのとか、余裕がある人だと仕事無くてもお金払ってキープするとか。

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投稿者：くるまる　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

バクマンは、高校生二人（サイコー君・シュージン君）がプロの漫画家になってアニメ化を目指す物語。

連載が打ち切られた。意外だった。まさか、という感じ。このまま踏みとどまれると思っていた。気を取り直して、次の連載へ向けてネタ探し。担当者はギャグ漫画にしよう、と提案する。しかし、自分達に向いていないのでは？担当者と喧嘩になってしまう。そんなにムキになんなくても、と思うが。
そういえば、「ジャングルの王者ターちゃん」という漫画があった。あれなんて漫画家さんは完全なイエスマンだと思う。担当者に言われたまま、描いてたんじゃないかな？
あれは、始まりはギャグ漫画だったと思うが、突然、吸血鬼が現れてバトルになって人気が出てアニメ化もされた。ただの下品な漫画だと馬鹿にしてたが、バトルになると今までの伏線があるから、主人公に思い入れができて応援してしまう。「幽々白書」とか「ドラゴンボール」とかも同じパターン。
また、生みの苦しみが始まった。そう、漫画に答はない。より良い方を目指して最高のものを作るのみ。

ところで、主人公二人は連載打ち切り後、大学を受験する。なぜ大学？また体を壊すよ？人気ナンバーワンの漫画家さんのアシスタントをして技術を盗みながら、お金を稼ぐとかした方がいいじゃない？いや、早くアニメ化して早くヒロインと結婚したいのか。でも不安定な職業だから、お金貯めといた方が…。そうそう、二人は私立大の学費を全額、自分たちで出す。偉い。立派だ。4年で1000万円はかかるよ。
話はそれたが、原作者シュージン君は、大学でボート部とかマイナーなスポーツをやってネタにすれば良いんじゃない？バスケとかやっても「スラムダンク」以上を目指すのはきついだろう？井上雄彦さんみたいな人は、スポーツの名場面がコマ割りで見えたりするのかな？

人生経験が漫画にどれだけ影響するか？
漫画家さんには二つのタイプがあるようだ。自己投影型と完全創作型。主人公の作品は完全創作型。何か足りないらしい。小手先で描いてるらしい。器用すぎるようだ。
自分の世界観を作り出すことに全力を尽くさないといけないが、自分の世界に酔っていてもダメで、プロは売れるものを作らないといけない。そのバランスが難しい。誰もが一度はその壁にぶつかるんだと思う。
サイコー君の叔父さんはギャグ漫画で一発当てたんだから、サイコー君にもギャグの才能はあるんじゃない？まさか、「バクマン」という漫画を描こう、自分たちのことを漫画にしようなんてオチで終わるんじゃ？実際、この「バクマン」という作品はアニメ化が決定している。2010年秋よりNHKで放送される。物語の中のカレンダーを見ると2012年。コレは何の意味があるのかな？今は2010年なので「2年後には、少年ジャンプを読んでる君達が人気漫画家になるんだ！」というメッセージかしら？

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投稿者：絶望詩人　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この巻で、高木と真城は港浦に振り回される。
港浦の暴走に対して、どのような対応を高木と真城が取るのかに注目してほしい。