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紙の本
金魚屋古書店 10 (IKKI COMIX)
著者 芳崎 せいむ (著)
思い思いの悩みを抱え…まんがばか金魚屋に大集合!? ▼第64話/共に(1/7)▼第65話/共に(2/7)▼第66話/共に(3/7)▼第67話/共に(4/7)▼第68話/...
金魚屋古書店 10 (IKKI COMIX)
金魚屋古書店 10
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金魚屋古書店(Big comics ikki) 17巻セット
- 税込価格:10,717円(97pt)
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商品説明
思い思いの悩みを抱え…まんがばか金魚屋に大集合!?
▼第64話/共に(1/7)▼第65話/共に(2/7)▼第66話/共に(3/7)▼第67話/共に(4/7)▼第68話/共に(5/7)▼第69話/共に(6/7)▼第70話/共に(7/7)▼オマケ漫画▼巻末お役立ちコラム/金魚屋古書店雑記帳
●あらすじ/1冊の漫画雑誌を万引きしてしまった女。漫画に関する文章で独立したいと願う男。自身が経営する貸本屋を改装すべきか悩む男。「漫画目録」を作るのにもめるいつものメンバー。そして社長のパシリをする男。そんな彼らが、導かれるように金魚屋に集まり…!?
●本巻の特徴/思い思いの悩みを抱え…まんがばか金魚屋に大集合!? 「金魚屋シリーズ」初の長編!! 第10集は、この1冊(7編)で1話!!
●主な登場人物/鏑木菜月(「金魚屋古書店」を店長である祖父に代わって切り盛りする)、斯波尚顕(「金魚屋」に居候する史上最強の目利き店員。まんがばか)、岡留高志(トメさん。古漫画の売買で利ざやを稼ぐ「セドリ」が職業)、小篠あゆ(岡留と同じく「セドリ」が職業。岡留とつき合っている)、野本公平(貸本屋「ねこたま堂」を、先代のおタマさんから引き継いだ)【商品解説】
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『COM』がつなげる漫画の環(わ)、友だちの環。合言葉は、「好きなんだわ」。
2010/04/30 22:15
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:東の風 - この投稿者のレビュー一覧を見る
一冊の漫画本から生まれる出会い、そのかけがえのない楽しみと喜びとを綴っていくシリーズ。今回は、多くても三話くらいで完結していた(と思います)これまでの連作エピソード型スタイルとは趣を異にし、一冊まるごと、「共に」と題した長編仕立ての話になっています。
1967年(昭和四十二年)に、手塚治虫が先頭に立って創刊された月刊漫画雑誌『COM(こむ)』。日本の漫画界に大きな影響を与えた雑誌を核として、“あきら書店”、“ねこたま堂”、そして“金魚屋”という三つの漫画専門古書店のそれぞれのエピソード、登場人物がつながっていきます。『COM』が本書の中心にあって、あたかも太陽の引力に引きつけられ、吸い寄せられる感じで、三つの話がひとつに合わさっていく。前半はそれほどでもなかったのですが、別々の話が収束していく後半から終盤にかけての展開が面白かった! パズルのピースが寄り集まってひとつの絵柄となる、そんな話の楽しさ、面白さがありました。
本書の中で紹介されていた『COM』創刊号での手塚治虫のことばがいいですね。<COM──それはCOMICS(まんが)の略。COM──それはCOMPANION(仲間・友だち)の略。そしてCOMMUNICATION(伝えること・報道)の略。つまり、まんがを愛する仲間たちに、まんが家のほんとうの心を伝える新しいコミック・マガジン──そんなことを考えて、わたしたちはこの雑誌のタイトルを「COM(こむ)」と決めた。(後略)> この言葉がいくつかの断片として配されたその真ん中に、「金魚屋古書店」に集う常連メンバーを描いた絵のコマがある見開き二頁。漫画が取り持つ縁、好きなものに夢中になる人たちの心に生まれる共感、あたたかみが伝わってきて、じんとしてしまった。
それにしても、「金魚屋」のダンジョン(地下の書庫)に一度、私も行ってみたいなあ。入ったら、二度と出られなくなりそうだけど。
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「俺とシバさんとトメさんが原稿チェックして赤入れるんで」
2021/02/07 09:45
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:きん☆ぎん☆すなご - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画の紹介は無しです。手塚治虫が手がけた漫画雑誌「COM」の紹介と、雑誌に作品を掲載した作家の紹介のお話し。漫画本は、掲載される雑誌あっての物なんでしょうが、週刊や月刊で切れ切れに読むのは好きじゃないなぁ。