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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.4
  • 出版社: 平凡社
  • レーベル: 平凡社ライブラリー
  • サイズ:16cm/478p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-582-76700-1

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丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー)

著者 丸山 眞男 (著),杉田 敦 (編)

政治学と日本政治思想史の分野に立ち、戦後日本の思想をリードした丸山眞男。代表的な論考を集め、その思考の特徴と振幅を一望のもとにおさめる。編者による懇切な解説とともに、丸山...

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丸山眞男セレクション (平凡社ライブラリー)

税込 1,760 16pt

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商品説明

政治学と日本政治思想史の分野に立ち、戦後日本の思想をリードした丸山眞男。代表的な論考を集め、その思考の特徴と振幅を一望のもとにおさめる。編者による懇切な解説とともに、丸山の巨大な仕事に踏み入る最良の入口!【「TRC MARC」の商品解説】

収録作品一覧

国民主義の「前期的」形成 9−57
超国家主義の論理と心理 58−80
福沢諭吉の哲学 81−130

著者紹介

丸山 眞男

略歴
〈丸山眞男〉1914〜96年。東京帝国大学法学部卒業。東京大学教授を務めた。戦争中からその後の日本政治思想史の方向を決定づける論考を執筆。著書に「日本政治思想史研究」「忠誠と反逆」など。

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評価内訳

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紙の本

丸山眞男の「庶民コンプレックス」

2010/04/24 10:14

17人中、14人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:相如 - この投稿者のレビュー一覧を見る

 今回、この『丸山眞男セレクション』を読んでいて、あらためて目に止まった一文がある。それは、「日本の思想」論文のなかの、理論は現実からの抽象であってそれを理論家は自らの責任において引き受けねばならない、という有名な下りのなかで、脚注のなかに書かれている、「私達知識人はいろいろな形で庶民コンプレックスを持っているから、「庶民の実感」に直面すると、弁慶の泣きどころのように参ってしまう傾向がある」(336頁)という一文である。丸山が自らの「庶民コンプレックス」をさりげなく告白している部分として、非常に興味深かった。

 丸山眞男の読者で惹かれる部分は人それぞれであろうが、私自身についていえば、この日本における「庶民」なるもののドロドロとしたものを、何とかして理解して克服しようという執念である。それは、現在貧困活動家として有名となった湯浅誠が「日本社会の岩盤」と呼んでいるものに相当する。湯浅は日本で貧困者に対して執拗に続く「自己責任」言説について、それは「新自由主義」的なイデオロギーの影響というものでは決してなく、日本社会に生きる人々の人生経験や生活実感に深く根ざした偏見や固定観念に由来するものであるとして、それを「岩盤」と呼んでいるが、丸山が生涯をかけて格闘しようとしたのも、この日本社会の「岩盤」に他ならない。彼は同時代の左翼がそうしたように、日本社会の特質を「封建主義」「天皇制」の一言で済ませることでは満足できず、それを内側から徹底的に理解して自らの「庶民コンプレックス」を克服し、日本において「デモクラシー」の確立を阻んでいる「岩盤」の存在が何かを解き明かそうとしたのである。

 かつて私は、日本人の精神構造の「病理性」を否定的に描き出そうとした丸山に対して、その日本人が共有している「病理」に、自分一人だけ無関係であるかのようなエリート臭を感じて反発していた。今でもそうした違和感がなくなったわけではないが、評価はかなり変っている。というのは、本当にエリート意識に凝り固まった人物であるなら、西欧の政治思想を研究・紹介して知的優越感を誇示するだけで満足し、そもそも日本の「庶民」がどのような「精神構造」を持っていようが、関心すら持たないはずだからである。だから私に言わせれば、丸山と対極に位置するのは彼を執拗に攻撃した保守主義者ではなく、むしろ表面的な主張はかなり近いはずの、イギリスの政治思想やフランス文学を学びながら、それと現実の日本社会との落差に葛藤しようともしない――ゆえに「庶民の実感」の前に易々と無条件降伏してしまう――知識人の存在であっただろう。

 このように丸山は自らの「庶民コンプレックス」に真正面から向き合い、それを懸命に克服しようと、「庶民」のなかにあるドロドロとした部分をなんとか理解しようとしていた。それを説明するために、丸山が「抑圧移譲」「タコ壺文化」「古層」といった様々な概念を用いたことはよく知られている。正直なところ、その全てが説得的であるというわけではないし、既に多く批判されてきたように、ある種の本質主義を免れていないことも確かである。しかし、後に華やかに語られた「日本人論」が今から見ると古臭い印象が否めないのに対して、丸山のほうに依然として迫力・オーラのようなものを感じるのは、丸山が「庶民」の根源を何とか理解しようという葛藤および格闘の跡が、行間からにじみ出ているためである。

 私は専門家でもコアな丸山読者でも全くないので、具体的な内容についての評価は控えたいが、今回の『セレクション』の解説に若干の不満があったとすれば、それが丸山の思想の内容の解説が中心で、なぜこのようなことを彼が語らなければならなかったのか、そして「デモクラシー」を日本で実践するに当たって彼がいかなる困難や壁に直面していたのか、という問題について全く触れていないことにある。かつて丸山は、一見混乱に満ちた孫文の思想について、「何を語ったか若くは何と書いたかではなくして・・・いかなる問題をもって現実に立ち向かったか」を理解するべきだと説いていたが(「高橋勇治『孫文』」)、当然それは丸山の思想にも適用されるべきはずであろう。

 それにしても、この『セレクション』を読んで、つくづくやるせない気分になってきたのは、「万事お上がやってくれるという考え方と、なあにだれがやったって政治は同じものだ、どうせインチキなんだという考え方は、実は同じことのうらはら」(369頁)など、現在の日本における政治風景に依然としてそのまま当てはまる言葉が、あまりに多いことである。自らの投票で選んだはずの首相の「指導力不足」を嘆く声が全国に満ちている一方で、「参加して監視していく」という能動的な政治態度は、丸山の時代よりも明らかに後退しているように思われる。丸山が戦後日本で最も読まれてきた知識人であり、特にその熱心な読者だった世代が社会の指導層になっているはずであることを考えると、丸山が格闘してきた「岩盤」がいかに巨大なものであったのかを思わずにはいられない。

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2019/05/19 22:16

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2011/03/23 21:02

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