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- カテゴリ:一般
- 発行年月:2010.4
- 出版社: 日本経済新聞出版社
- レーベル: 日経プレミアシリーズ
- サイズ:18cm/230p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-532-26075-0
紙の本
残念な人の思考法 (日経プレミアシリーズ)
著者 山崎 将志 (著)
やる気も能力もあるのに、仕事がうまくいかないのはなぜ? 顧客を取り逃す営業マン、行列しているのに儲からない飲食店など、日常の「残念」な例をもとに、日々の仕事に応用できるプ...
残念な人の思考法 (日経プレミアシリーズ)
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商品説明
やる気も能力もあるのに、仕事がうまくいかないのはなぜ? 顧客を取り逃す営業マン、行列しているのに儲からない飲食店など、日常の「残念」な例をもとに、日々の仕事に応用できるプライオリティ思考法のヒントを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
山崎 将志
- 略歴
- 〈山崎将志〉東京大学経済学部卒業。ビジネスコンサルタント。アジルパートナーズ、カジタク、知識工房などの運営に携わる。著書に「会議の教科書」「ロジカル・シンキングの道具箱」など。
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紙の本
自己啓発の本と思いきや、実は経営書。
2011/01/16 17:57
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る
自己啓発の本と思いきや、実は経営書。
本書はビジネスコンサルタントの山崎さんが、仕事を行う上での成果の出し方について、失敗例から学ぶ形式で書いています。
その典型的な失敗例が、頭はいいはずなのになぜか仕事ができない人の仕事のやりかたです。
そもそも仕事ができる人の定義は一体何なのでしょう。
本書では、「成果」をあげられる人としているようです。
成果を上げるためには、「プライオリティ(の正しさ)×能力×やる気」と考えています。この中で能力はともかくとして、プライオリティの正しさは学ぶことができます。学習することで、プライオリティのつけ方が理解できるという考え方です。
本書は身近なたとえ話を基に、成果を上げるための方法を解説していますが、どの章にも共通しているのが、成果はどこにあるのかを考えることの重要性です。
個人でも会社でも、色々な目標が立てられそれに基づく行動計画などがつくられます。しかし、その原点にあるものが何かということを考えないで行動すると本末転倒になってしまうこともしばしば。
本書の中でも出てくる営業の一場面で、「名刺交換」の例があげられています。名刺をほ交換するだけでは、なにも生まれないということは、誰でもわかることですが、それだけで終わってしまう営業が世の中には本当に多いです。何がしたいのか、明確な目的をもち、それを達成するための具体的な行動を効率的に行うことが成果を上げる近道です。
「人生を下りのエスカレーターを逆走しているようなものだ、と考えることがある。ただ、立っているだけではどんどん下に行ってしまう。」
逆走を一気に登り切り、踊り場に出た途端に違う世界が見えてくる。そして、その上にある踊り場と底につながるエスカレーターも、見えます。一歩ずつ、レベルアップすることで仕事も楽しくなるのではないかと思えるような本です。
龍.
http://ameblo.jp/12484/
紙の本
まさにこれ
2022/07/26 17:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:紫苑 - この投稿者のレビュー一覧を見る
もう典型的。新社会人となって自分ができないことに悩んでいますが、本当によく当てはまってて悔しいことに心に刺さっています。
紙の本
残念なタイトルの本
2010/06/25 23:57
3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
いいところがいろいろあり一生懸命やっているのにうまくいかないような人を 「残念な人」 と呼んでいる. ちかごろ,こういうネガティブなタイトルをつけた本がおおい. 「失敗」 とか 「恥」 というのもそうだ.
たしかに,ひとの失敗からまなべることはすくなくない. しかし,そういう本からはあまり元気がもらえないのではないだろうか? この本にはそういう話題だけでなくて,成功しているアウディのディーラーの例なども書かれている. こういうタイトルをつけたほうが本が売れるのだとしたら,それこそ,憂えるべきことではないか?
紙の本
著者と同じスタンスの方には役立つ本かも。ただ、「読み物」としては楽しめる一冊。
2010/07/05 01:26
7人中、6人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:みす・れもん - この投稿者のレビュー一覧を見る
「残念な人」というのは、何も「馬鹿な人」という訳ではなく、「もったいない人」のことを指しているそうだ。やる気はあるし、実際に行動に移しているのに、どこか工夫が足りない、効率が悪い。結果として「仕事ができない」と思われる。それを称して「残念な人」としている。
本書はその「残念」な具体的事例を数々あげて紹介しているが、そこから何をくみ取るかは読者自身の頭次第。
何もくみ取れない人もいるだろうし、何かを拾い上げる人もいるかもしれない。でも、こういった本を書くからには、もう少し「残念な人」に対して親切に説明して欲しかった。
結局、「できる人」には「できない人」の気持ちがわからないのだ。自分はいつの間にか「できていた」人は、何故自分は「できる」のかを冷静に分析しないと、「できない人」へのアドバイスは不可能。
「残念な人」は、本書の具体例から、自分が「残念」でなくなるためのヒントを探し出さなければならない。
具体例は多く、興味深く読めるのだけれど、いざ自分に応用しようとすると、非常に難しいと思う。
彼のようになるためにはどうすればいいのか、ということは比較的易く読み取れるだろう。
けれど、皆が皆、彼のようになりたいわけでもないし、「仕事が一番。仕事あってこその家庭であり、自分の楽しみである」とは考えていないだろう。起業家になりたい人もそう多くいるとは思えない。
恐らくキーワードは「出発点の確認」と「プライオリティ」。
行き着く先は「自分は何になりたいのか」ということになるのか。
私はどんな仕事にも創意工夫は欠かせないと思っているし、現状をより効率化するためには?という考えは常に持ち続けるべきだとも思っている。そのためには、自分の仕事を熟知する努力は不可欠だし、自分が何のためにこの作業をしているのかわからない、なんてのはもってのほかだとも思う。
でも。でも、である。
私は「仕事が一番」とも「仕事あってこそのプライベート」とも思わない。
だから、本書を読んでいて、何か自分との食い違いを感じるんだな。
ビジネス書として、万人にお勧めできる本ではない。
けれど、「読み物」としては面白い。