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神話の力(ハヤカワ文庫 NF)

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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.6
  • 出版社: 早川書房
  • レーベル: ハヤカワ文庫 NF
  • サイズ:16cm/495p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-15-050368-0

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神話の力 (ハヤカワ文庫 NF)

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みんなのレビュー30件

みんなの評価4.6

評価内訳

紙の本

社会という神話。もう一度見つめ直すべき神話。

2011/11/21 18:45

9人中、9人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:空蝉 - この投稿者のレビュー一覧を見る

本書をギリシアやローマ神話、日本の神話の解説&紹介本と思って手にした方はまるきりお門違いの本に出会ってしまった残念さよりも遥かにおおきい感動と発見と体験をするに違いない。
神話の持つ力、というより神話が存在し続ける意味を私たちの多くは知らない。
いったい世の中にどれだけ今の自分に満足している人間がいるだろう?
己に与えられたフィールドを出来る限り隅々まで駆け巡り、意思の赴くままに走り続ける。そんな素晴らしい人生をいきている人間がどれほどいることだろう??
仕事に恋愛。結婚にご近所付き合い。あらゆることに制約と遠慮と我慢を重ね、当たり障りの無い範疇で消化不良の日々をおくっている殆ど多くの現代人に向けて、人は誰もが己の中の永遠性に気がついていないだけであるということを、神の具現であるという素晴らしい生そのものを消化すべきであると教えてくれる。

とはいえ、ここでいう神はいわゆる宗教的な「神様」ではない。というのも著者キャンベル氏自身が宗教家でも、勿論クリスチャンでもなく、彼の言葉はそういった限定的な存在や思想を超えたもの、時間や場所や人間そのものを遥かに超越した存在、永遠性そのものを神と言っているのだろうから。

二人の知識人の対談によって語られるその多くは世界各国の神話と宗教の普遍性や共通項、そしてその神髄にある物の永遠性について・・・つまり生と死の永遠のサイクル、人間を含めあらゆる生が営み続けてきた永遠のサイクルとそれが「経験」によってのみ認識することが出来る、ということであった。

まず著者であるジョーゼフ・キャンベル氏について。
クリスチャンとして生まれ育ったにもかかわらず幼少期に遭遇したネイティブアメリカンの文化に感動し、青年期にはアジアの宗教/文化に触れることでヒンドゥーとインドの思想に感銘を受け、クリスチャンをやめている。とはいえ彼は宗教を否定しているのではない。もっと大きな普遍的な共通項…かけ離れた文化同士にそっくりの神話を見いだすことに情熱をもったのである。

そんな彼が本書で語る現代の神話は非常に実直で興味深い。例えばジョンレノンの暗殺、スターウォーズの英雄としての神話。大統領の演説。芸術家やアスリート(そして彼自身もアスリートとして記録保持者である)の絶頂の瞬間etc…さらにはそうした「特別」な人でなくとも、誰もが自分を形作る永遠の流れに気がつきさえすれば神話に、神に触れることが出来るのだと訴えているのである。

宗教を持っている人も、無宗教を語る人も、神話や伝説に文学的な興味しか持たない人も、一度まっさらな状態になってこういう開かれた知識に触れてみてはいかがだろうか。
いや、社会の中で生きていく我々現代社会人だからこそ、神話的儀式がいかに重要であるか認識すべきなのだろう。
人として社会の中で生きていくために、人は己の願望や可能性を犠牲にして役を演じる。古い殻を捨て新しい役のために一度「死」んで「再生」し、そうした社会的地位に対して人は敬意を払うとキャンベルは語る。結婚すれば夫や妻に、子供は父母に、生徒は教師に、平社員は上司に、国民は大統領に、患者は医者にetc…。社会的地位を獲得するために(面倒くさいお役所仕事と嫌な顔をする人が多いけれども)我々は社会的、そして神話的儀式を行う。婚姻届、任命式や就名式、入社(学)式に成人式…個々の事情から切り離され演じられるその「役職に対して」私たちは敬意をもっと払うべきではないだろうか。

社会は我々を導くものでなくてはならないと氏は繰り返し語っている。
より良い社会を作ろうというスローガンを良く目にするけれども、こういう社会を作る、という考え方こそがおこがましいのではないだろうか。
己を犠牲にして自分に与えられた地位を演じきり、他者はその社会的地位に対して敬意を払い、社会はその地位を与える立場にある神話の舞台である。

現代にも脈々と流れている神話の力をあらゆる点から語りだす氏だが、しかしそれは認識されずあやふやとなり、崩壊しつつあるという警鐘をもならしている。

社会という神話。それをもう一度誠意を込めて見つめ直すときではないだろうか。

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紙の本

ドラマ

2015/08/23 02:54

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:jake - この投稿者のレビュー一覧を見る

ドラマの本質と基礎感覚が理解できる一冊。
スターウォーズなどの映画関連で広く知られるようになったが、
根本的にはドラマツルギーにその根を持つ学術麺でも価値がある。

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2014/08/01 04:50

投稿元:ブクログ

神話を題材にしつつ、筆者は生きることそのものを祝福している。P99〜のインディアン部族の首長の言葉があまりに美しく、英語本と日本語本を交互に何度も読んだ。

2010/11/23 21:40

投稿元:ブクログ

禅を持ち上げられるとにやにやしちゃう。西洋世界がメインでしたがちゃんとシャーマニニズムにも造詣があり勉強になります。進行形です。

2014/09/07 01:19

投稿元:ブクログ

ジョーゼフ・キャンベルは神話と科学を対立させていない。彼があらゆる神話を収集しそこに共通項を見つけるという仕事もまた科学であり、各時代の科学の臨界線のまわりに漂う気配が神話をなしてきたのだな、とこの知の巨人の発言を読んで思った。

2011/09/10 23:40

投稿元:ブクログ

ジャーナリスト、ビル・モイヤーズにより行われた、
神話学者ジョーゼフ・キャンベルへの
一連のTVインタビューシリーズをキャンベルの死後
書籍として出版したもの。

序盤から話の要点がいまいちつかめないのは、
単にモイヤーズの投げかける質問が
ことごとく少しずつずれているという理由でもあるが、
おそらく「なぜ神話が重要なのか」という大前提の問いに
きっちり答えてから話を進めていないのが
その主な原因だろう。

ただ、もしユングが正しいとするなら、
ユングにおける「元型」が神話のイメージと密接な関係があるので、
もしすべての人間が「集合的無意識」につき動かされているなら、
その要素である「元型」を理解するための神話についての
知識や解釈は、人間が生きていくためには
とても重要な知恵となると言える。

キャンベルによると、単一民族国家であった歴史が
長い国では、習慣の持つ影響力が大きくなる。
これは日本に暮らしていると実感としてうなずける。

キャンベルは、神話はその土地の自然のあり方を
物語化したもの、と言っているが、
そうだとすれば、人類のこれまでの歴史において
自然の姿から物語を生み出す時代は残念ながら
とうに過ぎていて、ある意味物語を作る行為は
メタ化されていて、神話をもとに紡ぐようになっている。
昨今では神話をもとに紡がれた物語を材料として
物語を紡ぐようになっているので、
メタレベルが上がっているともいえる気がする。

この本はあくまで個別の神話への入門書なので、
この一冊で何かが分かる、という本ではないが、
神話を改めて読んでみるよいきっかけになる。

2014/11/29 18:08

投稿元:ブクログ

世界の捉え方が変わる種類の名著。たとえば、
アダムとエバは対立観念を知ることで追放された。つまり超越者とは対立観念では認識することができないものであって、一の世界においてしか感知できないもの。我々が言葉や感覚で捉え認識することすらできないもの。
訳本が書店で見つからないのが難点

2011/11/30 00:49

投稿元:ブクログ

読んでいる時は神話についての話だと思っていたけれど、気になった箇所のメモを取ってみたら、これは神話を拠り所にした現代への教えの本なのだと気づいた。読み応えあり。

2011/04/13 09:02

投稿元:ブクログ

深刻で絶え間ない人間の苦悩こそ古典的な神話の主要なテーマ
あらゆる苦しみや悩みの隠れた原因は、生命の有限性であり、それが人生の最も基礎的な条件だ まし人生を正しく受け入れをうと思うなら、この事実を否定する事はできない

2010/08/29 18:06

投稿元:ブクログ

世界各地に伝わる神話の成り立ちや共通項を明らかにし、神話が伝えているメッセージを解き明かしている本。

正直、長いし、難しいわで読むのが大変でした。

だけど、これまでいまいち言葉に出来ていなかったような概念や考え方がまとめられていた部分もあって、得るものも多かったです。

また折を見て読み返そうと思います。

2010/10/08 12:01

投稿元:ブクログ

http://d.hatena.ne.jp/mos9/20100330/1269911808
http://d.hatena.ne.jp/mos9/20100426/1272293693

2015/08/07 20:10

投稿元:ブクログ

スターウォーズもこのキャンベルの神話のストーリーから生まれている。すべてのストーリーの元型を求めた著者が、スカイウォーターランチというスターウォーズの聖地でおこなった対談。興味深い話が多い。

2012/08/12 05:03

投稿元:ブクログ

 人々はよく、われわれは生きることの意味を探っていると言いますが、人間がほんとうに探求しているのは、たぶん生命の意味ではありません。人間がほんとうに求めているのは、<いま生きているという経験>だと思います。
純粋に物理的な次元における生活体験が、自己の最も内面的な存在ないし実体に共鳴をもたらすことによって、生きている無上の喜びを実感する、それを求めているのです。

 もし人生の途中でなにが案内標識の役をしているか、それがわからないければ自分で作り上げるしかありません。ところが、もし神話というテーマが自分をとらえた場合は、こうした伝統のあれこれのおかげで、言い換えれば、人生を豊かにし、活性化してくれるような深みのある情報のおかげで、もうそれを手放したくないと思うものです。
(第一章 神話と現代の世界より)

 
 神話は詩です、隠喩ですよ。神話は究極の真理の一歩手前にあるとよく言われますが、うまい表現だと思います。究極のものは言葉にはできない、だから一歩手前なんです、究極は言葉を超えている。イメージを超えている。その生成の輪の、意識を取り囲む外輪を超えている。神話は精神をその外輪の外へと、知ることはできるがしかし語ることはできない世界へと、放り投げるのです。・・・そういう経験とともに、ということはその神秘とあなた自身の神秘を知りつつ人生を生きるのは、大事なことです。それは人生に新たな輝きを、調和を、大きさを、与えてくれる。神話的にものを考えることは、あなたがこの「涙の谷」において避けられない悲嘆や困苦と、折り合いをつけて生きるのを助けてくれます。あなたの人生のマイナスメンだとかマイナスの時期だと思われるもののなかに、プラスの価値を認めることを神話から学ぶのです。大きな問題は、あなたが自分の冒険に心からイエスといえるかどうかです。
(第五章 英雄の冒険)


 神話とは、人間の夢。もっといえば、世界の夢である。人間の肉体という器は古来より全く変化していない。したがって、神話は原初的な人間の生のモチーフとして、決して色褪せるということが起こらないのである。
 

2010/11/29 20:50

投稿元:ブクログ

この本は、たしかポストモダンとかニューアカとかがまだ騒がしかった頃、日本でもベストセラーになった本だったと思う。当時は結局読まなかったが、突然文庫になったので読んでみた。
人類学/神話学とは言っても学術的な部分はまったくなく、一般向け放送用に組まれたインタビューを書物にまとめたもので、ぜんぜん難しいところはない。というか、かなり通俗的な内容になっている。
著者キャンベルの主張の要点は

1.各世界の様々な神話は、かなり共通のシンボリズムを持ち、ユング風に普遍的な、通底する人間精神の根幹をものがたっている。
2.神話的な思考は、連綿と現代につながってきており、20世紀の欧米の文化事象にも変容してあらわれている。
3.神話や英雄物語のなかに、私たちは人生の教訓を見ることができる。

といったところだろうか。
しかしいずれも通俗的レベルで話は終わっていて、神話学の専門性への興味を惹起するものはない。
とりわけ最後に人生訓になってしまうところがなんとも俗っぽくて残念だった。それに、どういうわけか後半はヨーロッパの伝承や中世の吟遊詩人の話になっており、「神話学」で注目される非西洋圏の神話群は前半言及されたあと、どこかに行ってしまう。
キャンベルの学術的な著作を読んでみたらおもしろいのかもしれないが、この本にはあまり価値を感じなかった。

2010/11/25 17:19

投稿元:ブクログ

人の脳は物語を通して記憶する仕組みになっていること、そのため何かを伝えるには物語を通して行うと効果的なこと、民族や部族の歴史、大切な知恵は物語の形で口承で伝えられてきたこと、そして、神話のパターンはほぼ3~4種類に分類でき、映画「スターウォーズ」はその代表的なパターンを踏襲して大ヒットさせたことなど、神話や物語についてはいろいろな本で紹介され気になっていました。
著者の代表作「千の顔を持つ英雄」をそのうちに読もうと思っていたら、たまたま書店でこの本を見つけとりあえず読んでみました。

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