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  • カテゴリ:一般
  • 発行年月:2010.7
  • 出版社: 新潮社
  • サイズ:21cm/204p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-10-309632-0

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アート本

紙の本

絵で見る十字軍物語

著者 塩野 七生 (著),ギュスターヴ・ドレ (絵)

21世紀にもつながるキリスト教vs.イスラム教、対立の原点。聖地奪還のための大遠征はどう始まり、どう戦われ、どう破綻したのか…。複雑に絡み合う歴史背景を解きほぐし、美しい...

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絵で見る十字軍物語

税込 2,420 22pt

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税込 1,936 17pt

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商品説明

21世紀にもつながるキリスト教vs.イスラム教、対立の原点。聖地奪還のための大遠征はどう始まり、どう戦われ、どう破綻したのか…。複雑に絡み合う歴史背景を解きほぐし、美しい挿絵とともに壮大な物語へと誘い出す。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

塩野 七生

略歴
〈塩野七生〉1937年東京生まれ。学習院大学文学部哲学科卒業。「チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷」により毎日出版文化賞、「海の都の物語」でサントリー学芸賞を受賞。

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みんなのレビュー52件

みんなの評価3.8

評価内訳

紙の本

絵本のように挿絵がいっぱい

2023/05/09 14:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る

十字軍の歴史を学ぶ前に手にした本でした。
イラスト(挿絵)がいっぱいで想像力を補ってくれる本だと思います。読みやすいです。
そんなに細かく歴史については書かれていませんが、予備知識程度でしたら良い本だと思います。

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紙の本

高校の歴史で習った十字軍は、疑問だらけでした。

2010/09/12 22:08

8人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:龍. - この投稿者のレビュー一覧を見る

高校の歴史で習った十字軍は、疑問だらけでした。

そもそも、宗教をめぐって戦争になることすら理解できませんでした。しかし、現代の状況をみると、十字軍の衝突が対立の原点となっているのは間違いないようです。

本書は、でひとつの項目が19世紀活躍したドレの版画と簡潔な本文と関係地図構成されています。

美術的な興味がない人でも、インクの濃淡で表現されたこの絵の美しさは十分楽しめます。

十字軍は最初の戦争から終わりまで長い年月が費やされていること。たくさんの個性豊かな人物が登場していて、体系的に理解することが難しいのが難点です。

しかも、その戦争の目的は聖地エルサレムの奪還というものから、政治的な要素も加えられ、拡散して展開されているのです。

本書は、塩野氏の十字軍4部作の第一弾だということですが、今後の刊行が楽しみです。

なにせ彼女の戦争の描写は、理論的なのに情緒的、人物についても客観的であるような記述から主観が入ってみたりとダイナミックだからです。

とりあえず絵を見て歴史に思いをはせるにはよいのでは。

龍.


http://ameblo.jp/12484/








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紙の本

絵みているだけで十字軍の歴史がわかる、なんて思っていたら大間違い。聞いているだけで英語が覚えられる、っていうのと同じレベルの幻想です。この絵本を読んでもピンとこなかったことが、『十字軍物語1』を読むと、あ、あれだ、と腑に落ちる。あくまで副読本とお考えください。それにしてもドレの絵は素晴らしい・・・

2011/03/01 20:19

5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:みーちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

年末といえば、塩野七生、というパターンがこの20年近く続いているわけですが、この本はその前ふりとでもいったらいい本で、このような新プロジェクトの存在を知らなかった私は、出版ニュースを知った時、正直、驚いたわけです。塩野の作品をほぼデビュー当時から読んできた私にとって、彼女の活動は『ローマ人の物語』の完結をもって終わる、というか休止期間に入るだろうと思っていたわけです。

それは塩野が1937年生まれという、年齢上のこともあります。ですから、『ローマ亡き後の地中海世界』が出た時も、嬉しいけれど? という思いがありました。ただ、ある意味、『ローマ人の物語』の落穂拾い的な意味で、徐々に減速する、その過程で生まれた作品なんだろう、と一人判断していたわけです。ですから、それが減速どころか再び速度を上げるかのような新シリーズとなり、最終巻までの日程まで明示されると、西尾維新じゃないんだから、なんて呆れたりもします。出版社はこの本の位置づけを
               *
待望の新シリーズ〈全4冊〉。西洋中世史最大の事件、十字軍。その最良にして、もっとも美しい入門書!

現代にもつながるキリスト教vs.イスラム教、その対立の原点。聖地イェルサレム奪還のための遠征はどう始まり、どう戦われ、どう破綻したのか――。複雑に絡み合う歴史背景をわかりやすく解きほぐし、美しい挿絵とともに壮大な物語へと誘い出す。「ローマ人の物語」に続く待望の新シリーズ「十字軍物語」の第一弾が登場!
               *
と書きます。ついでにデータ的なことを書いてしまえば

カバーおよび本文内挿画
     ギュスターヴ・ドレ Gusutave Dore
History of the Crusades,Vol.1&2 より
     (Joseph F. Michaud 著 Barrie,Philaderphia.1880)
143頁 バルレッタ城(イタリア)蔵
     Alinari Archaives
カバー表 大英博物館蔵 AKG-images
地図作製 綜合精図研究所
装  幀 新潮社装幀室

となります。目次がないので、構成をかくと、まず最初に、「読者へ、塩野七生から」があって、そのあと塩野の言葉を借りれば
               *
左右二ページで成る見開き頁の左側全面を使って、ドレの絵を紹介する。それで反対側になる右側のページだが、ここは上下に分け、上段には地図を載せ、左ページの絵に描かれたエピソードが展開した土地を、丸く囲むことで指し示す。そして、残った右ページの下段では、ごく簡単な解説を記すことにしたのである。歴史と地理は表裏一体であるというのが私の信念だが、今度こそそれをひと目で見られるスペース内で具体化する。裏には、この想いもあったのである。
               *
というページが「聖地巡礼途上で難事に遭遇したキリスト教徒に、助けの手を差しのべるイスラム教徒」から「レパントの海戦」まで続いて奥付となります。ともかく98葉のどれの小口木版画が素晴らしい。塩野が古本屋で手にした一冊の本、19世紀前半の歴史作家フランソワ・ミショーの文章に、その世紀の後半になってギュスターヴ・ドレが挿絵を描いたという『十字軍の歴史』がなければ、この本は生まれなかっただろうといえるほどに素晴らしい。

もう、どの絵がというのはなくて、どれも素晴らしいのですが、一つはやはりその精細なことでしょう。特に群衆シーンの見事さといったら、こういう部分では日本の浮世絵でも敵いません。それとモノトーン、線描による色調表現です。銅版画でもここまで明暗を上手く描き分けられた作品があるか、私は驚きの思い出見ました。単に明暗ではありません。その闇の持つ暗さの段階がとてもよく表現され、それが可能であるために遠近感も空気までもがきちんと表現されているのです。

実際に塩野が手にした本のサイズ、そしてそこに収められたドレの絵の大きさ、さらに言えば原画のサイズなども知りたかった。そういうことは、今後の本の中で補遺として教えてほしいものです。ただし、ドレの絵は素晴らしいものの、これで十字軍の歴史がどれほど分かるかといえば、それはそれ。今後の塩野の筆にかかっている、といっていいでしょう。とはいえ、塩野ファンであれば『ローマ亡き後の地中海世界』のなかで触れられていることもあるので、初耳というのは少ないかもしれません。

それにしても夥しい死者です。切られた首が散乱する光景がこれほど大量に描かれるのをみると、イスラム原理主義者の聖戦というのも、このキリスト教世界に対する当然の報復ではないか、などと不穏な考えをもちたくなるほどで、十字軍はまさに軍隊であり、宗教という名のもとに行われた戦争こそが本質であったことをまざまざと教えられます。

それと捕虜の扱いです。十字軍当初はキリスト教側の裏切り、というか約束無視の惨殺などがありましたが、後期になってくると『ローマ亡き後の地中海世界』で述べられていたように、捕虜になってもお金さえ支払えば解放してくれるようになります。そうして多くの命が救われた。日本政府は第二次大戦中はもちろん、つい先日まで民間人が捕虜になっても見殺しにしろ、などという自民党政治家がいたように、国際法や国民を守る、ひいてはそれが相手国の捕虜を正しく扱うことになる、ということに気付きもしませんでした。

そこらは井上ひさし最後の作品である『一週間』を読んで確認してみてください。ソビエトの非道はありますが、帝国軍人の腐りきった考えかた、行動を知れば、まず私たちがしなければならないのは、自虐史観として過去の行いをなかったことにするのではなく、謙虚に自らの襟を正すことであり、それなくして他国には何もいえない、ということに気付くはずです。

ただし、この本だけで、そういうことまで期待するのは無理かもしれません。私にとっては素晴らしい図録を見たという以上の感動はありませんでした。そう、これはあくまで補巻です。その意味が解るのは、年末に出た本編の第一巻を読んだ時です。ああ、この場面があのドレの挿絵だったんだ、おお、これが、といやでもこの本のことを思い出すはずです。そういう意味で、これを入門書と位置づけてはいけません。本編を読みながら、改めて見返す、そういうものです。本当は、サイズを変えてでも改めて本編に組み込んでもいいのではないか、私はそう思います。

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紙の本

序曲として選んだ理由

2012/08/31 02:32

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:コーチャン - この投稿者のレビュー一覧を見る

『十字軍物語』に先んじて出版された『絵で見る十字軍物語』。左ページが19世紀の画家ギュスターヴ=ドレによる版画、右ページがそれに関するエピソード、背景となった場所を示す地図という構成になっている。『十字軍物語』の序曲としての役割をもつという本書の半分は絵なので、絵本のような感覚で楽しめる。絵の背景となった事件は大体どれも本巻に描かれているので、わざわざ別巻にせず本巻の挿絵として使えばいいのにと、最初は思った...。
 もともと19世紀の歴史家ミショーの『十字軍の歴史』という本の挿絵として使われていたこれらの版画は、戦争に特有の悲惨な光景、サラディンや獅子心王リチャードなど勇壮な戦士の姿だけでなく、出征前の兵士と家族の別れなどさまざまな光景を描いている。冒頭の十字軍前の風景からして興味をかきたてられる。第1回十字軍より半世紀前に生きた中世の残虐な領主、アンジュー伯フルクの懺悔と巡礼の物語は、十字軍の原動力になった当時の人々の信仰と救いへの渇望を伝えるものである。一方、かつて聖地イェルサレムでキリスト教の巡礼者と現地のイスラム教徒とが仲よくしていた様子も描かれており、十字軍の独善性とそれの招いた不幸というものがより一層感じられる。
 塩野も書いているように、これらの絵は十字軍側を美化し、イスラム側をけなすためのものでは決してない。本書には出てこないが、ミショーの記述は、啓蒙時代を経験した近代ヨーロッパの歴史家らしいきわめて公平な視点からなされているという。ドレもまたキリスト教徒、イスラム教徒の一人一人を偏見なしにともに描いており、これらの絵を「イスラム教徒が見たとしても、その人がよほどの狂信の徒でないかぎりは、不快感をいだかないであろう」というはしがきの言葉にはうなずかれる。
 そういう意味で本書は、塩野が常々目指している、非キリスト教徒、非イスラム教徒の視点からの歴史記述を、視覚的に補助するものといえよう。だから、彼女が『十字軍物語』の序曲としてこのような絵本を選んだのも、今はよくわかる気がする。

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紙の本

貴重な資料と解説

2024/04/01 19:59

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:バベル - この投稿者のレビュー一覧を見る

十字軍の遠征や戦いに関する資料は決して多くなく、この様に絵として残っていて、それぞれに解説があると、その当時のことに対して理解が深められる。

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紙の本

圧倒される絵の連続

2022/04/03 03:40

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:719h - この投稿者のレビュー一覧を見る

なにしろ、ギュスターヴ・ドレによる絵を
堪能したくて手にした本です。

文章の方にはさほど期待もせず、
挿絵ならぬ、「挿し文」として読んでいました。

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紙の本

相変わらずの悪文ですが、今回は短いので助かりました。

2010/10/06 15:58

11人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る




ローマ史を完成させた著者が次に取り組んだのが十字軍物語です。

その予告編とでもいうべき本書ではギュスターヴ・ドレの精巧なモノクロ版画を紹介しながら、11世紀末から13世紀後半に至るまで聖地エルサレムの回復をめざして全8回にわたって繰り広げられた十字軍の歴史をかいつまんで紹介しています。

十字軍とは西欧キリスト教世界が総力を挙げて取り組んだイスラム教との武力闘争でしたが、彼らは一時は聖地奪還に成功したものの結局は全面的な敗北を余儀なくされ、暴に報いるに暴、狂信に報いるに狂信という非寛容の一神教のおろかさ、あほらしさを天下のもとにさらけだす結末を迎えたわけです。

しかし当の当事者たちはあれから何世紀も経過したというのにちっとも懲りずに、そのおろかさ、あほらしさの遺伝子をいまなお中近東をはじめ世界各地で引き継ぎながら果てしない死闘を繰り広げているといえましょう。


全8回の十字軍の姿形はそれぞれが異なっているのですが、やはり印象に残るのは隠者ピエールの「神がそれを望んでおられる」のキャッチフレーズのもとで開始された第一回の十字軍。ピエールに従って行軍するだけで「すべてを免罪にする」と請け負ったローマ法王の悪乗りがこの暴挙を後押ししたことは間違いないでしょう。

フランス国王ルイが捕虜になったり宮廷の美女がイスラム教徒に犯されたり、何百万の戦士が虐殺したりされたり、暴挙といえばこれほどの暴挙はありませんが、獅子王リチャードやサラディンの奮戦など数多くの英雄が大活躍したことも事実です。

回数のうちには数えられていませんが、第五次の前に実行された少年少女十字軍ほど悲劇的なものはないでしょう。フランスとドイツを中心に始まった自然発生的な子どもたちの大行進は南仏の港に向かうまでに生き倒れになったり、騙されて人買いに売られたりして悲惨な末路を迎えたのでした。

この人の日本語は相変わらずの悪文ですが、今回は短いので助かりました。


台所の流しの隅の物入れに髪の毛が入った風呂水を捨てるのは止めてください 茫洋

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2010/07/26 21:12

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2010/08/01 14:39

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2010/08/04 22:33

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2010/08/08 12:39

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2010/10/18 17:24

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2010/08/14 18:31

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2010/08/29 23:03

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2010/09/14 01:07

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