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紙の本
絆
著者 武田 双雲 (著),William I.Elliott (英訳),川村 和夫 (英訳),李 夢軍 (中国語訳)
自分が今まで踏み潰されても倒れずに来れたのは、絆が支えてくれてきたからだということを知った−。書道家・武田双雲の書と言葉を収録した作品集。英訳・中国語訳を併記。【「TRC...
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商品説明
自分が今まで踏み潰されても倒れずに来れたのは、絆が支えてくれてきたからだということを知った−。書道家・武田双雲の書と言葉を収録した作品集。英訳・中国語訳を併記。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
武田 双雲
- 略歴
- 〈武田双雲〉1975年熊本県生まれ。東京理科大学理工学部卒業。書道家。アーティストとのコラボレーションや斬新な個展など、独自の創作活動で注目を集める。著書に「たのしか」「上機嫌のすすめ」など。
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書店員レビュー
3月11日、日本は未...
ジュンク堂書店新潟店さん
3月11日、日本は未曾有の震災を経験した。
震災前と後では、皆その概念を覆されるとともに、人との繋がりを強く意識したことだろう。
本書は昨年12月に発売された。
「絆」という表題をやや面映ゆさを以って眺めた当時とは違い、その大切さを確かに感じることが出来る。
表題「絆」から始まり、冒頭の作品は「生」、最後を締め括るのは「感謝」の文字。
武田双雲の力強い文字とメッセージはきっと見る人を勇気づけてくれるだろう。
芸術書担当 水野
紙の本
絵画でもそうだが、「崩せる」その陰には、基本の裏打ちがある。
2011/03/15 17:07
3人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:7ひきのこぶた - この投稿者のレビュー一覧を見る
世界中で「字」を芸術にまで高めたのは、日本ではないかと思う。「漢字」本場の中国でも「書道」はあるだろう。だが、近年の発展は、日本のほうが上だと思う。本書を開いて、その感を強くした。
体裁は、著者が「一文字」を記し、その文字の“賛”のような、“詩”のような、“語”のような数行を書き添える。例えば「悲」であれば、「悲しさから逃げない。悲しみは思ったよりずっと深いものだから。」。そして、その“賛”の英訳と、中国語訳と共に(それも引用したかったが、英語はともかく、中国語は簡体字なので断念)。中国語訳があるのは、「出藍の誉れ」ではないが、中国で生まれた「漢字」が日本でここまで、アーティスティックに変貌を遂げたかとの自信の表れか。断っておくと、これは私の憶測。芸術は作品自体が語るものだから、訳文が併記されている理由は、どこにも書かれていない。
元の字をあまり崩していないので、なんという字かすぐに判るものもあれば、字だけ見ると、言い古した表現だが、“ミミズがのたくった”ような判別不能なものもある。ただ、字として読めなくても、なにかこちらの胸に訴えてくることは確かだ。墨の濃淡も顕著だが、なにか意味があるのだろう。