「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「五代における「中国」と諸国の関係」「唐末杭州における都市勢力の形成と地域編成」などの論考を収録。中国の五代十国時代における国家の諸相を、「秩序」を鍵概念として明らかにする。【「TRC MARC」の商品解説】
中国史において五代十国時代は、一般に分裂・混乱期とされてきた。しかし本当に単なる無秩序・不条理の時代であったのか。各国間の均衡を保つ、何らかの秩序が存在していたとは考えられないか。
本書は、当該期に働く国際的な秩序構造に目をむける。第一部「天下のうち」篇では「平王」などの爵位や藩鎮制、国書の検討から「中国」―諸国間の支配関係を考察し、第二部「天下のそと」篇では中国の権力構造に含み込まれつつも、海上に新たな国際秩序をつくろうとした呉越国に焦点をあてて論じる。
既成の史観をはなれ、五代十国時代における「国家」の構造を明らかにする意欲作。【商品解説】
目次
- 序 論 五代政治史研究の成果と課題
- 第一節 五代史の語られ方
- 第二節 五代十国政治史研究の成果
- 第三節 五代十国史研究の課題―天下論を参考に―
- 第四節 本論の構成
- 第一部 天下のうち篇
- 第一章 五代の「中国」と平王
- 第一節 平王の位階
著者紹介
山崎 覚士
- 略歴
- 〈山崎覚士〉1973年大阪府生まれ。大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。博士(文学)。佛教大学歴史学部歴史学科准教授。
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む