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紙の本
江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち (中公新書)
著者 板坂 耀子 (著)
人びとの「旅」への意識が劇的に変わった江戸時代。好奇心いっぱいの殿様の旅、国学者のお花見、巡検使同行の蝦夷見聞などを通して、江戸の紀行文の全体像を浮かび上がらせる。【「T...
江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち (中公新書)
江戸の紀行文 泰平の世の旅人たち
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商品説明
人びとの「旅」への意識が劇的に変わった江戸時代。好奇心いっぱいの殿様の旅、国学者のお花見、巡検使同行の蝦夷見聞などを通して、江戸の紀行文の全体像を浮かび上がらせる。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
板坂 耀子
- 略歴
- 〈板坂耀子〉1946年大分県生まれ。九州大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。福岡教育大学名誉教授。博士(文学)。著書に「私のために戦うな」「平家物語」など。
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江戸の紀行文
2022/02/09 17:20
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投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸時代の紀行文として圧倒的に取り上げられる頻度が高いのは松尾芭蕉の『奥の細道』だが、これは当時の紀行文としては例外的に中世の旅を再現しようとしたものであって、これとは別の紀行文のあり方があった。著者は当時の一般的な紀行文を実用文と王朝文学を模倣した国学的なものとに分けて解説している。
本居宣長が王朝文学の文章を模範としながら他の同じような文章と一線を画したのは、若い頃に習得し後に批判した漢文の論理や明晰さが影響しているのではないかという点は興味深かった。