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紙の本
万葉挽歌の成立
著者 塚本 澄子 (著)
死者を追慕する「われ」をことばによって表出する「挽歌」は、どのように生まれ、歌い継がれたのか。挽歌の源流である天皇葬歌、日本書紀の孝徳・斉明紀に見える挽歌、万葉集中の挽歌...
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商品説明
死者を追慕する「われ」をことばによって表出する「挽歌」は、どのように生まれ、歌い継がれたのか。挽歌の源流である天皇葬歌、日本書紀の孝徳・斉明紀に見える挽歌、万葉集中の挽歌について論じ、その内実を探る。【「TRC MARC」の商品解説】
死者を追慕する「われ」を
ことばによって表出する「挽歌」は、
どのように生まれ、歌い継がれたのか。
その内実を探る。
第一章で挽歌の発生と成立、第二章でその表現を考察。
挽歌の源流である天皇葬歌、日本書紀の孝徳・斉明紀に見える挽歌、万葉集中の挽歌について論じる。付篇として、斉明天皇・中皇命・十市皇女をとりあげた万葉前期歌人論を収録。
【挽歌をよむという文学的営為は古代の人々にとってそうかんたんなものではなかったはずである。死別の悲しみは人間の基本的感情のひとつであるが、その感情を歌として表出する挽歌の歴史は雑歌や相聞と比べて浅く、挽歌が自然発生的にうまれたものではないことを示してもいる。】...第一章第三節より【商品解説】
目次
- 第一章 挽歌の発生と成立
- 第一節 挽歌発生前史における葬歌の意義
- 第二節 孝徳・斉明紀の挽歌における詩の成立の問題--類歌性をめぐって--
- 第三節 挽歌をよむ女
- 第二章 挽歌の表現
- 第一節 倭大后の挽歌の世界--「玉かづら」の解釈をめぐって--
- 第二節 万葉集における「影」と「面影」--倭大后の挽歌の「影」の意味--
- 第三節 十市皇女挽歌--「山吹の立ちよそひたる山清水」--
- 第四節 柿本人麻呂の死の表現--「黄葉」によせる思い--
著者紹介
塚本 澄子
- 略歴
- 〈塚本澄子〉昭和20〜平成20年。北海道生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程単位取得退学。作新学院大学人間文化学部人間文化学科教授を務めた。
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