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紙の本
古代ローマの饗宴 (講談社学術文庫)
著者 エウジェニア・S.P.リコッティ (著),武谷 なおみ (訳)
【ピーコ・デッラ・ミランドラ賞】〔平凡社 1991年刊の改変〕【「TRC MARC」の商品解説】キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のでき...
古代ローマの饗宴 (講談社学術文庫)
古代ローマの饗宴
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商品説明
【ピーコ・デッラ・ミランドラ賞】〔平凡社 1991年刊の改変〕【「TRC MARC」の商品解説】
キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。
永遠なる美食の大帝国で、人々は何をどう食べ、飲んでいたのか?
監察官カトー、武将アントニウス、詩人ホラティウス、『料理書』のアピキウス、解放奴隷、農夫……。当時のレシピも併録
キャベツ礼賛者カトー、最高の饗宴を催した解放奴隷トリマルキオ、「真似のできない暮し」をしたクレオパトラ、葡萄酒を愛した詩人ホラティウス、消化不良のキケロ……。養殖の海魚、肥えたヤマネ、乳育のカタツムリなど贅を極めた晩餐から、農夫の質実剛健な食卓まで、二千年前、大繁栄を謳歌した帝国の食文化とは。当時の食材やレシピも多数併録。
私はなにを語るのでしょう? むろんそれは古代ローマの社会生活や習慣であり、ローマ人の時間の過ごし方や、楽しみ方といったものです。友達と会うこと、愛する人と睦まじく食事をすること、好物の料理を味わうこと。結局のところ、今日私たちがやっていることとそんなに違いはありません。宴会でなにがどのようにふるまわれたかも調査ずみです。また巻末では、いくつか古代ローマのレシピを紹介します。皆様方のお国には、おいしい魚と肉、ハチミツ、それに、ローマ人が好んで用いた品々がたくさんある。だから再現はきっと可能なはずです。――<「学術文庫版によせて」より抜粋>
※本書は1991年、平凡社より刊行された『古代ローマの饗宴』を元に改変をほどこしました。【商品解説】
目次
- 序章 古代の饗宴へ
- 第一章 ローマ式宴会の規則
- 第二章 「美食」ギリシャからローマへ
- 第三章 カトーの夕餉
- 第四章 ヴァロとカエサルの晩餐
- 第五章 キケロ、そしてクレオパトラとアントニウス
- 第六章 ホラティウスの酒杯
- 第七章 粋判官ペトロニウスまたはトリマルキオの饗宴
- 第八章 饗宴詩人マルティアリス
- 第九章 ユヴェナリスと皇帝たちの食卓
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