ギリシア神話を知っていますか 改版 （新潮文庫）

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投稿者：まい　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

全く知識のなかったわたしでも、とても楽しく読めました。また読み返そうと思います。

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投稿者：North Shin　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ギリシア神話は、西洋の文化の基盤といってもよい重要な文化遺産だと思います。
この本は、手軽に読めて、勉強にもなるので、お勧めです。

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投稿者：GTO　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

阿刀田高の『〜を知っていますか』シリーズは、とにかく面白いので読んでみましょう。

　　たとえばこのギリシャ神話、普通の翻訳であればこの本の３倍以上の量になり、話の流れも結構まどろっこしい上、話があちこちするのでわかりにくい。もちろん、必要とあれば、全訳を読むのがよいが、まずは、この本を読んでからのほうが、本編も楽しめると思う。

　三国志を知りたい時、いきなり『三国志演義』やその翻訳に挑戦するのではなく、まずは、横山光輝のマンガ『三国志」を読み、次に吉川英治の『三国志』を読んでからにするというようなふうにである。

　ギリシャ神話は、欧米文化を知るための第一歩。高校生から文学部・外国語学部の一年生に勧めます。

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投稿者：honyomi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ギリシア神話に興味を持って、
読みやすそうな書籍を探していたとき、
この本を見つけました。
難しすぎず、エッセイ感覚で読める本です。

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投稿者：ＡＰＲＩＣＯＴ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

本書はどういう本と言うべきだろう。たとえば、専門家ではないが、いろいろな本をたくさん読みこなしている物知りの知人に、「ギリシア神話ってどんな話？」と尋ねたとする。その知人は「そうだねえ、たとえばトロイアにカッサンドラという王女様がいて…」などと、トピックをいくつか選んで、時には脱線し、時には主観を交え、時には想像力を大きくふくらませながら、自分の言葉で楽しそうに語ってくれる…本書は、そのような語りを活字にした本と思えばいいだろう。
専門家でもない人間が、無責任に解説書を書くなんて…と不快に思う読者もいるかもしれない。確かに、バイアスがかかりすぎていて、入門書と言うにはやや難がある。特に学生などが、この本だけでレポートを書くとしたら問題だろう。しかし、この本がどういう本なのかを充分承知したうえで、気軽に楽しむ分には、それほど目くじらを立てなくても良いのでは、と思う。
とりわけ、本書に触発されて、“本物の”ギリシア神話を読もうとする人間が１人でも出て来るのなら、本書は充分役割を果たしていると言えよう。ただ、どうせなら、巻末に参考文献をもっと紹介してほしかった。

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投稿者：joya　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　ギリシア神話についてのいろんな蘊蓄を含みつつ、時に下世話に、時に身もフタもなく語って、それぞれの物語の本質に迫ります。
　ギリシア神話と言うのは、神話群の中では、比較的、誰にもよく知られているものと思いますが、この本でもう一度味わい直すのも楽しいでしょう。通勤・通学のお供におすすめ。