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あの日からのマンガ (BEAM COMIX)(ビームコミックス)

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あの日からのマンガ (BEAM COMIX)

しりあがり 寿 (著)

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486(4pt) あの日からのマンガ

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8人中、8人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/10/15 20:55

評価5 投稿者:Tucker - この投稿者のレビュー一覧を見る

「あの日」とは、東日本大震災が発生した 2011/03/11 のこと。

朝日新聞夕刊に連載されている4コママンガ「地球防衛家のヒトビト」と「月刊コミックビーム」「小説宝石」に掲載された震災及び原発事故がテーマの短編が収録されている。
テーマがテーマだけにマンガのネタにしてしまっていいのか、とも思うが、作者は「”たとえ間違えているとしても、今、描こう”と思いました」と覚悟の上だ。

作者自身、震災1ヵ月後、ボランティアに行っているので、被災地の状況や避難生活をしている人達の暮らしぶりの描き方には、実感がこもっている。

印象的なのは、建物の被害もあまりない地域から、津波の被害にあった地域に入った時の様子。
「とつぜん、なにもなくなった・・・」
という一文と、その後、瓦礫を描くコマが4コマ続く。

その落差を思い浮かべると、ゾッとするものがある。

それから、東京へ帰るので、別れの挨拶をするシーン。
「みなさん、今日、これからは?」
と聞くと
「今日、これからも何も・・・
 ず~~~~~っと復興です」
という答え。

遠い昔に終わった事のように思えてきてしまうが、被災地の人にとっては、まだまだ「途中」でしかない。


それでも4コママンガの方は、「エッセイマンガ」のような感じだが、短編の方はかなり痛烈な皮肉が込められている。
エネルギーシフトをした結果、暮らしは不便になったが、キレイな夜空を取り戻した、という話や放射性物質を擬人化したブラックな話、延々と議論ばかりしていて、事態を少しも前に進めない鳥のいる森の話などなど。
様々な意味で胸に突き刺さるものばかり。

短編の中で、一番、印象的なのものは最後に収録されている「そらとみず」
この短編には、セリフらしいセリフは出てこない。悲しい話なのだが、ラストに救いを感じるものだった。

震災から時間が経ったが、まだ何も終わっていない、という思いを新たにした。

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「あの日からの日本」を生きる全ての人へ

7人中、7人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2011/12/13 19:50

評価5 投稿者:Yosh - この投稿者のレビュー一覧を見る

 「3・11」以後、著者が「朝日新聞」(夕刊連載『地球防衛軍のヒトビト』3月15日~5月21日掲載分)、「コミック・ビーム」(5月号~8月号掲載の短編4話)、「小説宝石」(『川下り双子のオヤジ』5月号~7月号掲載の短編3話)、「TV Bros.」(『はなくそ時評』4~6月掲載の6篇)に発表した、東日本大震災および福島第一原子力発電所事故をテーマにした漫画を収録。

 或る女性作家が、3・11直後にこんなことを書いていた。医者や消防士、自衛隊のような手に技術を持つ人達は、被災地に行っても即戦力としてすぐ活躍し、貢献することが出来る。それに引き換え、そういう特殊技能を持ち合わせていない作家などは何の役にも立たず、せいぜい本の朗読くらいしか出来ることがない――。
 別に作家に限らず、これは震災後に殆どの日本人が共通して抱いていた悔しさ/切なさだと思う。未曾有の大惨事を目の当たりにし、自分に何が出来るのかどんな風にお役にたてるのかと自問自答してみても、その答えが見出せずただ途方に暮れるだけ。募金をしたり救援物資を提供するだけでいいのかと、己の無力さ/非力さに歯軋りするくらい情けない思いをした人は多い筈だ(少なくとも、ぼくは強い無力感に打ちひしがれた)。
 しかし、作家や音楽家といった「表現者」は普通の市井の人々は異なり、直接的/一次的救援活動こそ出来ないが、被災された人々を始めとする多くの人々を励ます間接的/二次的(精神的)支援をすることは出来る。そして場合によっては、この災害――特に原発事故――の本質を分析して世に問うたり、意見を広く表明することが可能である。しりあがり氏の凄いのは、「3・11」に真正面から向き合って作品を描き始めた時期の早さと、量と、アプローチの多様さである。今となってはどうとでも言えるが、地震直後に――大多数の「表現者」が、何を、どう表現していいか分からず茫然自失・躊躇している間に――猛然と創作活動を始め、しかも極めて質の高い作品を連打したことに目を見張る。
 ぼくも愛読している『地球防衛軍のヒトビト』は脱力系半歩手前のゆる~いユーモアとペーソスを基調としている四コママンガである。震災以降の掲載作でも基本テイストは変わっておらず、著者自ら4月上旬現地へボランティアに赴く経緯を描いた一連の作品も、「珍道中」的興趣に溢れていて、その変わらなさぶりにどこかホッとさせられる。しかし、であるからこそ、5月2日、6日、7日掲載分(本書P53~P54)は極めてショッキングである。ゆるいテイストを貫いていたしりあがり氏ですら、その手法を放棄せざるを得なくなった事実に、読者は、生半可な想像では及びもつかない現実の過酷さを否応無く知らされたのである。
 『地球防衛軍のヒトビト』が日常ユーモアスケッチであるのに対して、「コミック・ビーム」掲載の四篇は、しりあがり氏のもう一つの側面――『真夜中の弥次さん喜多さん』や『メメント・モリ』がその典型だが――シリアスでシュールでブラックな思索と方法論が一気に炸裂する。中でも『×希望』は、「表現者」ならではの想像力を駆使した一つの成果で、とりわけラストカットが衝撃的だ。その一方で、3・11後の日本の未来をSF的に描いた『海辺の村』、東京を捨て東北で子供を生むことを決意する女性の物語『震える街』、台詞が全く無い『そらとみず』の三篇は、過酷な現実を描きつつも、それを乗り越えんとする作者の真摯な祈りが、赤裸々に、顕わになっている。特に『そらとみず』は、無辜なる民への鎮魂歌(レクイエム)とでも呼びたい荘厳かつ哀切な作品で、自然と敬虔な想いにさせられる傑作である(宮崎駿『風の谷のナウシカ』を連想した人もいるだろう)。
 本書『あの日からのマンガ』は、「あの日からの日本」を決して忘れることのなきよう、日本内外で暮らし日本を愛する全ての人々が、今読むべき一冊である。

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この本だけは,絵柄抜きで読んでほしい

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2015/12/31 16:20

評価5 投稿者:まさ - この投稿者のレビュー一覧を見る

しりあがり寿さんは,たまにお見かけするけれど,自分とはあまり相性がよくないんだろうと思いこんでた.勝手に思い込んでた.川下りする双子のおじさんが通った森の中に,ずっといたんだろう.これからもいるんだろうか.ともかく,読んでよかった.

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3.11直後から震災をテーマに描かれた作品群

1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

2014/09/21 13:52

評価4 投稿者:あずきとぎ - この投稿者のレビュー一覧を見る

書名の「あの日」とは、2011年3月11日――東日本大震災が起こった日である。
いくつもの町が破壊され、多数の犠牲者を出した未曽有の大災害。
著者は、その直後から、震災と原発事故をテーマにした作品の執筆に取り掛かっていた。
それらは、複数のメディアに掲載された。
本書は、それらの作品をまとめたものである。

「朝日新聞」夕刊に連載されていた「地球防衛家のヒトビト」は、3月14日分から収録されている。
薄暗い部屋の中、家族四人が寄り添い合いながら、不安そうにTVから流れてくる震災のニュースを見つめている。
翌日以降も、継続して毎回震災に絡めた内容が描き続けられた。
四コマ漫画らしく、少しずつ笑いも付け足しながら。

「月刊コミックビーム」には、5月号(4月12日発売)から毎号読み切り作品が掲載された。
やはり、震災と原発事故、放射能(放射性物質)の拡散への恐れをテーマにしている。

「小説宝石」では、以前から連載していた「川下り双子のオヤジ」の5月号(4月22日発売)分から、震災と原発事故を含んだ内容となり、そこには風刺的な視点もみられる。

これらの作品を描く一方、著者は、震災から一か月後の4月11日の週に3泊4日で被災地を訪れている。
避難所を訪問し、他にいくつかのボランティア活動に参加をする。
また、津波に襲われた沿岸部の地域で、一面ガレキが広がっている以外何もない光景を見て、大きなショックを受けたという。
この体験が、作品に強く影響を及ぼし、また説得力を与えているのだろう。
(この被災地訪問の様子を、著者自身が新聞紙上に寄稿した記事も収載されている)

ほぼどの作品も、震災被害や原発事故を扱いながらも、未来への希望が描かれている。
特に、すばらしいのは、本書の最後に収められた「そらとみず」という作品だ。
被災地の一面に広がるガレキの画から始まる。
セリフは一切ない。
その為、読んでいる者に様々な思いを抱かせる。
僕は、この作品を鎮魂歌として受け取った。

震災の日から、三年以上が経過した。
だが、未だに復興事業が進まない地域もあり、原発の解体・廃炉作業は見通しが立たない。
我々は、これから何を知り、考え、忘れ、記憶すべきなのだろう。
敢えて捨て去るべきもの、持ち続けなくてはならないもの、といったものはないだろうか。
本書を読むことで、改めて「あの日」に経ち返り、我々の、各人の「これから」について考えてみるのも良いことだと思う。

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評価5 投稿元:ブクログ

2012/04/03 01:06

「あの日」とは、2011年3月11日。

地震直後、3月14日からずっと掲載されていた新聞の4コマを収録。
なんてことはない、その時その時の状況を描いている。
でもそれが大事。
とめどなく続いた余震とか、店頭から商品が消えた事とか、自粛とか、こうやって留めておかないと忘れ去られるものだから。

短編はそれぞれが、衝撃でした。
50年後の原発周辺、壊れた建屋を草木が覆い、周りには幾つもの風力発電の風車が立ち並ぶ風景は圧巻でした。
「川下り 双子のオヤジ」のオヤジたちは、まさに私達そのもの。
タイトル「希望」には、思いっきりバツ印がつけられている。それは最後まで読めば頷ける。いかにも一昔前のマンガみたいなキャラがわんさか出てきて、最後の最後であんなリアルな絵を見せられるのは、なんと言うか…しんどかった。

そして一番最後に収録されている「そらとみず」
あれはやっぱり、慰霊と鎮魂がこめられているのかな。

評価4 投稿元:ブクログ

2012/04/05 09:15

「希望」(原題は上から大きく×印がつけられている)は、黒い諧謔と切ない祈りが共存したフクイチ版「パンドラの箱」でおそろしい。被災地の状況に触れた途方に暮れた感じが生々しく表現された「地球防衛家のヒトビト」はリアルタイムで毎朝読んで凄いなあと思ったけれど、短編はさらに多義的でおもしろい。

評価5 投稿元:ブクログ

2011/08/13 13:18

よく描いた!涙が出た。
しりあがり氏の感性と想像力と優しさが、あの日、特にテレビの前で立ちすくむしかなかった人々が感じた哀しみ、痛み、迷い、願いや決意みたいなものに寄り添って、それを代弁してくれた気がしました。

評価0 投稿元:ブクログ

2011/12/03 20:10

2011年のうちに読まないと、と思ってて読んだけど、うまく読めない。星マークの評価もわからないからつけられない。

評価5 投稿元:ブクログ

2011/10/05 23:35

みんなの作品だと思った。特に「そらとうみ」。被災地の方の気持ちは被災地の方にしかわからない、何もできなかったし何もしてないし、原発は嫌だし逃げられない。みんな一緒だ。わたしたちには未来しかない。読みながらずっと、この一冊を読んで流れたたくさんの涙のことを思っていました。

評価5 投稿元:ブクログ

2011/10/18 13:52

冒頭のは、リアルタイムで読んでるのがちらほら。東北をどうにかせねばと思いつつ自分たちも混乱し右往左往する様子は、まさにあのときの首都圏の空気を伝えている。
それから少し時間がたってから掲載された、無言でテレビで震災の様子を見ていて、リモコンでパチっとお笑いの番組にチャンネルを変えると「アハハ」と笑い、また震災のほうにチャンネルを変えて「……」となる…てマンガ、共感。わたしそのもの。
そういう人はすごく多いと思う。わたしなんて、7ヶ月もたって今なおそういう状態…。

ボランティアに行ったときの、四コマひたすらにがれきの山だけを描かれているのには、胸が詰まる。
いろいろな放射能を擬人化したマンガについては、ちょっとどうかなぁと思う部分もあった。でも、この本に収録されているインタビューでしりあがりさんがおっしゃっている、「たとえ間違っていようとも表現したかった」という、その勇気に拍手を送りたい。

評価5 投稿元:ブクログ

2011/12/10 20:28

(2011.12.10読了)
【東日本大震災関連・その41】
28歳になる息子から、漫画だけどよかったよと回されてきた本です。早速読んでみました。
「あの日」3.11から、東日本大震災に関連したテーマで描いた作品が発表順にまとめられています。
「地球防衛家のヒトビト」朝日新聞・夕刊、3.15~5.21
「はなくそ時評」TV Bros.、4.2~6.25
「海辺の村」月刊コミックビーム5月号(4.12)
「川下り双子のオヤジ」小説宝石5月号~7月号
「希望(×)」月刊コミックビーム6月号(5.12)
「大きな賭けに負けたボクたちは」朝日新聞・夕刊(文芸批評5.24)
「震える街」月刊コミックビーム7月号(6.12)
「岩手漫画家応援ツアー」月刊コミックビーム8月号(7.12)
「そらとみず」月刊コミックビーム8月号(7.12)

・ヒトコマ漫画、四コマ漫画、月刊雑誌、新聞エッセイ、といったところです。
・四コマ漫画は、セリフが手書きで、ちょっと癖のある字なので、判読がちょっと大変かな? 4月21日の分からは、連続もので、東北でのボランティア活動が描かれています。5月21日まで続いています。著者の実際のボランティア活動については、5月24日の朝日新聞・夕刊に掲載されています。(この本では85頁)
・「川下り双子のオヤジ」5月号分では、いかだで川下りしていると突然の大地震で、地割れが起こり、流れていた川が地割れに流れ込んでしまい、下流には水が流れなくなってしまいます。(44頁)
「川が地割れで断ち切られた・・・」
「今までの常識や未来やいろんなものが渕の中に吸い込まれていく」
「ずっと大切にしていたものや」「馴染みだった風景や」「来るはずの明日や」「すべてのあたりまえのことが」「奈落の底に落ちてゆく」
下流へゆく川の水が無くなったので、おろおろしていると雨が降り出し、新しい流れができてきます。
「オレたちも自分で選ぶんだ」「新しい流れを」
「日常が戻った」
と、まとめて終わります。
・「海辺の村」は、50年後の世界です。石油の最後の一滴が組み上げられ、石油の時代は終わりを告げています。新しく誕生した子供たちには、背中に羽が生えています。豊かな生活を送ることをやめ、いつまでも続く幸せを選んだのです。
・「希望(×)」は、よく分からない生き物たちが「ボベン」やら「スーパーボベン」という意味不明の遊びに興じています。何かの中に閉じ込められ外へは出ることができないようです。
彼らは外の世界では嫌われているようです。世界(閉じ込められている容器)が突然壊れます。憧れの外の世界に飛び出すことができました。
彼らは、ヨウ素、ストロンチウム、プルトニウム、セシウム、でした。容器は、原子炉でした。
・「そらとみず」は、津波で亡くなった方々への鎮魂歌でしょう。セリフがありません。
眺めていると涙がこぼれます。
(2011年12月10日・記)

評価5 投稿元:ブクログ

2011/10/17 21:13

朝日新聞夕刊の4コマ漫画「地球防衛家のヒトビト」を3月14日掲載分から5月21日までを順に掲載。当時の日本人みんなの心象をライブにとらえて表現した漫画だった、とあらためて思う。やるせなさ、焦り、不安…。決して忘れない、と思っていたはずの気持ちだけど、漫画を読んで「あ、そういえば」と感じている自分に気づく。
時折、短編漫画も挿入。言葉すくなに、原発事故後の近未来を描いて秀逸。絵のみ、セリフのない「そらとみず」は心打つ鎮魂歌となった。

評価0 投稿元:ブクログ

2011/09/30 12:29

東日本大震災を受けて、夏に刊行されたばかりの作品。
著者の作品は、絵もシュールすぎる展開にも抵抗がありましたが、これはギャグテイストとはいえ、真摯に震災の復興への希望と喪われた命への鎮魂と未来の地球への不安が描かれており、切ない気持ちで読みました。

朝日新聞掲載の4コママンガ「地球防衛家」のほか、ストーリーコミックも収録されています。
震災から50年後の、石油がとうとう枯渇し、経済も後退した世界を描いた「海辺の村」が切なく、何度か登場する「川下り双子のオヤジ」のキモかわいさとシュールさがくせになりそうでした。

4コママンガを読んだだけで、被災地を訪れたんだなとわかりましたが、本人が復興ボランティア体験をした朝日新聞記事も載っていました。
TVで見ると頼もしい自衛隊が、実際に見ると小さく見えたなど、臨場感たっぷりに表現してくれています。

机の上で仕事をしている、完全インドアの売れっ子漫画家が、スケジュールを調整してがれきの撤去作業に参加したと知って、その決心と実行力に感服しました。
「真夜中の弥次さん喜多さん」や「ヒゲのOL」など、現実離れしたシュールな作品を描く人なので、尚更でした。

また、いつもあまり具体的な特徴のない絵を描く人だと思っていましたが、1シーン描かれた管元首相がとても似ており、さすがはプロだと思いました。

漫画家として、自分のやれることをやった著者の思いと行動がふんだんに詰められた一冊となっており、愛しさを感じます。
しりあがり作品が苦手な方にもお勧めできる内容です。

評価4 投稿元:ブクログ

2015/04/04 20:22

当時の空気感を今に伝えるスナップ。「地球防衛家〜」は市井の感情を活写し、創作作品群からはもっとえぐるような力で、感情や理屈が揺れる様が見えてくる。あったわ、そう「あの日から」はこんな感じだったわ。

評価0 投稿元:ブクログ

2011/08/14 23:51

あの日とは、2011/3/11を示す。

読売新聞2011/8/8、椹木野衣氏の書評にて知った。
http://www.yomiuri.co.jp/book/review/20110808-OYT8T00581.htm

あの震災に関する書物は、すでにいくつも発行されており、またこれからも発行され続けていくだろう。政治的なもの、科学的なもの、人々を元気にさせるもの、厳しい現実を徹底的につきつけるもの、いくつもの書物が、僕らの目に入ることだろう。
しかし、この本以上に、素直に共感できるものは見つかるだろうか。
おそらく専門家のみなさまは、この種の「軽さ」を避ける人が多いはずだ。
「軽い」からこそ共感でき、そして次第に「重く」残ることだってある。

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