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紙の本
魔術師たちの言想遊戯 2 (ファミ通文庫)
著者 一橋 鶫 (著)
言霊会との抗争に勝利した歌鳥たちは“言葉を封じ込める”魔石の産地・玖鳴市にやってきた。そして言想堂の再開資金を得るため、魔術結社がひしめくこの地を代々統御してきた九頭家の...
魔術師たちの言想遊戯 2 (ファミ通文庫)
魔術師たちの言想遊戯II
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商品説明
言霊会との抗争に勝利した歌鳥たちは“言葉を封じ込める”魔石の産地・玖鳴市にやってきた。そして言想堂の再開資金を得るため、魔術結社がひしめくこの地を代々統御してきた九頭家の当主から仕事—攫われた孫娘の奪回を請け負う。誘拐犯はかつて米国最大の魔術結社に所属していた強力な魔術師。歌鳥たちは慎重に行動を開始するが、事件の“行間”に潜む巧妙な策略に次第に翻弄されてゆく!変幻自在のSPELLが綾なす奇想コトバ×バトル再臨。【「BOOK」データベースの商品解説】
変幻自在のSPELL《魔法×綴り》が綾なす奇想コトバ×バトル再臨!!【商品解説】
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行間にひそむもの
2015/08/27 10:27
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
言霊会管理官を何とか退け、新天地・玖鳴市へとやって来た言想堂の店員たち。ここは中小の魔術結社がひしめく、身をひそめ易い土地なのだ。
しかし、店長がFXでとんでしまったので、先立つものがない。そのお金を稼ぐため、副業として便利屋を開業しようとする。だが、新参者にそうそう依頼があるはずもない。そんなとき、玖鳴の名家である九頭家の当主・九頭篠巳がやって来て、誘拐された孫を取り戻して欲しいという。
誘拐犯と目されている人物は、米国魔術結社に所属していた管理官クラスの魔術師、ラヴィット・マークス。弓原歌鳥はラヴィットの探索、浮船詩織とチャムは九頭家の事情探索という役割分担で動き出したのだが、それぞれがそれぞれトラブルに巻き込まれ、歌鳥を心配したフラグや木下環は、独断専行に走ろうとする。
何が本当で何が嘘なのか、言葉とその裏に潜む心が錯綜し、事態を混迷させていく。
前巻ラストの打ち切りフラグに対する解釈は「空色パンデミック」みたいだ。そんな訳で続くことになったこの物語では、前巻とちょっとだけ設定がズレている部分もある。
またあの強敵も復活したみたいだし、次巻も玖鳴でトラブルが巻き起こりそう。