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地震と火山の日本を生きのびる知恵
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2012/03/29
  • 出版社: メディアファクトリー
  • サイズ:19cm/296p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-8401-4224-3
  • 国内送料無料

紙の本

地震と火山の日本を生きのびる知恵

著者 鎌田 浩毅 (著)

地震と火山の活動期に入った日本で生きのびるために必要な「知恵」とは? 地球科学の観点から、今後起きうる地震・津波・噴火についての疑問にわかりやすく答える。女優・室井滋との...

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地震と火山の日本を生きのびる知恵

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商品説明

地震と火山の活動期に入った日本で生きのびるために必要な「知恵」とは? 地球科学の観点から、今後起きうる地震・津波・噴火についての疑問にわかりやすく答える。女優・室井滋との対談も掲載。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

鎌田 浩毅

略歴
〈鎌田浩毅〉1955年東京都生まれ。東京大学理学部地学科卒業。京都大学大学院人間・環境学研究科教授。理学博士。専門は火山学、地球科学など。著書に「火山と地震の国に暮らす」など。

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みんなのレビュー3件

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評価内訳

  • 星 5 (1件)
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  • 星 2 (0件)
  • 星 1 (0件)

2012/05/24 22:12

投稿元:ブクログ

東日本大震災の10倍の被害をもたらすことが想定される
東南海から起こる三連動地震は2030年から2040年の
間にほぼ確実に起こるというのが地震学者の間では定説と
されているそうです。

既に西日本大震災という名前まで命名されているということにも
驚かされますが、この本はそういった地震や火山による災害の話で
脅かすという内容ではなく、それをあらかじめ前提として想定した
ところから日本という国で生きていくためにはどうすべきか
といったの哲学なような内容であり、非常に共感しました。
ぜひ多くの人に読んで欲しい本です。

いつもいい本を紹介してくれるお気に入りの
podcast番組
『ラジオ版 学問ノススメ』
gakumon_susumehttp://www.jfn.co.jp/susume/
の4/29分を聴いて読んでみたくなった本。

2012/07/15 23:20

投稿元:ブクログ

1000年に一度の大活動期に入ってしまった日本列島について、科学の目から分かりやすく解説しています。

鎌田氏と女優の室井滋さんとの対談が章ごとのはじめにあり、「動く大地の時代」が始まったことや「長尺の目」で物事を考えることの大切さを説明しています。

対談のあとに本論として、地震や火山のメカニズムについて図表などを用いて分かりやすく解説されています。更に、首都直下型地震や東海・東南海・南海の3連動地震、富士山をはじめとした活火山の噴火について言及しています。

東日本大震災は始まりであり、今後我々は「動く大地の時代」を生き抜いて行かなければならないのです。そのことを知って暮らすのか、知らずに暮らすのかでは大きな差が出てくると思います。

日本人は地震や火山により恵み得ている面もあり、活断層の上で暮らしてきたのです。その大地で生き抜くためのDNAを持ち合わせていると筆者は語っています。

この本でも引用されていますが、鴨長明「方丈記」の書き出し”ゆく河の流れは絶えずして、しかももとの水にあらず。・・・”は日本人として何か惹かれるものがあります。無常という境地は日本人のDNAに染み渡っているのかもしれません。


” 私は本書で、時間的にも空間的にも大きな長尺の目の視点を持つ生き方の提案を、皆さんにしたいと思います。日本列島では今後も引き続き天変地異が押し寄せてきます。大地動乱の時代はすでに始まってしまいました。
しかし、それを怖いものとしてただ怯えるのではなく、長い目で興味深い歴史と地理と自然の数々を発見していくような視座を持っていただきたいと思うのです。それこそが、我々日本人が祖先から受け継いだ「しなやかな生き方」なのではないでしょうか。 ” ー 196ページ

一つ思うことは、個人が大地動乱の時代に備えることも大事ですが、国や行政が今後起こり得る大災害への備えを十分に行わなければならないと思います。今までの大災害を見ていると、まさに日本人のDNAとも言うべき国民の個々の力(復活力?)に頼り過ぎて来たように思えるのです。それも大事ですが、特にインフラを含めた備えという面で国や行政の力がもっと必要だと感じています。

また、本書でも述べていますが、都市に集中し過ぎた人口や資産をはじめ、あらゆる機能分散を進めて行く必要があると思います。

官民と個人それぞれの立場で大災害に柔軟に対応する備えと精神意識を享受することが重要だと思います。

http://muragon.boo.jp/blog1/2012/07/15_2313.html

2012/06/10 23:44

投稿元:ブクログ

今夜、NHKスペシャル「MEGAQUAKE II」を見た。いま日本の地下で何が起きているのかをわかりやすく解説した番組だった。そしてそうこうしていると、午後11時過ぎには、福島県沖を震源とするM5.9の地震が発生し、ここ横浜でもテレビの画面で緊急地震速報が流れた。3.11以来、TVから突然流れるあの独特のチャイム音には、いまだにドキリとさせられる。

地球科学的に見て、日本列島が変動期に入ってしまったことはどうやら確実なようだ。

「海域で起きる「余震」と「三連動地震」、陸域で起きる「誘発地震」、活火山の「噴火」という四つを、自分の人生のスケジュールに入れなくてはなりません。」
(鎌田浩毅『地震と火山の日本を生きのびる知恵』メディアファクトリー、262ページ)

しかし、一般市民にとっては、「これからたくさん地震や噴火が起こります」というメッセージだけでは、何を、どうしたらよいのかわからない。地震と火山の日本を生きのびる知恵 の中で、鎌田教授と室井滋さんの対談の一部にこのようなくだりがある。

「室井:知識を持って備えるしかないとは思うのですが、その知識が教えてくれることは「これからたくさん地震や噴火が起こります」ということだったりすると、どう受け入れればいいかがわからないんです。
鎌田:そうですね。地震と噴火の知識は、行政だけでなく専門家自身がもっと積極的に伝えなければダメですよね。つまり、「安全」に暮らすための知識だけでなく、皆さんの心に「安心」が届かなければ、知識を伝えたことにはならないんです。」
(鎌田浩毅『地震と火山の日本を生きのびる知恵』メディアファクトリー、235ページ)

このあたりは、先日書いたアウトリーチが果たすところの役割が大きい。さらに対談はこのように続く。

「鎌田:もう一つ、「3.11」は、残念ながら国や行政があまり当てにならないことを露呈してしまいました。東日本大震災は阪神・淡路大震災の1400倍のエネルギーの地震です。ですから、行政もそうそうは対応できない。今回、日本人が大きな犠牲を払って学んだことには、「人に頼ってはダメ」ということもありますね。
(中略)
室井:一人ひとりが判断力と自主性を持つこと、に尽きますね。」
(鎌田浩毅『地震と火山の日本を生きのびる知恵』メディアファクトリー、235-236ページ)

「人に頼ってはダメ」、「一人ひとりが判断力と自主性を持つこと」は、多くの日本人にとって、こと自然災害に限らず、相当な意識改革を迫られることになりそうだ。が、これからも起こりうる地震に対し、どのように対峙したらよいのだろうか。

長尺の目:
地球科学的な時間の視点では、四十六億年という時間を基準に考えるという。鎌田教授はこれを「時間的な長尺の目」と呼ぶ。この視座に立つと、我々の日常はどれほどつまらないことでくよくよしている毎日であろうか。

「大自然は偉大であり、その測りしれない力を最もよく知っているのが私たち地球科学者です。絶えず「畏敬の念」を持って自然と向き合っているのですが、今回、1000年に一度の地震が起きてしまいました。これを「想定外」か「想��内」かと決めつけること自体、自然をよく知らないことから生まれる勘違いの結果なのです。1000年ぶりの地震はおろか、一万年ぶりの巨大噴火、十万年ぶりの隕石衝突もありえるのが地球の世界です。」
(鎌田浩毅『地震と火山の日本を生きのびる知恵』メディアファクトリー、226ページ)

やがて起こりうる巨大地震に対し、家族と自分にできることは何か? 今年になってから我が家でも長期保存が効く非常食と水を数カートン仕入れた。通勤カバンの中には、いつのまにか防災グッズが増えはじめた。科学の進歩を待たずとも、きょうこれからでもできることは身の回りにたくさんある。防災に対する意識を高めたい。