ジャンヌ・ダルク （コミック版世界の伝記）

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投稿者：ゆったん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小学二年生の娘の希望で購入しました。
ポプラ社のこちらのシリーズを気に入り、集めています。
ジャンヌ・ダルクは、歴史的な出来事を娘が理解するにはまだ難しいことが多く、どこまで理解できたのか分かりませんが、興味を持ってすぐに読み終えてしまい、何回も読み返しています。巻末の学習資料も熱心に読んでいました。
絵も綺麗で読みやすいようなので、これからもこのシリーズを集めていきたいと思います。

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投稿者：書痴　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

　王族の姫君でもない、田舎の平凡な、それこそ女子中高生ぐらいの年齢の少女が、フランスの救国のヒロインとして、歴史の表舞台に登場し、悲劇的な最後を迎える…。そんなドラマチックな生涯を、児童向け学習漫画で紹介している本書は、当時の複雑な政治状況や、登場人物の内面心理や行動原理を、分かりやすく、漫画で説明されており、作者の丁寧な作風もあって、大人でも充分勉強になる内容でした。
　脚注の間違い（英仏百年戦争の発端をエドワード三世ではなく二世と表示、ただし巻末では正しく解説）、ジャンヌと行動を共にする仲間のうち、ラ・イールのあだ名に説明があっても、デュノワ伯ジャンのあだ名『バタール』には、説明がありませんでした。「私生児」という言葉に配慮した結果でしょうか？　また漫画で表現される家具や調度、馬車などの時代考証に、一部、？と思わせる場面が見られますが、ジャンヌをはじめ、キャラクターの造型は、読者の感情移入しやすいよう魅力的に描かれています。
　特に終盤の裁判から火刑までのシーンは、ジャンヌの内面描写に一読する価値があります。火刑宣告をされ、一度、異端を認めてしまうジャンヌの心の動揺の陰には、心身の恐怖以上に、キリスト教における肉体復活の機会を失うことへの恐れがあり、火刑台で、「もうなにもこわくない、私は自分のなすべきことに精いっぱい力をつくしてきた。たとえ灰になったとしても胸をはって神さまのもとへ行けるわ」というジャンヌのセリフには、弱い心を認め、自分の行動に責任をとった一少女の成長ともとれます。大きな共感を読者に呼ぶと思います。
　ジャンヌを見捨てたと非難されるシャルル7世に対しては、その苦しい立場に思いやりをもたせた描き方がされているのも、一方的でなく好感がもてました。
　漫画で描ききれなかった詳細なジャンヌの関連人物や百年戦争の経緯などは、巻末で解説され、パリにある「ジャンヌ・ダルク」通りの近くには、「ラ・イール」通りなど、ジャンヌの戦友の名を冠し通りがあることを知りました。

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投稿者：ミチ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

わかりやすくジャンヌ・ダルクについて漫画で読めます。こどもにもいいと思いますが、おとなにも充分に読めます。

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投稿者：ぽんぽん　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

漫画で伝記。
読みやすくていい。
ジャンヌ・ダルクかわいいなー。
絵もかわいいので子供も手にとりやすいのでは。