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教科書には載っていない大日本帝国の真実

  • 発行年月:2011.12
  • 出版社:彩図社
  • サイズ:19cm/253p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-88392-823-1

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教科書には載っていない大日本帝国の真実

武田 知弘 (著)

紙書籍

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電子書籍

1,253(11pt) 教科書には載っていない 大日本帝国の真実

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商品説明

なぜ短期間で世界3位の軍事大国になったのか? 日英同盟はなぜ結ばれたのか? 太平洋戦争の最大の敗因は? アジアに突如現れた謎の大国“大日本帝国”の真実に迫る。【「TRC ...続きを読む

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商品説明

なぜ短期間で世界3位の軍事大国になったのか? 日英同盟はなぜ結ばれたのか? 太平洋戦争の最大の敗因は? アジアに突如現れた謎の大国“大日本帝国”の真実に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】

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評価4 投稿元:ブクログ

2012/03/31 10:53

あれだけめざましい発展を遂げた大日本帝国ですが、意外にもその政治システムは権力の一極集中ではなく、権力が分散されて責任の所在が不明確なものだったということに驚きました。
そのため、太平洋戦争前の昭和初期には様々な経済・国際問題が多発していたにも関わらず、政治家は無為無策でなにもできないという、現在の状況と変わらない「政治不在」の時代が続いたようです。
やはり根本的にこの国の政治システムを変えない限り、また同じことの繰り返しになってしまうのではないでしょうか。

評価4 投稿元:ブクログ

2013/09/15 02:56

戦争映画ばかり観て興味を持っていた大日本帝国。
コンビニで見つけ買ってみました。

『教科書に載っていない大日本帝国の真実』というタイトルですが、僕は教科書で近代日本史について全然勉強してこなかったので固定観念の無い自然な無知さで読むことができました。えっへん。

明治維新から太平洋戦争の終戦までの時代についての内容で、教科書を少し砕いたような表現で書かれている。
- 軍国主義の時代
- 暗黒の時代
- 日本中が戦争のために犠牲になった時代
と、日本人として目を背けたいこの時代だったが、本質的にはどうなのか?本来はアジア諸国の独立と解放についてアジアからリスペクトされないといけない存在なのにも関わらず、隣国との仲の悪さはなんなのか。
特に中国との間で遺恨が生じた『対華21箇条要求』については、日本人はあまり知られていないので面白かった。

この手のいわゆる戦争本は初めて読んだ。
著者の思想はあまり出ていない本だと思うので、どんな人にもオススメできる内容だと思った。
だが、同じ時代背景を別の視点ではどう見えるかも知りたくなったので、探し読むことにする。

この時代の戦争の背景を知らずして、今の外交は語れず。
日本人として知るべき重要ファクター。

評価4 投稿元:ブクログ

2013/11/28 22:22

一見,どちらかの思想に偏った本かと思える表紙だが,内容は冷静で大局的で温かいものがある。歴史を学ぶ意味が失われつつあるように感じられる今読まれるべき本である。今われわれは何処にいて今後進むべき道を自覚するために。

評価4 投稿元:ブクログ

2012/06/16 13:46

中学高校時代ともに歴史の時間はあったのですが、現代史は殆ど学ばなかったと記憶しています。従って現代史は社会人になって、それもごく最近に本によって学びました。戦前の日本は資源もないのに軍部が暴走して無謀な戦争に突入した、というイメージが払拭されたのが、この本の著者である武田氏の書かれた本(戦前の日本)でした。

この本は、その本をバージョンアップしたもので、当時の大日本帝国の経済力が既に欧米と拮抗していて、戦後の急成長は奇跡というより「単なる復興」であることを説明しています。
日本が米国と戦争をすることになったのは残念なことですが、この本は、戦争に至った根本原因にも触れていると思いました。

以下は気になったポイントです。

・大日本帝国の成立に大きく関係している事件は、1840年のアヘン戦争(p14)

・東条英機は東京裁判の時に「この裁判はアヘン戦争に遡って双方を対象とすべき」と語った(p17)

・幕府から政権を引き継いだ明治政府は、国を代表する政権として幕府が諸外国との間で結んでいた条約も引き継いだ、なので成立半年で国際的に独立国家として認められた(p26)

・明治維新で行われた改革のうち、もっとも巨大なものは「版籍奉還=幕府大名の領地をすべて没収して国に返還」である(p31)

・薩長土肥の4藩は政府内で幅を利かせる内々の特権は持っていたが、制度としての「特権」は決してつくらなかった、戦勝軍としては世界史的に見ても異例(p33)

・1861年、ロシアは対馬の芋崎を占領した、幕府は困り果ててイギリスに協力を求めてようやくロシアは退去した(p40)

・明治政府は1871年に薩摩、長州、土佐藩からなる国軍(1万人)を創設した(p46)

・明治政府の指導者たちは、勝った軍さえも解体して政府の直属軍のみを正規軍とした、これに反発したのが、長州の萩、佐賀の不平士族、西南戦争である(p47)

・最初の徴兵制度では数%のみだったが、1937年には25%、1944年には77%、間際には90%が招集された(p50)

・義務教育の基礎となる学制を1872年に施行(学費無償化)して3年後には、日本全国で2.4万の小学校を建設(現在:2.6万)した(p62)

・帝国大学は創立順に、東京・京都・東北・九州・北海道・京城(韓国)・台北(台湾)・大阪・名古屋(p64)

・日露の緊張が高まった時、イギリスはその調停から手を引いて「日英通商航海条約=治外法権撤廃」を1894年に結んだ(p68)

・日清戦争当時の両国の財政規模は同程度(日本:9862万円、清国:12000万円)であった(p71)

・遼東半島は満州の南に位置していて、満州にとっての海の玄関口(p77)

・日清戦争の賠償金で八幡製作所が作られたのは有名だが、使われたのはほんの一部、ほとんどは軍備拡張に使用された(p86)

・1905.1に陸軍が旅順要塞の攻略に成功、太平洋艦隊が壊滅した、バルチック艦隊出撃して貫か月後のこと(p102)

・1873(明治6年)において輸入代金は発展途上国にあ��がちな「外国からの借入」ではなく、自国の産業力(生糸の輸出)で大量の物品を輸入していた(p110、112)

・兵庫商社は三井物産へ、海援隊は三菱商事に引き継がれた、商社の取引額は全日本の67%を占めていた(p117)

・日本は急激な経済成長をして、昭和初期にはイギリスと貿易戦争(綿製品)が起きていた、これは第二次世界大戦の要因のひとつになる(p120)

・自動織機とは、材料の糸が切れた時に自動で補充する機能がついた織機のこと(p123)

・自軍の武器をほとんど国産で賄っていたのは、米英フランスドイツのごく1部でそれに日本も入っていた(p126)

・昭和11年には自転車の生産量が100万台を越して機械系輸出品目の1位になり、イギリスは植民地に輸出された自転車に高い関税をかけた(p127)

・明治初期が外国から借入したのは、1)幕府がフランスから借りたお金を返すとき、2)鉄道敷設、3)武士の秩禄償還(p130)

・念頭に入れておくべきことは、軍部の暴走を国民は熱狂的に支持していた(p134)

・格差社会の証拠に、4大財閥(三井三菱住友安田)の資本金は全体の49.7%(p145)

・当時の国際取引は為替変動での差額は、最終的にゴールドで清算されていたので、ドルを買って利ざやを得るということは最終的に日本から金が流出すること(p148)

・当時の新聞は言論統制により戦争を煽るような報道をしていたわけではない、その前から好戦的な記事を書きまくっていた(p155)

・朝日新聞は戦争批判の記事を書いて、当時の総人口の7分の1にあたる軍関係者から不買運動があり、方針を変えた(p159)

・立憲政友会には三井財閥、立憲民政党には三菱がついてスポンサーになった、安田・古河・住友はそれぞれの政党に資金提供していた(p171)

・当時の総理大臣は基本的には他の国務大臣と同格なので、罷免する権利なし、不一致があった場合は内閣総辞職しかない(p175)

・明治政府の高官は欧米での「キリスト教」に対するものとして「天皇制」を用いた(p179)

・日ソ中立条約の締結の3か月後にドイツはソ連に侵攻したので、4国軍事同盟は結ばれなかった、第二次世界大戦のポイントはソ連であった(p198,202)

・幕末には3000万人の人口が昭和初期には6000万人、戦争前には7000万人、当初は南北アメリカへ移民させていたが新たな移民先を見つける必要があり、それが満州であった(p240)

・ベトコンのゲリラ戦術は日本軍が教えたもの、ベトナム戦争とは行われることがなかった太平洋戦争における日本本土決戦をベトナムで実行したもの(p249)

2012年6月16日作成

評価3 投稿元:ブクログ

2014/01/04 23:29

正に教科書には載っていない内容だった。出来事の事実だけでなく、どうしてそれが起こったかをわかりやすく書いている。日本側から見た解釈もあり、教科書では諸外国から反発を呼ぶのだろう。義務教育では近代史は、あまりやらない。重要なのに。

評価5 投稿元:ブクログ

2014/03/02 13:15

戦後教育では恰も戦前の日本が異常な国であったかのやうにいはれるが、ごく普通の国であったといふことがよく分かる本。幕末から大東亜戦争終戦までが、「なぜ?」といふ観点から分かり易く書かれてゐる。自虐史観でもなく、かと言って戦前のすべてが正義だったといふ史観でもない。極めて客観的に書かれた好著だと思ふ。ただ、誤植が散見されるのが残念。

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