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紙の本
一流選手の動きはなぜ美しいのか からだの動きを科学する (角川選書)
著者 小田 伸午 (著)
スポーツや日常生活の動作における、からだの仕組みと構造を最新の研究成果で解説。豊富な図版やエピソードとともに、無意識のうちに一流選手がみせる驚きの身体動作や、からだが持つ...
一流選手の動きはなぜ美しいのか からだの動きを科学する (角川選書)
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商品説明
スポーツや日常生活の動作における、からだの仕組みと構造を最新の研究成果で解説。豊富な図版やエピソードとともに、無意識のうちに一流選手がみせる驚きの身体動作や、からだが持つ能力の不思議に迫る。【「TRC MARC」の商品解説】
〈目次〉
はしがき
第1章 主観と客観のずれ
1 もも上げ神話
2 主観と客観のずれ
3 バネの誤解
4 動きの本質
5 スポーツ力
6 生理と心理のずれ
第2章 筋力に対する誤解
1 筋力万能主義
2 筋力の通じない世界
3 屈曲感覚
4 膝の抜きを使ったからだ使い
5 地面反力
6 伸展と屈曲
第3章 手足、体幹の使い方
1 腕の肉絞りの誤解
2 からだの姿勢と気分
3 脚の動かし方
第4章 走り方を考える
1 地面を強く蹴る
2 バランスを崩したバランス
3 外旋着地
4 頭部の制御
ちょっと脱線(1) 筋力と金力
ちょっと脱線(2) 内力と外力
ちょっと脱線(3) 薬指
ちょっと脱線(4) ワニ
ちょっと脱線(5) 落下するボールをつかめますか?
ちょっと脱線(6) 着物、履物の影響
ちょっと脱線(7) 宮本武蔵
あとがき
参考文献
【商品解説】
著者紹介
小田 伸午
- 略歴
- 〈小田伸午〉1954年愛知県生まれ。関西大学人間健康学部教授。人間・環境学博士。著書に「スポーツ選手なら知っておきたい「からだ」のこと」など。
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身体の使い方の誤解
2015/08/20 18:01
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さとやん - この投稿者のレビュー一覧を見る
実によかったです。スポーツでパフォーマンスが思うように出ずに悩んでいる方や指導者はぜひ読むべきです。よく、フォームの動画の一場面を切り取って、「腿が上がっている」だの「投げ腕が肘から出ている」だのと分析し、それを真似るような練習をすると思います。が、これは大体の場合間違いであり、腿が上がるとか、肘から出ているとかは、結果的にそのような動きになるのであり、そのようにしようとしてうまくいくというわけではありません。その意識と実際の動きの違いを認識することが大事である、といったことが書かれています。また、「膝を抜く」という独特の動きが解説してあります。これも必見です。