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- 発売日:2012/02/21
- 出版社: 講談社
- サイズ:20cm/258ページ
- ISBN:978-4-06-217502-9
読割 50
紙の本
救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる
著者 藤井 聡 (著)
震災に備えて列島を強靱なものに作り替え、東海道ベルト地帯を強化し、分散型の国土構造のもと地方都市を活性化――こうしてGDP900兆円のユートピアが生まれる! 日本は石油シ...
救国のレジリエンス 「列島強靱化」でGDP900兆円の日本が生まれる
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商品説明
震災に備えて列島を強靱なものに作り替え、東海道ベルト地帯を強化し、分散型の国土構造のもと地方都市を活性化――こうしてGDP900兆円のユートピアが生まれる! 日本は石油ショックのあと世界一の省エネ大国になり、阪神淡路大震災のあとは耐震設計が驚くほど進み、耐震技術についてもまた世界一の国になった――こうした日本の柳の枝のような、しなやかな強靭さ、すなわち「レジリエンス」をさらに磨きGDPを2倍に!
震災に備えて列島を強靱なものに作り替え、東海道ベルト地帯を強化し、分散型の国土構造のもと地方都市を活性化する――こうしてGDP900兆円のユートピアが生まれる!
日本は、石油ショックのあと世界一の省エネ大国になり、阪神淡路大震災のあとは耐震設計が驚くほど進み、耐震技術についてもまた世界一の国になった。バブル崩壊後は、多くの企業が莫大な借金を背負うことになったが、もの凄い勢いで借金を返し、逆に預貯金が有り余るような状況になった。東日本大震災後の電力不足の問題にしても、個人も法人も凄まじい勢いで節電に協力し、当初のほんの短い期間をのぞき計画停電は実施されなかった――これらの歴史的事実はみな、さまざまな外的なショックに対する日本の驚くべき対応力を意味するもの。この対応力こそが、「レジリエンス」(resilience)。
日本を救い続けてきた、この「レジリエンス」――柳の枝のような「しなやかな強靭さ」をさらに磨いたとき、GDPは2倍になる。【商品解説】
目次
- 序 章 震災が生んだこころ豊かな国
- 第1章 巨大地震の三連動とは何か
- 第2章 戦後レジームの終焉
- 第3章 八つの策で強靱化する日本列島
- 第4章 震災に備えて経済成長
- 第5章 地方都市が豊かになる分散化
- 第6章 震災ユートピア
- 第7章 列島強靱化がつくる未来
著者紹介
藤井 聡
- 略歴
- (ふじい・さとし)
1968年、大阪府に生まれる。京都大学大学院工学研究科教授。専門は、国土計画、土木計画、都市計画、ならびに公共政策のための心理学。1991年、京都大学工学部土木工学科卒業。1993年、京都大学大学院工学研究科修士課程土木工学専攻修了後、京都大学工学部助手。1998年、京都大学博士(工学)取得。スウェーデン・イエテボリ大学客員研究員、京都大学大学院助教授、東京工業大学大学院教授などを歴任。
著書には、『なぜ正直者は得をするのか 「損」と「得」のジレンマ』(幻冬舎新書)、『公共事業が日本を救う』『列島強靱化論 日本復活5カ年計画』(以上、文春新書)などがある。
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