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飯舘村は負けない 土と人の未来のために (岩波新書 新赤版)
村に放射能が降った。浜の避難者を懸命に受け入れた人々への全村避難指示、不安と混乱。家を、牛を、豊かな土を、丹精込めた村を捨てるのか…。人々の長いたたかいに寄り添ってきた研...
飯舘村は負けない 土と人の未来のために (岩波新書 新赤版)
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商品説明
村に放射能が降った。浜の避難者を懸命に受け入れた人々への全村避難指示、不安と混乱。家を、牛を、豊かな土を、丹精込めた村を捨てるのか…。人々の長いたたかいに寄り添ってきた研究者による、未来のための報告。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
千葉 悦子
- 略歴
- 〈千葉悦子〉1952年北海道生まれ。福島大学行政政策学類教授。福島県男女共生センター館長。
〈松野光伸〉1945年埼玉県生まれ。福島大学行政政策学類特任教授。
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地方自治の優良にして不幸な事例がここにある
2013/07/05 00:57
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:kwt - この投稿者のレビュー一覧を見る
仕事柄,発売時に買ったものの,1年ほど寝かせて読み終えたところ。
本書は,行政学のフィールドとして飯舘村を選んでいた二人の福島大学の女性教授が,3.11以前と以降の,そして3.11当時の村の様子を聞き書きしたもの。被災から1年後の本ですが,今の飯舘村を予兆する分析力が示されていると思います。
また,フィールドワークに徹しようとしながらも,好きな村がまだらに放射能で汚染され,村民がそれに立ち向かおうとしている姿に,学者としての域を超えた「この村が好き」という個人的感情が消しきれないところが,本書に「地域自治の鎮魂の碑」の趣を与えているような気がします。
「はじめに」と「あとがき」を最初に読んでいただくのがいいと思います。すべてが村民の語るところから構成されているので,NPO法人,国県,東電の動向はあまり描かれていません。