紙の本
めちゃ面白い!
2016/01/14 21:59
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投稿者:メロリーナ - この投稿者のレビュー一覧を見る
読み終わった後はイラン人に強い親近感を覚え、とても好きになりました。
芸人さんだけあって面白い話を書くのが上手く、すぐに人に話したく
なるようなエピソードばかり。
ラマダンの時こっそり水飲んじゃう、言い訳はアラーにかこつける、
豚肉のおいしさを知っちゃう。。。
時代もあるし、何よりイランはイスラム教でもスンニ派に比べると、
比較的ゆるやか(?)なシーア派が多数なので他の中東の国が同じとは
限らない。
それにしても女性は大変。一日中ご飯作ってる。
紙の本
タイトル通り
2016/05/26 09:12
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投稿者:ぽにょ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトル通りイラン人は面白すぎる。クルアーンに関する本を読んでいるから、よりそれを感じる。イラン人に会ってみたくなる新書。
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職場の本屋で、なんとなく購入。
よしものとお笑い芸人で漫才をやっているイラン人が著者。写真ものっているので、たぶん本物。
イランは、シーア派イスラム教の国だが、その実情を赤裸々に語っていて、かつ、お笑い芸人らしく笑える。こんなこと書いて、原理主義者から暗殺されないか、ちょっと心配。
(1)イランでは、30分だけ結婚して、買春して、そして離婚する、売春宿がある。(p207)
(2)イランの私立学校は、階級があって、えらい順から、王族、貴族、僧侶、石油王、高級ビジネスマンの家庭の子、次ぎに軍関係、そして一般家庭の子となる。(p169)
学校でサッカー大会をしても、王族の子をゴールキーパーにすると、シュートが打てないので、いつも優勝する。ちなみに、イランでまだ、王族っているんだ。
(3)姦通罪や不倫をおかした女性(まれに男性)には石打ち刑。
聖書にも罪をおかしたことのない者は石をもって打てというような聖句があったが、現在でも、土にうめて、野球のボールぐらいの石を投げつけて殺す刑。
著者も子供のころテレビでみて、石=じゃがいもの連想でじゃがいもがたべられなくなったそうだ。(p137)
おそろしい教えだな。ちなみに強姦されると、強姦した男も死刑だが、被害者の女性も死刑になるとのこと。どうなちゃっているの。信じられない。
信じられない話ばかりだが、そこは芸人、笑いもあって、いい本です。
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この本を通じて、イランという国の様子を知ることができた。
この芸人さんもはじめて知った。
第1章から第5章までは、何となく読む進むだけだったが、第6章、第7章が特に惹き付けられた。
事の善し悪しを判断するには、いくつもの情報、知識が必要なのだなあと改めて感じた。
イランはテロ国家と言われているが、冷静に判断することが必要だと思った。
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イラン人の吉本芸人という異色すぎる経歴の筆者。
どんなイロモノ本かと思いきや、文体はとても読みやすく整っている。
素敵やん、とか少しばかり自重してほしいネタも多彩(笑)
ムスリムとしてのイラン人の暮らしから、イスラムの法制度まで
広くつづられている。
豚肉がダメな理由とか、ウソツキが多い理由なのも、
「アッラーの思し召し」ですべてカタがつくのがイラン。
この精神風土は進んでマネしようとは思わんなあ。
ただ、クスッと笑いたいときにはおすすめする本です。
【追記】
踊る!さんま御殿(5月8日)に出演。これで売れるかな?
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著者がお笑いをしているイラン人で2~3ページに1回は笑える要素があります。もちろん、著者はいわゆる専門家ではないので、実際には正しくなかったり、ちょっとしたことが大げさに書かれたりしていることもあるんだろうなと思いますが、イランのことを面白おかしく知るには良い本なんじゃないでしょうか。
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意外なことが多すぎる!
芸人さんが書いているということもあって面白く、テンポ良く読めました。
人々の生活や考え方、本当に知らないことだらけでした。
イラクとイラン、正直一緒にしてました。
シーア派とスンニ派、正直よくわからなかった。この点に関してはもう少し詳しく書いてある本を読んでみたい。
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イランってこんなに魅力的な国なんだ!と思い知らされました。多少は脚色もあるんだろうけれど(笑)
前半は笑いを交えつつイランの文化や習慣など、後半は刑罰や学制などと、けっこう真面目な構成です。
イスラム教シーア派とスンニ派の違いとか、普段はあまり知る機会がない(とか分かりにくかったりする)ことも理解しやすいです。
世界の情勢って(国内のこともですが)、メディアを通して得ることがほとんどだけど、一体真実の何割がそこにあるんでしょうね?
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かなり脚色してるとは思うけど、お笑い芸人らしくとても楽しく読めるように書いている。イラン人の印象が変わりました。
何も考えずに読んでみてください笑
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前説を読むだけのつもりが、ついつい一気読みしてしまった。それだけこの本は面白い。
何でもないようなことを面白く書くというのは簡単そうでなかなかできるものではない。デスペラートというお笑いグループも、ましてやエマミ・シュン・サラミという著者も自分は全く知らなかったが、それだけ書き手としての観察眼、文章能力が高いということだろう。
イスラム教に関する本は星の数ほどあるが、どれも小難しくてあまり読書欲をそそらない。せいぜい、イスラム教の小難しい歴史的変遷や、宗派規範の違いに関する記述があるぐらいで大差はないだろう。その点、この本は一市民目線で書かれており、お祈りを適当な理由をつけてサボってしまうイラン人や、全てアラーのせいにして責任転嫁してしまうエピソードなどは抱腹絶倒の内容だ。
改めて思うが、物事は全て二面性がある。良い人もいれば悪い人もいるし、敬虔なイスラム教徒もいれば、そうでないイスラム教徒もいる。当たり前と思うことを少し意識して世界を見渡せば、そこには自分の知らなかった真実が眠っている。そこに人生の面白さがあるような気がする。
イスラム教を知る入門書としても優れているし、それ以上のことに気づかせてくれる良書だと思う。
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ほんとにおもしろすぎる。
在日イラン人で、吉本芸人のサラミさんが、日本人的視点からみたイランの生活のおもしろさを語る。私たちから見ると、イラン=中東=危険的なイメージがつきまとうが、そうではないイランの生活の様子がよくわかる。著者がギャグのように書きながらも、現状のイランの立場を真摯に誠実に説いているのがいい。
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女の人は読まない方が良いと思う。
途中、胸くそが悪くなった。
何か「え、何それ、ワロエナイ・・・」って感じです。
申し訳ないけど、イスラム教はやっぱり早く無くなって欲しい。
あと、肝心の内容も個人の周りでの話だけ。
「俺の周りにこんな人がいたんだよ〜面白いでしょ」みたいな。
ちょっと薄いと思った。
評価が高かったので期待していたのですが、面白い所が理解できなかったです。
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面白かった。
毎回のように「面白かった」って書いてる気がするけど、本書は知的に興味深いことに加えて、ちゃんと大衆娯楽的に笑える本になっていたなあ。さすが芸人さん。
・在りし日のペルシャ帝国
・シーア派イランとアラブ諸国との関係
・「亡命しすぎて、故郷に戻っていた」(p100)
漫才コンビ「デスペラード」を応援します。
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イラン人で日本で活動中のお笑いタレントが書いた、等身大のイランについての本。
核開発疑惑で経済制裁中で、場合によってはまもなくアメリカとの戦争があるかもという、非常に「怖い」ニュースが続くイランだけれど、政治的にはともかく、この本を読む限り、庶民の民度は高く、いい国だと思える。何しろ元ペルシャなのだから、民度が高いのもある意味当然。それだけに、現状はイラン国民にとって実に不幸な状態といえそう。
ともあれ、この本自体はものすごく読みやすくて笑える。さすがお笑い。そのくせ勉強になるのだから、かなりお得な本。
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イラン人のお笑い芸人による自虐ネタ満載のイスラム文化論。独特の文化や風習がお笑いネタを交えてコンパクトに紹介されており、我々が「意味わかんない!」と、無意識に遠ざけてしまう異文化との距離をうまく近づけてくれる。ただし、愉快すぎて「これはネタだろう!」と、ついツッコミたくなる部分が多すぎるのが難点。