「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2012/04/20
- 出版社: ミリオン出版
- サイズ:21cm/189p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-8130-2146-9
読割 50
紙の本
廃墟本 4
資本主義社会の裏面史、廃墟を見れば未来が見える、解る、学べる! リゾートホテル、鉱山、工場、スキー場…。国内の廃墟を訪れた記録を、写真とともに紹介。「廃墟をめぐる法整備」...
廃墟本 4
廃墟本4 THE RUINS BOOK 4
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
資本主義社会の裏面史、廃墟を見れば未来が見える、解る、学べる! リゾートホテル、鉱山、工場、スキー場…。国内の廃墟を訪れた記録を、写真とともに紹介。「廃墟をめぐる法整備」など、コラムも収録。シリーズ第4集。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
全国各地に存在する様々な廃墟物件を紹介する「廃墟本」シリーズの第4弾
ジュンク堂書店三宮店さん
全国各地に存在する様々な廃墟物件を紹介する「廃墟本」シリーズの第4弾。今回も30件に及ぶ廃墟が、美麗な写真と共に掲載されています。
三宮店の書評としては、「御当地廃墟」である淡路島の「世界平和大観音」が取り上げられているのは見逃せません。金持ちの好事家が私財を投げ打って建立し、彼の死後誰も相続することなく超巨大な廃墟と成り果てたこの哀れな大観音像は、倒壊の危機を孕みながらも費用面で壊すことも出来ず、今なお存在し続けています。誰の目にも入りながら、街の観光ガイドなどからも完全に黙殺されている様は、悲哀を感じずにはいられません。
個人的に気に入ったのは、石灰粉と紅染料を製造していた工場廃墟。フィルターをかけたように白と赤一色に染まった工場跡は、幻想的ですらあります。
廃墟の魅力は、荒れ果てているにもかかわらず、そこに確かに人の営みの面影を生々しく残していること。既に死んでいるはずなのに、まるでゾンビのように不気味な「生」を感じる。そこに人は、恐怖とそれ以上のロマンを感じるのかもしれません。現代日本の縮図と言っても過言ではない一冊です。
芸術書担当 小松寛茂
電子書籍
電子版のみとなるオールカラー化は素晴らしいが低解像度写真が残念
2016/02/13 13:46
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:zavigabito - この投稿者のレビュー一覧を見る
表題の通り、書籍版で一番残念だったモノクロページが全てオールカラー化されているのは実に素晴らしい。
また、書籍版の紙質(印刷)が問題なのか写真の暗部が潰れていた部分も、電子版では高コントラスト画像として表示される為、大変美しくなっている。
ただ、唯一残念なのは、画像が低解像度で収録されている点。
特に各物件の表題見開き頁写真では、Retina解像度iPadで閲覧した場合、拡大されたピクセルが見えるような状態となっており、ここだけは書籍版より劣る。
(例として、冒頭診療所の薬瓶棚の写真では、書籍版では薬瓶に貼られたラベルの細かい文字まで読み取る事が出来るが、電子版は潰れてしまっている)
それにしても、シリーズ全4巻のうち、なぜ1巻だけが電子化されていないのかは不思議(収録物件に問題があったとか?)