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読んでいて参考になることが多かった
2016/12/19 22:31
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:しらす - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近人と話をしていて、私には人に対する気遣いが足りていないと思ってこの本を購入しました。
自分の人との関わり方と本の内容とを照らし合わせながら読んでみて、次からどうしていきたいかを自然と考えていけるような、私にとってはとても良い内容の本でした。
気遣いが出来るようにならなくてはと思って読み始めましたが、読み終わった今ではどんな風に気遣いをしていくか、具体的に思い巡らせることが出来るようになったので、明日からすぐ実践に繋げられそうです。いい本に出会えたと思います。
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よっぽどの人と、よっぽどのコトがない限りお邪魔することのない銀座。そんな銀座を支える人々の思想に触れたくて。
なんか、信長が次々と従者を呼びつける話(最後に呼ばれた蘭丸だけが糸屑を拾ってサラリと片付けた点を取上げ、個の気づきが組織の強さのエンジンであると説教垂れたアレ。)って真実なんだなって感じました。
銀座という場がもつブランド性、そしてそれを維持する狭い社会性の中で、お店が存続し続けるためには「仕組み」があることを理解しなければなりません。
お客様に愛されるココロの仕組みはもちろん、どのようにフロアが運営されているかという仕組み、お店というチームに所属する個々の成長がなされる仕組み、他店との距離感に存在する仕組み。こうした仕組みの存在に気づき、感謝し、人に伝えられなければさみしい結果が待っている、という意味では物凄くタフな世界だと思います。
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日高 利美 (著)
非常識な若者が、「気がきく」経営者に。一流が集う街で受け継がれてきた「プロフェッショナルの習慣」とは。どんな会社でも通用する銀座のスキルや人間性を鍛える秘密を公開。「とっておきの名店ガイド」付き。
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自称生意気で礼儀を知らなかった筆者が、銀座での仕事、接客などを通じて、礼儀の大切さを学び、過去の経験などを取り上げながら、自身の考え方について述べている本。
注意をしたいときは、相手に何が悪かったかを考えさせること、空気を読むことは大切だが、ただ「空気を読め。」と言ってもわからないので、はっきりと教えることの重要性などについて語られており、筆者の経験してきた職場がある種特別な世界であったとしても、内容的には非常にわかりやすく、他の仕事や日常生活などにおいても生かせる部分が多いと思われる、良書。
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「銀座の教え」自体は、それを実践してきた人の言葉なので重みはあるが、よく言われていること。でも、若い人には、(銀座の人に限らず)参考にはなると思う。が、銀座の世界に偏りがちなのも確か。
それよりも、この本のコラムで紹介されている店がおいしそうで食べたくなるように書いてあり、特に、そこの店長や従業員のひととなりも書いてあり、(そこが銀座の人だが)、興味深く行ってみたい。
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銀座で紹介制のクラブを経営されているこの本の著者の日高女史によって書かれた本です。
私は残念ながら銀座のお店に行った経験は殆ど無いのですが、数少ない記憶を辿ってみると、そのお店にいる若い女性の対応は、そのお店の経営者に大きく左右されていると思います。
昔の彼女は誰よりも非常識な若者だったそうですが、失敗を通して徐々に「知性と気配りを身につける」銀座の教えを確立していったのでしょう。これは私にも役立てることができると思いました。
さらに、この本の特徴として、彼女が実際に食べて通っている「銀座のお店」が紹介されています。中には値段がお手頃なお店もあり、こちらのほうなら行くことができるかもしれないと思いました。
以下は気になったポイントです。
・人から信頼を得るには自分から何かを提供すること、お客様に誰よりも興味を持ち、きちんと話を聞くことが大切(p20)
・話を聞いていないと思わる仕草:爪を触る、腕を組む、視線が泳いでいる(p54)
・和室なら床の間、洋室なら絵画が飾ってある壁を背にした場所が上座、床の間はもともと仏様の絵をかける神聖な場所で、部屋の中で一番くつろげる場所につくられた(p68)
・時間の使い方というのは、段取りや逆算力が必要(p74)
・ファンがつくような仕事ができる人の共通点は、1)お客様を大事にしていることを態度で示す、2)謙虚である、3)社交辞令を言わない(p85)
・優秀だなと思う人に共通しているのは、仕事とプライベートを分けない、仕事とプライベートを無理して分ける必要はないということ(p96)
・おカネを上手に使うためには、軸や指針が必要、本当に自分のためになる、人のためになる、おカネの使い方ができると良い(p109)
・人におカネを貸すときには、貸したつもりではなく、あげるつもりでないといけない、そうしないと簡単に人間関係は崩れる(p119)
・まず年間行事をリストアップして、年間単位でやらなくてはいけないことを確認する、そして、半年・3か月・1か月・1週間と単位を小さくする、「自分がやらないといけないこと」「人に任せないといけないこと」「人に教えないといけないこと」を考えてもらう(p133)
・人間関係を長続きさせるには、自分から動くこと(p149)
・人は見た目ではない、だからこそ、いつでも、どこでも、誰にでも公平に接することを忘れてはいけない(p159)
・人との関係は、去り際の印象が一番強烈に残る、なので「お客様から見えるところで、お客様の姿が見えなくなるまでお見送りする」というルールをつくっている(p175)
・「誰々に似ている」というのは、「他の誰かを基準にお客様を見ている」ということなので、基本的には言わない(p178)
・気が利くかのポイントは、変化を見つけた時に「へぇ」で終わらせてしまうか、気づいたことをアクションに結び付けられるか、自分の仕事と思っていない事には意識が向かない(p180)
・人間にとって一番つらいのは、それまで経験したことのないことを経験した時(p192)
・具体的に目標を立て始めると、仕事に対するスタンスが変わる(p197)
・人とのコミュニケーションで大事なのは、心の中で思う、のではなく「口に出して認める」(p209)
・新人スタッフを教育するために中堅スタッフに伝えていることは、1)何度も話した内容でも、1から教える、2)言ってできていなければ、何度でも1から教える、3)なぜそうしているかの理由と、そうすることで相手がどう思うか、自分がどう感じるかを考え感じてもらう(p215)
2012年10月10日作成
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具体的なエピソードとともに、心得、振る舞い、気持ちの持ち方についてまとめられており、共感するところが多かったです。銀座付近の方なら、お店紹介も多く掲載されているので、ちょっとしたおもてなしや、接待の際にも活用できそう。男女問わない内容です。
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心配りの基本が、とても読みやすく書かれてあります。
新人教育、また、若い人の学びの書としても利用できる内容だと思います。
お薦めのレストラン等も記載されたあり、是非一度おとずれてみたい。。。そう思いました。
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人の究極的な欲望は人の心身を掴むことなんだと思いました。
金銭によってかりそめの関心をもらうのでしょう。
お客様に夢を与えるのがホステスの仕事らしく、かりそめの夢だと知りながらそれに騙され楽しめるような、そんな粋な男になりたいと思いました。
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平等な評価とは仕事の出来る人には厚い処遇を与え、仕事の出来ない人には厚い教育を与える事という考え方には目から鱗だった。
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銀座のクラブには敷居が高く(たぶん値段も)、まだ行ったことがないが、これを読んで「銀座が銀座たる所以」を感じた。
細かな気配りは決して目に見えるものではないけれど、それができる・できないは人の気持ちに大きく影響をする。
そして、そうした「気遣い」のスペシャリストofスペシャリストが、日本一の高級街銀座のママなのだろうなと。
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知性と気配りを身につける銀座の教え
電話(メール)一本にもきくばりを
⇨送るなら定型文ではなく、何か一通オリジナル文章を
本をもらったら感想を伝える
相手に感謝して、さらにその感謝かきちんと伝わるお礼を
いい人間関係は相手の名前を呼ぶことから始まる
ほろばしゃ
ひとくち茶漬け八十八楽
ピエスモンテのシュークリーム
銀座近江屋洋菓子店のチーズケーキ
空也の最中
BAR Odin
銀座Miyagawa
利害関係のない人でもきちんと挨拶をする
●お願いするとき
もしよろしければ
恐れ入りますが
お手間を取らせますが
●お断りするとき
ありがたいお話なのですが
ご期待にそえず、心苦しいのですが
疎遠になった人にメールを送ってみる
⇨一日一通
旅先で撮った写真を絵葉書にして一筆そえておくる
空気を読めでは空気は読めない
⇨具体的に説明する
物事のスタートは興味から
⇨興味をもてる手伝いを
空気が読めない人へ
⇨自分に置き換えて考えてもらう
食事は気配りを学ぶ最高の機会
気が利くかどうかのポイント
⇨何かに気づいた時、「へぇ」で終わらせるか、気づいたことを具体的なアクションに結びうけられるか
こまめにかんがえさせるための声がけを
人間にとって一番つらいのはそれまで経験したことのなあことを経験したとき
逃げない、あきらめない、そして続ける
久しぶりにおいしいワインだったよ
の返答
お客様のチョイスがよかったからです
実力は語らずともその所作にあらわれるもの⇨
謙虚であれ
褒めるためには
⇨事実を口にするだけでよい
⇨笑顔て挨拶できるようになったね
⇨相手が今までやってきたことを認める
⇨まずはできていることを認める
●●くんメモをとってみたら?
メモをとるようになったね
手帳にメモをしてみたら、日付や緊急性もわかってももっといいんじゃない
自分が何度も話したことが、あるないようでも、一から教えること
言ってできていなければ何度でも一から教えること
教えるときはなぜそうしてるかの理由とそうすることで相手が、どう思うか、自分がどう感じるかを考えてもらう
できないのなら、引っ張りあげる
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2013.8.25
小料理屋 きく 京料理 真理福
銀座 田舎家 ほろばしゃ
すしや⚪久 銀座 羅豚 本店
割烹 ほんま 銀座 すえむね
綾 AYA RESTAURANT DAZZLE
ひとくち茶漬け 八十八楽 銀座本店
GINZA MARQUISE ピエス・モンテ
銀座近江屋洋菓子店 空也
BAR KAGE THE HAMILTON
BAR ODIN 銀座店 銀座 Miyagawa
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筆者の人柄の良さ・温かさが伝わる文章でした。同じ商売をする人間として、私ももっと頑張ろうと励まされました。
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チェック項目5箇所。自分自身が教えられたのと同じように、話をして、手本を見せるようにして、少しずつ理解していってもらう、それが、私が習ってきた銀座の教えです、本書には、私がそうして銀座で学んできたこと、そして、経営者や上司として私がいつもお店のスタッフに伝えていることを書きました。人から信頼を得るには自分から何かを提供することです、たとえばお客様に対してなら、誰よりもお客様に興味を持つ、きちんと話を聞く、お店のスタッフに対してなら、ささいなことでも「ありがとう」と言う、不満は言わない、話したいことがあるなら陰口ではなく、正々堂々と話し合いの場を持つ。人から慕われているお客様は、ご年配になっても、「あのときはお世話になりました」とお礼を言うことを欠かしません。「仲よくなった」と思っても、それは同世代と同じように接していいということではありません、「親しみやすさ」と「馴れ馴れしさ」は、やっぱり違うのです。「エレベーターの操作盤の前にいる人に、『何階ですか?』って訊かれたら、優しくされた気がしない?」と、「心」の部分を先に教えてもらっていたのです、そうすることで意識が変わりますし、もしうっかり忘れてしまっていたときは、「やっちゃった」ではなく、本当に恥ずかしくなるし、深く反省することができました。