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紙の本
走れ、セナ! (講談社文庫)
著者 香坂 直 (著)
【講談社児童文学新人賞佳作(第45回)】【椋鳩十児童文学賞(第16回)】小学5年生のセナは、足の速さには自信があったのに、クラス対抗リレーで一ノ瀬さんに負けてしまう。しか...
走れ、セナ! (講談社文庫)
走れ、セナ!
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商品説明
【講談社児童文学新人賞佳作(第45回)】【椋鳩十児童文学賞(第16回)】小学5年生のセナは、足の速さには自信があったのに、クラス対抗リレーで一ノ瀬さんに負けてしまう。しかも、彼女と一緒に走れる競技会に向けて練習しようという矢先、学校の事情で陸上部が解散することになってしまい…。【「TRC MARC」の商品解説】
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グッときました
2016/11/17 23:31
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
初見の作家さんです。
児童文学で多くの賞を取っておられるようです。
この本を手に取ったのは、この作品の主人公の名前と同じようにアイルト・セナが好きな私の弟が一人娘に字は違いますがセナと名付けていて年齢も同じだったから興味を持ったのでした。
自分が小学生の頃何を考えて、どう感じて、どう思っていたかなんて正直ほとんど憶えていないので、著者が本当に主人公の小学5年生の気持ちを感じているように表現していることに圧倒されました。
「ふつう」って何?と主人公の母親が娘に問いかける部分では、改めて自分が既成概念や常識らしいものに縛られて疑問も持たなくなっていることに気付かされるました。
子供がいない私としては、今更に残念な気持ちにもなった作品でした。