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紙の本
元気でいてよ、R2−D2。 (集英社文庫)
著者 北村 薫 (著)
平穏な日常は、他人の何気な言葉ひとつで、ざわつき始める。夫と後輩女性が噂になっていると聞き、妻が駆け込んだ所は?(「マスカット・グリーン」)女同士の飲み会で、あっちこっち...
元気でいてよ、R2−D2。 (集英社文庫)
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商品説明
平穏な日常は、他人の何気な言葉ひとつで、ざわつき始める。夫と後輩女性が噂になっていると聞き、妻が駆け込んだ所は?(「マスカット・グリーン」)女同士の飲み会で、あっちこっち脱線しながら話すうち、ふと蘇る切ない記憶(「元気でいてよ、R2‐D2。」)。笑顔の裏の真意、言葉にできない負の感情など、普段は隠している本音が顔を出す瞬間を、女性を主人公に巧みに描く。傑作短編8編を収録。【「BOOK」データベースの商品解説】
夫と後輩女性が噂になっていると聞き、とある場所に駆け込んだ妻。女同士の飲み会で、ふと蘇る切ない記憶…。何気ない日常に潜む悪意や無神経さを、女性の目線で鮮やかに映しだす短編全8話を収録。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
マスカット・グリーン | 11−36 | |
---|---|---|
腹中の恐怖 | 37−49 | |
微塵隠れのあっこちゃん | 51−74 |
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なんてことないのに、後で怖くなる話
2020/08/31 23:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:タオミチル - この投稿者のレビュー一覧を見る
北村薫さんの本を読むと、この作家って、同世代の女性だっけ?とついつい思うのだけど、年配のおじさまなんだよなぁ...。それほど、描かれている女性とそのココロ模様が、解っているなぁ...という感じがいつも。
本作は、女性の日常に転がっていそうな怖い話がそのテーマで、やっぱり「ああ、あるある、それってありそうなこと」と思いながら読み進み、ふんでもまあ、たいして怖くないかと読了。しかし、怖さは、読後、まったく関係ない時にやってくる。
北村さんたら、読者にどんな魔法をかけたのかしら?...と思うことしきりです。