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紙の本
ニセ札つかいの手記 武田泰淳異色短篇集 (中公文庫)
著者 武田 泰淳 (著)
一日おきに三枚ずつ渡されるニセ札をつかうことで「源さん」との関係を保とうとする私。しかし、その「ニセ札」が「ニセ」でなかったとしたら…。ニセ物と本物の転換を鮮やかに描く表...
ニセ札つかいの手記 武田泰淳異色短篇集 (中公文庫)
ニセ札つかいの手記 - 武田泰淳異色短篇集
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商品説明
一日おきに三枚ずつ渡されるニセ札をつかうことで「源さん」との関係を保とうとする私。しかし、その「ニセ札」が「ニセ」でなかったとしたら…。ニセ物と本物の転換を鮮やかに描く表題作ほか、視覚というテーマをめぐる不気味な幻想譚「めがね」など、戦後文学の旗手、再発見につながる七作を収める。【「BOOK」データベースの商品解説】
1日おきに3枚ずつ渡されるニセ札をつかうことで「源さん」との関係を保とうとする私。しかし、その「ニセ札」が「ニセ」でなかったとしたら…。ニセ物と本物の転換を鮮やかに描く表題作ほか、全7作を収録する。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
めがね | 7−32 | |
---|---|---|
「ゴジラ」の来る夜 | 33−87 | |
空間の犯罪 | 89−111 |
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紙の本
我が国の戦後文学に大きな足跡を残した武田泰淳氏の作品集です!
2020/08/03 10:55
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、戦後文学の代表的旗手として数々の創作を発表し、戦後文学に不滅の足跡を残した武田泰淳氏の作品です。同氏は、『司馬遷』、『快楽』、『目まいのする散歩』といった作品でも有名な作家です。同書は、一日おきに三枚ずつ渡されるニセ札を使うことで「源さん」との関係を保とうとする私が描かれます。しかし、その「ニセ札」が「ニセ」でなかったとしたら一体、どうなるのでしょうか?ニセ物と本物の転換を鮮やかに描いた表題作ほかに、視覚というテーマをめぐる不気味な幻想譚「めがね」など、戦後文学の旗手、再発見につながる7作品を収めた作品集となっています。
紙の本
「ゴジラ」の来る夜
2020/05/29 05:29
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:雄ヤギ - この投稿者のレビュー一覧を見る
「ひかりごけ」「快楽」「上海の蛍」などで知られる武田泰淳の「異色」の小説を集めたもの。
天災のようなゴジラを前に、自分達と異なった人間を無意識に殺してしまうという、『「ゴジラ」の来る夜』はコロナに見舞われた今の世界を見ているようだった。
紙の本
ひかりごけ以外
2013/02/26 21:00
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ソレイケ - この投稿者のレビュー一覧を見る
昭和24年から38年にかけて発表された短編のうち、「異色」なものを集めたものらしい。武田と言えば『ひかりごけ』ぐらいしか読んだことがなかったが、高校生ぐらいの時に読んだそれは強烈な印象を残したものだ。
本書に収録されている七編も、バラエティに富みながらそれぞれに印象深い。どれもこれも可笑しいんだか、怖いんだか、何だか不思議な読後感を残すものばかりだが、とりわけ「『ゴジラ』の来る夜」「白昼の通り魔」「空間の犯罪」表題作「ニセ札つかいの手記」が気に入った。