紙の本
バカテス10.5
2013/09/27 21:28
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投稿者:黄猿 - この投稿者のレビュー一覧を見る
マジウケるわ~?~! 腹痛いわ~~!
紙の本
過去と未来と現在と
2015/09/29 16:00
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
後輩ツッコミ役が登場したり、入れ替わりがあったり、成人したFクラスメンバーが見れたり、小学生時代の思い出が語られたりする短編集。幕間ではオカマが選ぶ好みのタイプランキングの発表が行われる。
「僕と兄さんと謎の抱き枕」
久保利光の弟である久保良光は、最近、兄の部屋で見かけた抱き枕の真相を探るため、文月学園の学校見学会に参加することにした。土屋康太の妹である土屋陽向も一緒にFクラスへと向かうと、そこには異端審問会の面々が待ち構えていた。
出会う人ごとにくだんの人物、吉井明久についてインタビューする久保良光は、徐々に、文月学園的な思考に毒されていくことになる。
「僕と雄二と危ない黒魔術」
霧島翔子が持っていた怪しい本を没収した坂本雄二は、偶然、そこに書かれていた黒魔術の儀式を実行してしまった結果、吉井明久と入れ替わってしまった。嫌な予感を覚えた雄二in明久は、吉井玲のセクハラ目覚ましをかわして自宅に駆け戻る。そこには、霧島翔子にプロポーズしようとしている、明久in雄二の姿があった!
元の姿に戻ろうとする二人だったが、そこに明久に女装させようとする玉野美紀や、工藤愛子とムッツリーニ、島田美波と清水美春らが介入してきて、現場は混乱の渦に落とし込まれる。
「僕と未来と召還獣」
進路希望調査に迷う雄二や明久の前に学園長の藤堂カヲルが現れ、またもや思いつきで調整した試験召還獣のテスターを依頼してきた。今回は、召還者の20代前半の姿をシミュレーションするというものだ。
これまでの痛い経験が彼らに二の足を踏ませるが、やはり興味本位で結局召還してしまうFクラスとAクラスのいつもの面々は、シミュレーションした自分達の姿に何を見るのか?特に木下秀吉の未来は必見かも。
「私とウサギと仄かな初恋」
小学四年生の姫路瑞希は、地味好きとあだ名される、引っ込み思案で病弱で、自分を太っていると思い込んでいる女の子だった。やりたくない飼育委員を押しつけられてしまったとき、彼女を庇って声をあげたクラスメイトの吉井明久と知り合うことになる。
当時はクラスの女子の人気者だった明久と仲良くする瑞希に向けられるのは、女子のやっかみと嫉妬の視線だ。落ち込み、追い込まれ、自爆発言をしてしまった瑞希は、体調を崩して入院してしまう。そのときに、悲劇と、現在に至るまで彼女を支えた出来事が起きるのだった。
次巻が本編最終エピソードとのこと。短編集は続くのかな?
紙の本
娯楽小説としては上位!
2012/12/03 20:34
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投稿者:りゅーね - この投稿者のレビュー一覧を見る
単純に面白いだけでなく、伏線やストーリー展開もすごく良いと思います。
今までの本編を読んでいない人にはすごく分かりづらいと思いますが、それでもやっぱり面白い。
とりあえずこれを買って、よく分からなかったら1巻に戻って買ってみては?
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小数点タイトル通り短編集。どれも楽しませてもらいました。個人的には入れ替わり話が一番だったかな。あとがきで触れられてたけど玲さんもちゃんと絡んでたら更なるカオスだったと容易に予想できるがそれがなかったのは残念と言うべきか否か(笑)未来予想話は明久が存外まともだった…気がしたのは前半だけでした。過去話がイイ話なのは想定内だけど何このヒーローって感じの明久は想定外。今やどうしてこうなった…。最後にムッツリーニ妹の絵を載せたことはよくやったと言いたい。
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手堅くまとまった短篇集。
どうやらムッツリーニには異端審問会を差し向ける必要がありそうだ。
あと、雄二。
次の11巻で本編完結らしい。
最初はあまり馴染めなかったけど
今では最新刊が待ち遠しいシリーズに。ぜひ
きれいに締めくくって欲しい。そして著者の更なる飛躍を願うのみ。
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相変わらずおバカでくだらない、腹の底から笑えるコメディライトノベル。
タイトルの「10.5」からわかるように今回で5冊目の短編集なんだけど、中でも個人的に気に入ったのが「僕と未来と召喚獣」ですかね。
いわれないとすぐに忘れてしまうんですけど、毎度バカをやってる吉井たちは高校2年なんだよね……ほんと。進路とかがこれほど気になるキャラクターも珍しい。
しかも、時期がら「就職が決まらない学生が多発」というようなニュースが世間を騒がせている中ですから……本当に気になります。
とにかく、全然クオリティが落ちないのが凄まじい! 本当に面白いライトノベル!
オススメです!
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短編集。
相変わらず気楽に読めて面白い。
最後にシリアスなのが一本あるけど、それもバカテスらしさを失わず、キャラクターにより愛着が湧いてくるいいショートでした。
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進路希望調査の記入内容に迷う明久、雄二、ムッツリーニの3人に学園長が提案したのは召喚者の未来をシミュレートする新たな実験だった。明久達は当然のように断りを入れるが、結局興味をそそられたFクラス面々は早速試してみることに。
バカとテストと召喚獣10.5
「僕と未来と召喚獣」、「僕と雄二と危ない黒魔術」など全4本でお贈りする青春エクスプロージョンショートストーリー第5弾です。注目は最後の4本目ですね。ここでは敢えて題名は伏せますが、まさしく小学生ならではの王道中の王道の恋。そんな王道には明久の悩ましい魅力がたんまり詰まった展開になって、やっぱり「こいつは良い奴だ」となります。
が、ここは好みの分かれる所とも思います。なぜなら王道とはともすればベタベタの展開そのものだから・・・。特に、このシリーズはベタにベタを塗り込む程のベタベタ恋愛コメディーに仕上がっていますので、第1巻から読んでいる人の中には「もうついていけない」とへばってしまう人も出そうw。私が彼らにアドバイスするならば、「短編集と割り切って現実にはいないだろうバカな良い奴明久を応援しよう!」としか言えないですね。
ちなみに、次の第11巻でこの「バカとテストと召喚獣」が完結する模様です。「いよいよ終わりか・・・」という残念な気も少々ありますが、それよりも「これまでの恋や展開を収拾させることが出来るのか!?」という不安の方が遥かに大きいです。大丈夫かな。
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入れ替わりに未来に、本当にバカテスでやってないネタってあとあったっけ?っていう勢いで。あと小学生の明久ほんとまじ男前。モテるよなーっていうかこのころがピークなのか…なぜ今そんなことになっている本質はあんまかわってないはずなのに…。それにしても挿絵が今回ほんとおいしい。妹ちゃんかわいい…!
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常識人視点の話が複数入ってるからかバカ度指数低め。全体的に突っ走ってく感じでなく、彼らの特性や関係性をおさらいしている感じ。
電車で読めなくなるようなギャグ展開も少なくちょっと残念。
でも、どんなに鈍くて周りからバカにされてても、大切なことだけはちゃんとわかってる明久はやっぱり魅力的。秀吉もかわいい!
オマケ企画で久保くん出なかったのはネタにならないからかしら…
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バカ達が繰り広げる学園召喚獣戦の番外編。
今回は4本立て
といっても本編と番外編との境界線って微妙なんだけどね(笑)
『僕と兄さんと謎の抱き枕』……★★★★★
久保君の弟が兄の部屋で明久の抱き枕を発見したことから始まり、学校見学で調査をする話。
何も知らない弟と学校関係者のやりあいが、一番バカテスっぽい仕上がりでよかった。
『僕と雄二と危ない黒魔術』……★★★
翔子が持っていた黒魔術書によって色々とメンバーが入れ替わる話
話自体は面白かったんだけど、バカテスの中でこういった入れ替わりが起きるのが受け入れられなかった。
『僕と未来の召喚獣』……★★★★
進路調査でなにを書こうか迷っているところ学園長が召喚システム改良で召喚獣が未来の姿みれるような改良をした。
未来と現在の当人同士のやり取りがなかなか楽しかった。
それとムッツリーニに何が起こったか気になります。
『私とウサギの仄かな初恋』……★★★
明久と瑞希の小学生での出来事。
過去の回想ってことで笑いがないので、バカテスの良さがない
でも、嫌いじゃない。
余談だけど、最後ページのムッツリーニの妹には感激です!
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シリーズ短編集第5弾。
第1話は、Aクラスの久保君の弟・久保良光が、兄が想いを寄せるという吉井明久という男の姿を見るために、文月学園の見学にやってくる話。
第2話は、霧島さんの持っていた黒魔術の本で、明久たちの身体が入れ替わってしまう話。
第3話は、生徒たちの未来の姿をシミュレートする新しい召喚獣のシステムを試す話。
第4話は、小学生の頃の明久と姫路さんの心温まるストーリー。ともに飼育委員になった2人が、ウサギの世話をしながら交流を深めることになります。
第2話・第3話はいつも通りのハイテンション。第4話は打って変わってイイ話です。とくに第2話がおもしろかったのですが、あまりにもコロコロとキャラクターの中身が入れ替わるので、途中でストーリーを追いかけるのが面倒になってきます。
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短編もいいですね。本編とは違ってメインストーリーとして必要無くてもバカテスのキャラを使った楽しいエピソードを楽しめるのですから(^^)
今回の短編、個人的には入れ替わりエピソードがハチャメチャで楽しかったです♪
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読書録「バカとテストと召喚獣10.5」3
著者 井上堅二
イラスト 葉賀ユイ
出版 ファミ通文庫
p54より引用
“ 姉さんに隠れて買った新作ゲームは、僕
の貯金を吸い上げて、代わりに苦い思い出を
与えてくれた。”
目次より抜粋引用
“僕と兄さんと謎の抱き枕
僕と雄二と危ない黒魔術
僕と未来と召喚獣
私とウサギと仄かな初恋”
成績で待遇がはっきりと分かれる学園を舞
台とした、青春ファンタジーライトノベル。
幕間や過去を描く短編集第5弾。通算15巻目。
最近の兄の様子の変化に対処すべく、高校
見学の希望先を文月学園にした、Aクラスメン
バー・久保の弟。情報を求め、兄が持つ物物
の素材となっている人物について調べるが…。
(「僕と兄さんと謎の抱き枕」より)
上記の引用は、クソゲーを掴んでしまった
主人公・明久の胸の内。
子供のころに、少ない小遣いを貯めて、年に
一本か二本しか買えないという状況にありな
がら、期待したゲームがクソゲーだった時の
苦痛は、心に傷を作るくらいです。PCとネッ
トの普及で、昔より多くのゲームが作られ手
に入れる機会が増えましたが、ちゃんと作ろ
うとしていない人達には、大切なお金を払わ
ないように気を付けたいものです。
科学とオカルトと偶然で召喚システムが出
来る世界の話なので、本当に何でもありで話
が進みます。前の短編集でも、いきなり子供
が出来ていましたが、出来るようになったか
らといって何でも試してみない方がいいかも
しれません。主人公たちに拒否権がないのが、
少し気の毒に思いますが、本人たちが楽しそ
うに描かれているのは何よりです。
ーーーーー
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いつもながらの短編集。
しかしどう考えても本巻の一番の押しは、短編の間に挟まれたランキング。本編以外のあとがき等が本編より印象に残ってしまうのは、作品として良いのだろうか?いや、良いに決まっている(反語)。
短編では、最後の瑞希と明久の過去編がほっこりするお話で良かったです。小学校時代の明久がかっこよすぎて、高校でどうしてこうなったとは思わなくもないですが。