紙の本
ジムとして精一杯生きようと決めた
2017/02/08 19:00
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投稿者:ケンパパ - この投稿者のレビュー一覧を見る
タイトルに惹かれて購入。
世の中はジム系の人材が支えている・動かしている。ガンダムにはなれなくとも、ジムとして精一杯生きようと考えるようになりました。強くない量産機、やられ役。誇れます。
ガンダムに詳しくない人にもおすすめです。
紙の本
その他大勢が世の中を動かしている
2013/03/31 23:24
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:一休 - この投稿者のレビュー一覧を見る
考えさせられました。そうとも言えるし、それは逃げているとも言えるし、いずれにしても、しっかり地に足をつけた仕事を心がけたいと思います
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僕らはいつもガンダムになりたい。それでも僕らはジムである。それを自覚する事から人生は始まる。
ガンダムであった事はないけれども、いつでもガンダムになりたい、ガンダムな自分を妄想して自分から目をそらす経験をいつでもしてきた節があるじぶんには耳の痛い話だった。
ガンダム/ジムと分ける事によって、自分の位置を確認し「等身大の自分」を自覚する。それが個人の幸せにつながるのだろう。ともに読んでいた小熊英二『社会をかえるには』講談社新書とリンクしていくのが自分の中で快感であった。
この本を読むと、なぜ茂木健一郎に彼が食って掛かったのかがわかる。
君たちは一機で選挙区を変える事はできない、ただの量産機だ。それは決して君たちのせいではないが、変えられない事実である。でもね、出来ない事を知る事で自分の出来る範囲、武器、得意な事をのばしていこう。
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ガンダムのビジネス本は大抵つまらないので、また出やがったか、と思った、のですが、アラ失礼、面白かった。
若い頃からベンキョウが出来たり目立ったりして、俺はガンダムだと勘違いした若者が、実は大抵ジムであり、そして多くのジムは、一緒に組織を腐らせるのにも加担してしまっているのだ。
ガンダムであると誤解するな、正しきジム(せいぜいジムカスタム)であれ、俺もお前も量産型の低コスト人材だ、と…。夢がない? でも、まだボールというヒエラルキーがある、というのが、入れ替え可能な低コスト社会の恐ろしさなのか。僕らの年代ぐらいなら、とっくにジムだらけってわかっているけど、最近の作品は雑魚までガンダムだったりするから、若い人にお前はジムだ、と諭すのは簡単じゃないんだろうね。
シャア専用ザクと戦うはめになったら、ガンダムに頼めばいい。ガンタンクやガンキャノンに、頼める関係を作っておけばいい。そしてジムである僕らは、最後の見開きで溜飲を下げようぜ。
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ガンダム世代として、思わず購入してしまったが、想像以上に面白かったし、納得できる部分が多かった。
今後の仕事のやり方にヒントになり得るかも?
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ガンダムをモチーフにしたキャリア論です。世の中は、1%のスゴイ人(ガンダム)ではなく、99%のその他大勢(ジム)が動かしていると定義。このジムが生き延びるためのキャリア構築方法が学べます。「カッコ悪い自分」を恥ずかしがらないことだ。心に響きます。分かっちゃいるけど、ついついカッコ付けちゃうんですけどね・・・。
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世の中はガンダムだけで動いているのではない、世の中はジムで動いている。自らが普通の人である事を認めることを求める。その事に絶望せず普通の人がいかに先が見えない世の中を生き残っていくのか。その上で必要な心構えなどを描いた刺激的な一作。
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ガンダム型人間ではない、僕らのための本。特別な存在にならなければいけないと、ある種の強迫観念にとらわれている「ガンダム病」が世の中に蔓延していると著者の主張。しかし、そうではない。世の中は、大多数の量産型、いわばジムのような人々の存在で成り立っている。そこで、ジムとしてこの社会で「生き残る」方法を考えている本。
個人的には、身近な先輩などの仕事を見習う、自分に頼まれた仕事をやる、などの点で発見があった。高望みは現在の否定に繋がる。まずは足元から、一歩一歩進んで行こうと思った。良書。
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現実を直視する、なんだろうね。ないものねだりしても、そりゃ無理だよと。
自分たちは、その他大勢。ガンダムである、〜になれるなんて甘い期待しても無駄さ。
ルーチンワークだって大切。
幸せは安くなっている。
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この著者の名前は以前から知っていたけど、改めて読んでみたいと思ったのは、ずっとポッドキャストで聴いているTBSラジオ「文化系トークラジオLife」に出演されてから。色物的な発言でおとしてしまうこと多々ありつつも、元々のご専門の雇用や就職の分野を中心にした鋭い指摘にはいつも共感してしまっていた氏の最新刊だから。
あまたあるビジネス本にあるような「いかにえらばらし人になるか」という視点を一蹴(みんなが選ばれし者になれるわけがない)、量産型モビルスーツ・ジムに大多数のサラリーマンをなぞらえ、選ばれし者ではない人たちがとるべき方向性を示した本。読んでいてちょっと元気が出る本です。
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なかなか面白い内容でした。
世の中をガンダムの世界にあてはめて説明をされています。
読み終わった感想としては僕も「ジム」だ。
ということでしょうか。
ただ、「ジム」でも与えられた仕事をこなす。ステップアップするということは大事だと書かれていましたね。(ざっくりですが:興味のある方は読んでみてください。)
非常に面白い仕事観でした(^^)
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僕たちはガンダムのジムである。
完全にジャケ買いをしてしまった格好だ。
キャリア論ではあるとは帯にあったが、帯のイラストといい、ハートを掴まれてしまった。
タイトルや帯は完全にすばらしいコピーである。
中身は残念ながらジムの考察というよりはジム型社員のキャリア論と言う著者の主観の掃き溜めのような内容でがっかりだった。
まあ、今自分にそのような論調が必要ないからそう感じただけかもしれない。キャリアについて悩んでいる人に関しては響くかも。
もう少し、ジムの考察やジムの開発・発展過程に考察を触れて、どのようなキャリアプランニングを行っていくべきかやザクも同様だが、ジムには局地戦闘型もあるので、そういった点にも触れた上で文章を構築してほしかった。期待が高かったために残念と言わざるを得ない。星は2つ。
目次
第1章 僕たちの「戦場」は今、どうなっているのか?
第2章 僕たちはこうしてジムになる
第3章 僕たちジムのための人生戦略
おわりに 僕たちはガンダムのジムである
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ガンダムを目指すジムか、強いジムを目指すジムか、何も目指さないジムか。
他のジムにはできないことをできるジムにはなりたい。
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勘違いすんなよ、お前はガンダムじゃないよ。ジムだよ。
ナンバーワンじゃないんだから、ましてオンリーワンであるわけないだろ。という本。
自分への戒めとしては良かった。そうだ、俺も所詮ジムだ。ジムはガンダムには一生なれないけど、せめてリック・ディアスを目指そう。
で、本の後半は、ジムなりにどう頑張れば良いかが書いてあるんだが、それは特にジム特有の話ではないというか、とりわけ普通のビジネス書的な話。頑張ってもしょうがないってのではなく、ジムなりに頑張れと書いてあって、でもそれは別にジムだからこうしろって言ってる感じでもなく、少し尻すぼみな感じでした。
まあ、勘違いせずに、ポジショニングをしっかりしろってことですね。
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何かすごいことをやりたい、将来凄い人物になって成功したい。一度だってそんな夢想に耽ってみたことのない人はいないのではないか。
「ぼくらはガンダムのジムである-」そう何度も転職を経験し、ガンダムになることを追い求めてきた過去を振り返りながら、そう著者は断言し、普通の仕事を自分なりの目的意識を持った上でやり遂げ続けることが少しマシな、カスタマイズした「ジム」になれる近道だと言う。世の中の99パーセントはジムによって支えられている。確かにこれには頷けるが、それでは1パーセントのガンダムをのさばらせたままで一体この世の中の何が変わるのだろう。そんな疑問もふと湧いてきた。