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商品説明
今をときめく太政大臣・兼家の首から下が行方不明に!?道満の仲介で鬼との双六勝負に挑んだ兼家だが…。晴明と博雅が、都の怪異を解き明かす。【「BOOK」データベースの商品解説】
平安の都で起きる怪しく妖しい事件の数々。若き陰陽師・安倍晴明と笛の名手・源博雅が、幽鬼や怨霊たちが引き起こす怪事件を鮮やかに解決! 「銅酒を飲む女」「首大臣」ほか全9編を収録。『オール讀物』掲載を単行本化。【「TRC MARC」の商品解説】
収録作品一覧
銅酒を飲む女 | 5−36 | |
---|---|---|
桜闇、女の首。 | 37−68 | |
首大臣 | 69−106 |
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紙の本
心の闇
2017/08/24 13:40
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ペンギン - この投稿者のレビュー一覧を見る
尽きることのない欲、自己中心的な考え、嫉妬や羨望。好ましくないとされる感情にそっと寄り添う優しさがあります。心の闇、負の感情さえも、苦さや渋みのようにおいしいと思えるような人が本当の人生を生きる大人なのかもしれません。今巻は、漢詩が多く出ていて、詩の風情を豊かに味わえる古人の味覚が少しうらやましくなりました。
紙の本
今昔物語集と読み合わせると。
2017/08/06 18:21
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:うりゃ。 - この投稿者のレビュー一覧を見る
今昔物語集に載っている物語を土台に新しい物語を作っている。
そのため、原典と読み合わせると、夢枕獏氏の描こうとしている、平安の闇が見えてくるような気がする。
個人的には「新山月記」がなんとも。
原典の原典とも言える「人虎伝」より、中島敦の「山月記」に寄せて描いているが、オリジナルと思っていた詩才さえ自分のものではなかったというあたりにぐっとくる。