「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
読割 50
紙の本
地形からみた歴史 古代景観を復原する (講談社学術文庫)
著者 日下 雅義 (著)
「記紀」に描かれた数多の自然現象とその災害の実態とは? 「万葉集」に謳われた風光明媚な景を現在と比較すると? 人為は景観をどう変えたのか? 空中写真、地形図、遺構・遺跡、...
地形からみた歴史 古代景観を復原する (講談社学術文庫)
地形からみた歴史 古代景観を復原する
ワンステップ購入とは ワンステップ購入とは
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
「記紀」に描かれた数多の自然現象とその災害の実態とは? 「万葉集」に謳われた風光明媚な景を現在と比較すると? 人為は景観をどう変えたのか? 空中写真、地形図、遺構・遺跡、史料を突き合わせ、古代日本を復原する。〔「古代景観の復原」(中央公論社 1991年刊)の改題〕【「TRC MARC」の商品解説】
「地震」「水害」「火山」「雷」「大風」……。『記紀』に描かれた数多の自然現象とその災害の実態とは? 「浦」「江」「潟」「岸」「潮」「浜」……。『万葉集』に謳われた風光明媚な景を現在と比較すると? 「古墳」「池」「溝」「津」「水門」、人為は景観をどう変えたのか? 空中写真、地形図、遺構・遺跡、史料を突き合わせ、失われた古代日本を大胆に復原する。(講談社学術文庫)
自然と人間によって、大地は姿を変える
『記紀』『万葉集』に登場する「水門」「潟」「大溝」「津」とは?
古日本の姿を、地理学・考古学・歴史学を総動員して復原する
「地震」「水害」「火山」「雷」「大風」……。『記紀』に描かれた数多の自然現象とその災害の実態とは? 「浦」「江」「潟」「岸」「潮」「浜」……。『万葉集』に謳われた風光明媚な景を現在と比較すると? 「古墳」「池」「溝」「津」「水門」、人為は景観をどう変えたのか? 空中写真、地形図、遺構・遺跡、史料を突き合わせ、失われた古代日本を大胆に復原する。
……環濠とシュートバー(埋没礫堆)の調査では、あらかじめ用意した地形分類予察図、空中写真、検土杖(けんどじょう)などを持って現地に出かけ、発掘現場の露頭観察や検土杖による地質調査に汗を流し、(中略)広くて傾斜の緩やかな地域では地形図、空中写真、折れ尺などを手に、黙々とペダルを踏んだ。自転車は、平野の微起伏をとらえるのに、とても都合がよかった。(中略)私は地形環境と人間活動との関係を、かなりながい時間軸でとらえるという方法を、頑(かたくな)にとり続けてきた――<「学術文庫版まえがき」より>
※本書の原本『古代景観の復原』は、1991年に中央公論社より刊行されました。【商品解説】
目次
- 学術文庫版まえがき
- 第一章 景観の復原と遺跡――はじめに
- 1 景観をとらえる
- 2 地下からの情報
- 第二章 大地は変わる
- 1 マクロからミクロへ
- 2 日本の古代を中心に
- 第三章 『記紀』『万葉集』に自然の景をよむ
- 1 「水門」と「岸」
- 2 潮の流れと生活
関連キーワード
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
紙の本
古事記や日本書紀に著された古代地形の復元を試みた興味深い一冊です!
2020/03/26 09:52
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、我が国の古代の歴史書である『古事記』や『日本書紀』に描かれた自然現象や災害、『万葉集』に詠まれた風光明媚な地形を、現代のテクノロジーと研究成果を用いて大胆に復元していこうという試みをもって表された一冊です。内容構成も、「第1章 景観の復原と遺跡」、「第2章 大地は変わる」、「第3章 『記紀』『万葉集』に自然の景をよむ」、「第4章 生活の場を復原する」、「第5章 生産の場を復原する」、「第6章 消費の場を復原する」、「第7章 景観の形成と古代」となっており、なかなか興味深い内容となっています。地理学や歴史学の好きな方にはたまらない一冊ではないでしょうか。