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真剣 新陰流を創った漢、上泉伊勢守信綱 上 (講談社文庫)
著者 海道 龍一朗 (著)
戦乱の世、上州の小領主の次男として生まれながら、武人としてより兵法者としての道を選び、「剣聖」となった漢がいた―。剣の修行に明け暮れていた少年は、過酷な立切仕合を経て出会...
真剣 新陰流を創った漢、上泉伊勢守信綱 上 (講談社文庫)
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商品説明
戦乱の世、上州の小領主の次男として生まれながら、武人としてより兵法者としての道を選び、「剣聖」となった漢がいた―。剣の修行に明け暮れていた少年は、過酷な立切仕合を経て出会った老齢の師から「己の陰を斬る」ための陰流を皆伝される。だが己自身の奥義はまだ見つからない。大型歴史巨編開幕。【「BOOK」データベースの商品解説】
時は戦国、剣の修行に明け暮れていた少年は、師から「己の陰を斬る」ための陰流を皆伝される。だが己自身の奥義はまだ見つからず…。孤高の兵法者として道を究めた漢の「剣」と「心」と「修行」を描いた歴史巨編。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序の舞 降 臨
- A.D.1508. Province Kouzuke,The Castle "KAMIIZUMI".
- 其の壱 邂 逅
- A.D.1563. Province Ise,The Chateau "KIRIYAMA".
- 其の弐 南 都
- A.D.1563. Province Yamato,Primary Capital "NARA".
- 其の参 鹿 島
- A.D.1521. Province Hitachi,The Shrine "KASHIMA".
- 其の四 立 切
- A.D.1524. Province Hitachi,The Shrine "KASHIMA".
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珍しい上泉伊勢守の小説
2019/05/02 10:39
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トッツアン - この投稿者のレビュー一覧を見る
新陰流創始者の上泉伊勢守を題材にした長編の小説は珍しいのではないだろうか。池波正太郎と著者を度忘れしたが単行本等数冊しかないのではないかと思う。柳生新陰流の源流。恐らく、腰を落とした低い姿勢での剣術とは思う。松本備前守や愛洲移香斎とのやり取りが面白い。特に愛洲移香斎との部分は人を喰ったような移香斎に好感を持ってしまった。
剛の小野派一刀流に対して、柔の新陰流。その影響は愛洲移香斎の陰流にあると感じる。小説ではあるが、現実の世界でも通じるものがあると思う。
また、単なる剣豪小説としてだけでなく武将としての戦術や考え方、生き方も記されていて面白く読んだ。
大東流合気柔術が小野派一刀流なのに対して、合気道が(柳生)新陰流を研究した等という話も耳にしていてその違いも感じることができた。