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紙の本
ちゃんちゃら (講談社文庫)
著者 朝井 まかて (著)
江戸・千駄木町の庭師一家「植辰」で修業中の元浮浪児「ちゃら」。酒好きだが腕も気風もいい親方の辰蔵に仕込まれて、山猫のようだったちゃらも、一人前の職人に育ちつつあった。しか...
ちゃんちゃら (講談社文庫)
ちゃんちゃら
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商品説明
江戸・千駄木町の庭師一家「植辰」で修業中の元浮浪児「ちゃら」。酒好きだが腕も気風もいい親方の辰蔵に仕込まれて、山猫のようだったちゃらも、一人前の職人に育ちつつあった。しかし、一心に作庭に励んでいた一家に、とんでもない厄介事が降りかかる。青空の下、緑の風に吹かれるような、爽快時代小説。【「BOOK」データベースの商品解説】
江戸・千駄木町の庭師一家「植辰」で修業中の元浮浪児・ちゃらは、酒好きだが腕も気風もいい親方の辰蔵に仕込まれて、一人前の職人に育ちつつあった。しかし、一心に作庭に励んでいた一家にとんでもない厄介事が降りかかり…。【「TRC MARC」の商品解説】
目次
- 序章 緑摘み
- 第一章 千両の庭
- 第二章 南蛮好みの庭
- 第三章 古里の庭
- 第四章 祈りの庭
- 第五章 名残りの庭
- 終章 空仕事
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紙の本
朝井まかての時代小説
2023/12/28 09:49
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:トマト - この投稿者のレビュー一覧を見る
逆恨みは恐いですね。一方的に恨んで仕返しをしようと虎視眈々と狙ってくる。そういう時はどうしたら良いのか。味方を多く持つことなのかな。
主人公のちゃらは、良い師匠に恵まれた。仲間に恵まれた。その恩恵を当たり前として受けるばかりでなく、それに報いるために懸命の努力をする。だから彼を見捨てないものが増えていくのかも。そして、一番近い存在だからこそ、大切なものが分からない時がある。失いそうになったり、失ってから気付くと悲しいものだ。間に合うのか。
紙の本
おいしい夏の風
2021/04/29 15:27
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:かずさん - この投稿者のレビュー一覧を見る
題名だけをみると何か面白い事がと思ったり、逆にちょっと読むのを躊躇したりするのではないだろうか。作者お得意の江戸時代職人もの時代小説。職人一徹の親方、その娘、石組の達人に物知りの庭師、そして主人公のちゃら。娘と主人公の友人知人。単なる拾われた主人公と親方の娘の恋の物語ではなく。みんなが大きな事件に巻き込まれていく。最後は悲しい結末と思いきやハッピーな結末が。江戸の職人の生活や地名、季節、そして作庭や植物の描写に毎回ながら感服する。今回の千駄木、団子坂、深川佐賀町等風景が読んでて思い浮かぶ。10年ほど前の作品ながら疫病が流行った時、居酒屋で酔った町人が「御公儀ってのはご政道が生業じゃないか・・・」先が見えていたのだろうか。
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ラストは嬉し泣き!!よかった!!
2016/02/18 10:03
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投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
江戸における庭の重要性がさりげなく、そして力強く書かれている。庭って適当に作っているんじゃなかったのね。当たり前のことなのかもしれないけれど、考えたこともなかったのでとても新鮮な気持ちだ。今後、庭をみる機会があれば、ちゃらや辰蔵親方を思い出そう。そして玄林も。玄林はいいヤツだっただけにとても惜しい。でも自分の正義であっても、それで人を傷つけてはやっぱだめだよね。伊織も立派になったし、五郎丸は心底さわやか。お百合の気持ちを汲んで身を引くなんて相当にできた男。そしてなんといってもラストの感動!終幕は嬉し泣き♪
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私の好みではありませんでした
2016/09/06 22:29
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投稿者:koji - この投稿者のレビュー一覧を見る
う〜ん、なんか足りないと言う感じです。どこが駄目というはっきりした欠点のようなものではないのですが、物足りないという感じが読んでいる時から読み終えて数日経った今でも変わりません。
作品がどうのこうのというのではなくて、自分の好みではなかったというなのでしょうか。