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紙の本
七十五度目の長崎行き (河出文庫)
著者 吉村 昭 (著)
浅草、須賀川、田野畑、小豆島…北は北海道から南は沖縄、ケープタウンまで。取材魔・吉村昭は、またおのずから旅の人でもあった。街角のほんのそこまでの旅から、数々の名作の舞台と...
七十五度目の長崎行き (河出文庫)
七十五度目の長崎行き
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商品説明
浅草、須賀川、田野畑、小豆島…北は北海道から南は沖縄、ケープタウンまで。取材魔・吉村昭は、またおのずから旅の人でもあった。街角のほんのそこまでの旅から、数々の名作の舞台となった土地の記録まで、「歴史の証言者」が文字通り全国津々浦々をめぐる。未収録の旅の記録を集めた紀行文集を文庫に。【「BOOK」データベースの商品解説】
北は北海道から南は沖縄、ケープタウンまで。取材魔・吉村昭は、またおのずから旅の人でもあった。街角の旅から、数々の名作の舞台となった土地の記録まで、「歴史の証言者」が全国津々浦々をめぐる紀行文集。【「TRC MARC」の商品解説】
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紙の本
丹念な調査、取材をもとに作品を書かれることで定評のあった吉村昭氏のもう一つの顔、「旅人」が垣間見られる紀行文集です!
2020/06/01 09:55
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ちこ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書は、『戦艦武蔵』や『関東大震災』などに代表される、現場調査、証言、史料を周到に取材し、緻密に構成した多彩な記録文学、歴史文学の長編作品を発表された吉村昭氏の作品です。同氏は旅も大好きな方で、同書は彼の紀行文集となっています。北は北海道から南は沖縄、さらに南アフリカのケープタウンまでを訪ね、その街々で思ったことを綴った興味深い一冊です。同書は、「ふる里への旅」、「楽し、懐かし、魅力の町―浅草レトロ散歩」、「不思議な旅―青梅・沢井に小澤酒造を訪ねる」、「須賀川の雪道」、「北温泉と旭温泉―好きな宿」、「小さなフネの旅」、「高知への旅」、「講演旅行―新潟旅日記」、「花と石だたみの町―もう一度行ってみたいところ」、「真夏の旅」といったテーマで話が進められます。
紙の本
興味深い挿話が散らばっている
2019/08/03 01:46
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:ニック - この投稿者のレビュー一覧を見る
著者の没後に編まれた紀行文集。執筆年には35年もの幅があり、内容は様々。喀血で絶対安静となり活字を読むことが苦痛だったので俳句に親しむようになったとか、日露海戦でロシア兵の遺体収容を体験した古老に取材した話など、興味深い挿話が散らばっている。
紙の本
旅に行きたくなるこの1冊
2016/03/04 00:13
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:szk - この投稿者のレビュー一覧を見る
吉村さんのエッセイ、船の話が多くあった。あまり船旅はしたことがなく、ロマンも感じたことはないが、吉村さんの船への想いがわたしへも伝わり、とても乗りたくなってしまった。今はもうないかもしれないけれど、千葉から北海道への33時間の船旅、羨ましいなあ。一等客室以上に泊まると船長と一緒に食事ができるというのがなんかセレブ感たっぷりでそそられる。船長と話ながら夜が更けて、優雅だ。他、長崎の市電に憧れて憧れ、家を飛び出し1年間だけ働いた少年の話もほっこりした。心に燻っている旅情かき立てられる1冊。本書携え旅に出たい。