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- カテゴリ:一般
- 取扱開始日:2013/01/08
- 出版社: 角川書店
- レーベル: 角川oneテーマ21
- サイズ:18cm/243p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-110384-5
読割 50
紙の本
マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方 (角川新書)
著者 一橋 文哉 (著)
巨悪が操るアングラマネーとは何か。闇社会が吸い上げた巨額マネーに群がる人間の黒い欲望や、戦後の日本が歩んだ暗黒の歴史を徹底的に解明する。「国家の闇」「人間の闇」に続く、日...
マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方 (角川新書)
マネーの闇 巨悪が操る利権とアングラマネーの行方
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商品説明
巨悪が操るアングラマネーとは何か。闇社会が吸い上げた巨額マネーに群がる人間の黒い欲望や、戦後の日本が歩んだ暗黒の歴史を徹底的に解明する。「国家の闇」「人間の闇」に続く、日本の闇を描いた3部作の集大成。【「TRC MARC」の商品解説】
著者紹介
一橋 文哉
- 略歴
- 〈一橋文哉〉東京都生まれ。新聞・雑誌記者を経て、ジャーナリスト。月刊誌『新潮45』の連載「ドキュメント『かい人21面相』の正体」で雑誌ジャーナリズム賞受賞。著書に「国家の闇」「人間の闇」など。
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紙の本
「ヒルズ族」とは
2019/04/13 09:47
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投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
終戦直後から現代に至るまでの経済犯罪史。
第1章は終戦直後の「M資金」等のGHQからみの事件、第2章はやくざ抗争史と芸能人、第3章はイトマン事件等の経済ヤクザ、第4章は住銀事件に代表される企業テロ、第5章はITバブルの崩壊とやくざ、最終章はサイバーテロとアノニマス。
こうして歴史を辿ると、いかにもヤクザという世界から、徐々に一般人とヤクザの垣根が低くなっていく姿がよく分かります。特に「乗っ取りやと仕手集団を足して2で割って、凄みや毒気を抜いて、小ぎれいにまとめれば「ヒルズ族」が誕生する」という下りに納得しました。
ところで、バブル時代の金融機関の杜撰な融資対応を思い出しました。私が働いていた金融機関は、不動産や遊興施設には融資できない特殊な金融機関でした。にもかかわらず、不動産や遊興施設とは別の資金使途だとの屁理屈で、本来融資できない企業とも強引に取引。まだ若かった私は強烈な違和感を覚えながらも、そんなものかと染まっていきました。融資の一部は闇社会にも流れていたかもしれません。その末路はバブル崩壊による不良債権化です。企業倫理や審査なんてないようなものです。