「honto 本の通販ストア」サービス終了及び外部通販ストア連携開始のお知らせ
詳細はこちらをご確認ください。
- カテゴリ:一般
- 発売日:2013/04/25
- 出版社: アスキー・メディアワークス
- レーベル: メディアワークス文庫
- サイズ:15cm/333p
- 利用対象:一般
- ISBN:978-4-04-891614-1
読割 50
紙の本
絶対城先輩の妖怪学講座 1 (メディアワークス文庫)
著者 峰守 ひろかず (著)
妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たな...
絶対城先輩の妖怪学講座 1 (メディアワークス文庫)
絶対城先輩の妖怪学講座
このセットに含まれる商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
商品説明
妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちだがやせぎすの青年、絶対城阿頼耶。黒の羽織をマントのように被る彼の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。季節は春。絶対城が根城にする東勢大学文学部四号館四階、四十四番資料室を訪れる新入生の姿があった。彼女の名前は湯ノ山礼音。原因不明の怪奇現象に悩まされており、資料室の扉を叩いたのだ―。四十四番資料室の怪人が紐解く伝奇ミステリ。【「BOOK」データベースの商品解説】
妖怪に関する膨大な資料を蒐集する、長身色白、端正な顔立ちの青年、絶対城阿頼耶の元には、怪奇現象に悩む人々からの相談が後を絶たない。ある春の日、絶対城が根城にする東勢大学文学部の四十四番資料室を新入生が訪れ…。【「TRC MARC」の商品解説】
あわせて読みたい本
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
この著者・アーティストの他の商品
前へ戻る
- 対象はありません
次に進む
書店員レビュー
読まず嫌いは損をします
ジュンク堂書店三宮店さん
“妖怪”と聞くと、何かおどろおどろしいイメージがあったので何となく敬遠してきました。しかし、友人にある本を薦められ読んでみたところ、今まで何ともったいないことをしてきたのかと後悔しました。
妖怪は実在するものではないので、作品に登場しても名前や伝承などで伝えられる容姿、いわれが出てくる程度で、物語そのものはそれらをモチーフにして事件が起こったり、謎解きをしていくだけのものであったことに改めて気付かされました。そういえば、アニメやマンガでもよく扱われますし、自分自身そういうもので親しんできたことを思い出しました。
さて、今作の主人公は妖怪やオカルトに詳しく、常にそれらに関する資料を読んでいるような人物。そのうえ、妖怪に詳しくない相手に滔々と話すところは妖怪ものの作品に共通するものなのでしょうか。きっと作者自身も妖怪が好きで、主人公に投影しているように思います。そして、主人公を通じて読者である私にも教えてくれている、そんな気がします。
物語として今後の展開も気になりますが、どんな妖怪が登場するのかも楽しみの一つです。
文庫担当:NT