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わりなき恋
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  • カテゴリ:一般
  • 取扱開始日:2013/03/22
  • 出版社: 幻冬舎
  • サイズ:20cm/322p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-344-02361-1
  • 国内送料無料

紙の本

わりなき恋

著者 岸 惠子 (著)

孤独と自由を謳歌する、国際的なドキュメンタリー作家・伊奈笙子、69歳。秒刻みのスケジュールに追われる、大企業のトップマネジメント・九鬼兼太、58歳。激動する世界情勢と日本...

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わりなき恋

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商品説明

孤独と自由を謳歌する、国際的なドキュメンタリー作家・伊奈笙子、69歳。秒刻みのスケジュールに追われる、大企業のトップマネジメント・九鬼兼太、58歳。激動する世界情勢と日本経済、混沌とするメディア界の最前線に身を置く二人が、偶然、隣り合わせたパリ行きのファーストクラスで、ふと交わした『プラハの春』の思い出話…。それがすべての始まりだった。容赦なく過ぎゆく時に抗う最後の恋。愛着、束縛、執念…男女間のあらゆる感情を呑み込みながら謳い上げる人生賛歌。【「BOOK」データベースの商品解説】

ドキュメンタリー作家・伊奈笙子、69歳。大企業のトップマネジメント・九鬼兼太、58歳。偶然、隣り合わせたパリ行きのファーストクラスで、2人がふと交わした「プラハの春」の思い出話。それが恋の始まりだった…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

岸 惠子

略歴
〈岸惠子〉横浜市出身。女優・作家。「我が家は楽し」で映画デビュー。2011年フランス共和国政府より芸術文化勲章コマンドールを受勲。「ベラルーシの林檎」で日本エッセイスト・クラブ賞受賞。

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みんなのレビュー36件

みんなの評価2.8

評価内訳

紙の本

小説でも私事報告書でもないヌエのような得体のしれない迷文章

2013/06/05 11:33

3人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:あまでうす - この投稿者のレビュー一覧を見る

才色兼備の俳優でありエッセイストでもある著者が70歳を超えて年下の男性と大恋愛をして、その顛末を小説に書いたというふれこみの広告にだまされたふりをして早速読んでみましたが、まあこれはなんと申しましょうかあ、半分は小説で半分は驚きのプライバシイ、しかしてその実態は小説でも私事報告書でもないというヌエのような得体のしれない迷文章が出来あがってしまいやしたあ。

小説の中での主人公と私との区別がずぶずぶだし、ヒロインが恋に落ちた相手の男性の小説世界での存在感が最後まで不明確で、いったい彼のどこにどんな魅力があるのか恋に理なき私にはさっぱり分かりませんでした。

しかしこういう小説を書けば世間の話題にはなるでしょう。有名無名の若いタレントや芸能人が毎日のようにくっついたり離れたりしていますが、それはそれが彼らの商売であり営業政策だからやっているだけのことで、少し知恵のある映画俳優、まして多少まともな物書きなら、色恋沙汰は世間に隠れて楽しむのが筋ってえもんでしょう。

まして“老いらくの恋”ってえもんは多少はこっぱずかしいことでもあるからして、普通は黙って墓場の中までお持ち帰りになって、「おほほ、もう老い先短い人生なにもないかと思っていたら、思いもかけずにこんな素敵な人に巡り合えてよかったわね」なぞと思い出し笑いしながら成仏するてえのが世間の常識、女の嗜みとでもいうべきもんではないかと超保守派のわたくしなんぞはかたくなに愚考するわけなんでありやすが、どこでどうとち狂ったのかこの岸さん、顰蹙は買ってでもゼニにしたい?という料簡の編集者の口車に乗せられて、一流作家になったつもりでこんな本を書いちまった。やれやれ。

蛇足ながらこの題名は清少納言の祖父の清原深養父という歌人が詠んだ「心をぞわりなきものとおもひぬる 見るものから恋しかるべき」からとられたようで、こういうのはサスガ岸さん!と思わされたりもするのでした。

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紙の本

女優の余技

2016/01/12 03:27

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

69歳の女性ドキュメンタリー作家と、58歳の大企業の重役が、ファーストクラスに乗り合わせた縁で恋に落ちる。アりかなあという設定。優れた作品と新聞に紹介されていたから買ってみたが、案の定、裏切られた。庶民には程遠く、かといって説明不足だから、何が言いたいのか解らない。あくまでも女優の本か。

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2013/06/15 14:22

投稿元:ブクログ

久々に読んでいるのが苦痛だった。
次に控えている本を横目で見ながら、もうすぐアンタにたどり着くから待っててね、と奮い立たして読み終えた。

大人の恋愛は大いに「アリ」だと思っている。
それが、70オンナと年下男の話、となれば、期待して読み始めたわけだ。
幻冬舎のどぎつい広告に惑わされて、ね。

そしたら、コレだ。
なんだ、コレ。

小説としてもテイをなしてない。
上っ面だけの散文集みたい。

70オンナのゴージャスなありえない生活ぶりも、そりゃあ、本の中でいえば、アリ、だろう。
恋愛だって当然。
震災の下りも、筆者はたぶん、現地に行ったんだろう。
でも、中途半端。
ここの中では恋愛話の彩りにしかなってない。
 

さ、次を読もうっと。

2014/08/22 09:56

投稿元:ブクログ

美しく聡明で素敵な岸惠子さんの作品ということで、ちょっと期待して読んだが少々残念。わりなき恋:理屈や分別を超えて、どうしようもない恋。

2013/05/29 08:35

投稿元:ブクログ

歳は十分すぎる国際的に活躍する女と初老のトップビジネスマンの恋。社会的活動(仕事を持っている)は年齢を超える。二人の差異は過ごした時間の歴史だけ。男女の年齢差を感じさせない現役の恋愛。別れは年齢が理由ではない。岸惠子さんのパワフルさがじかに感じられる。加齢による性的な違和感が巷では話題だけれど、そんなことは、男女の恋愛において本質的な問題ではないんだよ。文章は説明的だし、冗長だけれど通俗小説ではなく、自伝的小説です。

2013/09/09 19:33

投稿元:ブクログ

母の本棚から拝借。

話題になっていましたねー。
70歳からの恋。
いやらしい意味ではなくアダルトな内容でした。

これから高齢者もどんどん増えていくし、この年齢から始まる恋も珍しくなくなるのかも。

ただ、内容がセレブリティで若干置いてきぼりにされた感はありました。

2013/07/12 12:44

投稿元:ブクログ

久々に読んだ大人の恋愛もの・・・
でも次に控えている本を読みたくて、最後まで何とか読み終えた。
昔なら70歳になったら有りえなかった大人の恋愛・・・今は大いにアリなんですね。
期待して読み始めたけど、幻冬舎の広告に惑わされたかな・・と思った。

2014/04/24 16:16

投稿元:ブクログ

私なんて全くのヒヨッコだぜ、っていうくらいずっと大人の「理なき」恋を描く。
一時期あちらこちらで評判だったので読んでみた。

どうも文章があっちに行ったりこっちに行ったりで読み難い。想像なのか現実なのか過去なのか現在なのか。混乱。
九鬼は早々に「もうじき還暦です」と年齢を明かすけれど、笙子はいつまでも「母」の思い出に浸っていたり、年齢がよめない。
のに、いきなり「70歳になったのよ!」と、え?ここでいう?っていうシーンで明かされて、彼もビックリかもしれないけど、私もビックリだった。

年齢が出てきたことで、登場人物の脳内演出がますます困難!
マックの原田社長とか原丈人さんとか?(たんに私がファンなだけだけど、モデルの方がイメージにあわなくて)いや、でも不倫ですよ。
また役所公司?
エロシブいオジサマ俳優、昔はもっといたよね。
笙子はもっと難しい。さゆりや富士純子じゃ大人しいし、加賀まりこ?桃井かおりでは若すぎる?
とにかく悶々としながら読み進める。
これはハイソな世界でないと成り立たない感じ。
仕事の隣席のおじさまも60歳ですが、年上と恋するようには思えない。いろいろ恋多きオッサンのようですが。(独身です)
これは日本人で考えないほうがしっくりくるのかも。
「年とった一人の女を、女として描く映画なんて、今の日本には生む文化的土壌がないのよ。」という笙子の友人女優の台詞があったけど、そういうこと。
日本では70歳はおばあさんであることしか許されないのかもしれない。

歳を重ねると経済的余裕、場数を踏んだ余裕はあるけれど、プライドや矜恃もガッチリと存在してる。
自分の立場も「壊す」わけにはいかないものもハッキリしている。
そんな中での「恋」。
「愛」ではなく「恋」。
二人の教養の深さが羨ましい。
短歌、詩、絵画、映画が彼や彼女の心情を代弁するシーンも多い。
仕事に打ち込んで来た彼が仕事以外に居場所を見つけ出したとき、二人の関係にも変化が。
読み終わって、人はいつまでも何かに挑戦できるのだなと強く感じた。笙子の仕事への情熱は最後まで衰えないし。
ウチの70代はすぐに「80で死ぬからもういいわ」って言うけれど、この気持ちの差はどこからくるんだろう。

エピローグが意味深でジンワリとさびしくなった。

2014/06/25 12:35

投稿元:ブクログ

気持ち悪くて読むのに手こずった。
同属嫌悪な部分と、不得手部分への嫌悪を含む内容であった。
終わりを思ったら始めてはいけないと思う←それじゃぁ物語にならないのだけど。

2014/06/18 12:19

投稿元:ブクログ

大人の男と女の絡み合った愛の形を恋愛小説?のような人の心の機微を絡めて進む小説。
はっきり言って呼んでいる途中から鬱陶しくなってきた。
この男女がそれぞれ素晴らしいのだが、どうもね。
まあ、好きにしてくださいという状態で、読み始めたので仕方なく最後まで読んだけど、結末が最初のページに書いてあるし、だからなんだよって私は思った次第。
愛の形って色々あるのだろうけど、こういうのは私にとっては読んでいて鬱陶しかった。と言うのが感想。

2013/08/25 08:32

投稿元:ブクログ

ふむ・・・。
な、感じ。

大人の恋愛話し。
70代女性とひと回り下の男性の恋愛。
でも、不倫のお話し。
不倫のお話しにしては、キレイなのかも。

と、いう感想。

はやく別れればいいのにぃ。
笙子さん。って、後半ずっと思っていた。

九鬼さん、かっこよすぎる。
けど、誰に対しての責任も(男性として)
果たしてらっしゃらないんじゃないのぉ???って!!!

~形あるものはいつか必ず壊れる、人間も形ある物体なんだ、と笙子は思った。~

2013/07/24 18:46

投稿元:ブクログ

70代の女性と年下男性との恋の話。
女性はいくつになっても「オンナ」なんだなぁ。

恋はいくつになってもいいかもしれないけど
やはり不倫はどーしても受け付けられないわたし(^^ゞ

2013/07/08 14:17

投稿元:ブクログ

高齢者の恋・愛・性

「私は岸恵子をエエカッコしいと思っていたが、ここまで己をさらけ出す小説がかけるとは!」みたいな幻灯舎社長見城徹氏のキャッチコピーにまんまとひっかかって買ってしまった。最後まで退屈せずに読めたので最低限の水準は越えている恋愛小説ではあるが、単行本で買うことはなかった。ブックオフで105円になるまで待つべきだった。

お話は、若いときに夫を亡くした自由で孤独な69歳の国際的女性ドキュメンタリー作家と分刻みで世界を駆け回り妻や子供たちの世界に交われない58歳の大企業エリート幹部が出会ってから6年間の恋と性と愛の物語。たぶん、この本は岸恵子さんの実人生とかなり重なっていると思う。

上質な恋愛(性愛)小説には読んでいてときめいてドキドキしたり、ジーンとしびれたりするが、この本は読んでいてそういうものがほとんど感じられない。

なぜそうなのか?
主人公二人の年齢が高齢だからか?
主人公二人の世界がセレブすぎて庶民からかけ離れているからなのか?
著者の作家としての力量不足なのか?
それとも、読んでいる私が高齢(65歳)だからなのか?
そのいずれかであり、すべてであるかもしれない。

まあ、お金と時間が無駄になったとは思わない(そういう本もあるが)が、五つ星が満点でかろうじて合格★三つである。ブクログの私の評価で星四つ以上は自分の本棚に永久保存、私の超おススメ。星三つは合格点だが私の本棚に残す本と本棚に残さずブックオフへ売る本に分かれる。「わりなき恋」は★三つでも単行本でスペースを取るしブックオフ行きと思ったが、最後の別れのシーンに少しジーンときたのでとりあえず本棚に。

少し厳しいレビューになりましたが、岸恵子さん、貴女は数多い私の好きな女性の一人です。少し前にTVで拝見しましたが、八十路を越えられてもなお美しく、知的で、お転婆な貴女は日本の宝です。

蛇足
恋とは自分の意志とは関係なく落ちるもの。恋ははしかのようにかかるもの。年老いても恋に落ちることがあるが、性欲の強い若いときの方が恋に落ちやすい。性欲と恋は分ちがたく混同しやすい。

性(欲)は食欲と同じ。「食べる!」「食べたい!」「美味しそう!という言葉を性的な意味で使っても何の違和感も無い。理屈でなく善も悪もない本能。性欲も食欲も心(意欲)と体の部分がある。食欲は、年を取ると胃や歯など体の能力が落ちるに比例して食べる心(意欲)もすくなくなるが、性欲は年老いて体の能力が落ちても心(意欲)の部分が若いときとほとんど変わらないところが違う。年取ってそれは煩わしくもあるが、それが無かったら生きている楽しみが半分以上無くなるだろう。

愛とは何だろう?やっぱり、これがいちばん難しい。
誰にとっても、人生の最終課題。
まず、自分に執着しないこと?
他者へのやさしさ、思いやり、想像力?
言葉にすれば、そんなことだろうか?

2013/06/27 09:26

投稿元:ブクログ

70歳でも第一線で働くインテリ女性と世界を股にかけて働く会社の副社長との『老いらくの恋』を扱った作品。男性主人公が自分と同年代ということもあり、面白く読ませてもらった。歳をとりわかることもあり、歳をとり失うものもある。それが人生かなと思えるいい作品。

2013/07/14 13:56

投稿元:ブクログ

岸恵子さんの私小説的内容。実話ではないらしいけど、伊奈笙子と岸恵子をだぶらせてしまう要素たっぷり。

70歳の恋愛を否定はしない。だけど、小説の設定(伊奈笙子と九鬼兼太)があまり一般的ではないためか、もうひとつピンとこなかった。

今もテレビで時々お見かけする岸恵子さんは、とても80歳には見えないし、素敵な女性だと思うけれど、この小説はもうひとつ馴染めなかった。