紙の本
最終巻です
2015/10/31 22:59
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:テクノ坊 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ちょっとマセた小学生とそれに振り回される大人たちの物語もこれで見納めです。
実際に学校の先生方に読んで欲しいくらい本質をついた部分が多い作品で、セリフが何度も心に突き刺さりました。
何度笑ったか、何度感動したか数え切れません。
似たタイトルの成人漫画が存在するので、混同して良くないイメージを持っている人がいるようですが、多くの理解ある大人に読んで欲しいマンガなのです。
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投稿者:june - この投稿者のレビュー一覧を見る
たしかアニメから入って、コミックスの方も収集しだしたら最後まで飽きることなく揃えられました。
12巻まで持ってる(読んでる)方なら読んだ方がいいかなと普通のことを言ってみる。
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最終巻、読みました。
連載当初からその描写が話題になり、それで興味を惹かれて手を出したんですが、
読んでみると、いろいろ考えさせられるマンガだったな。
描写は確かに過激なトコロがあったかもしれんが、内容的には性の問題外にも、小学校教育と教員の問題点や、いじめ、現代の家庭が抱える子と親の問題、幼少期のトラウマによるPTSDなど。
現代日本では、実はよくある話なんじゃないか?・・・・・と思わされてしまうエピソードがかなり突っ込んで描かれていたように感じた。
本来もっとしっかり議論しなければならないにも関わらず、誰もが見て見ないふりをしている問題に挑んだ、かなり本格的な教育マンガだったといえるんじゃないだろうか?
そして、しっかり真面目な恋愛マンガとだったとも言える。
新任の若い男性教諭と、その教え子である小学校高学年の少女。
この二人の立ち位置を考えると、世間様は眉をひそめてしまいそうだけど、年齢的にいえば、それこそ十数歳の歳の差だ。
世の中、ひと廻り歳が離れた夫婦など、珍しい話ではない。
教え子が嫁や旦那だという人も、結構多くいるんじゃないだろうか?
そう考えると、相手が子供だからって、目くじら立てたりバカにしたり真面目に取り合わなかったりするのは失礼かもしれないね。
もちろん、相手が小学生や中学生の段階で、性的欲求が先行した恋愛は問題があるだろう。
だけど、まじめに相手のことを想い、プラトニックな恋愛を経て・・・・・・・誰にも文句が出ない年齢になって真剣な交際を始める様な人たちだっていると思う。
そういう経緯で付き合っている人たちに、周りはどう反応するんだろう?
それほど、白い目で見る人はいないんじゃないかな。
だけど、片方が小学生や中学生・・・・女子の場合、法的に結婚がゆるされる年齢に達した高校生だとしても話は変わってくる。
ヘタすれば、成人している方は後ろに手が回る様な話だ。
未成年の頃と成人した後でも、その想いは本質的に変わっていないかもしれないのにね。
そう考えると、なんとも言えない気分になってくる。
頭から否定するのは、ちょっと考えものかもしれない。
やっぱり、「おとなになっても気持ちが変わらなかったら」ってのが正解なんだろうけど
とは言え、大人側が入れ込んじゃったら、ダメな気もするんだよなw
難しい問題である。
その点、このマンガは・・・・・・・なかなかギリギリのところを攻めてましたね。(^-^;
りんが高校生になっても全然成長してないとかw
これはなんか、作者さんが作品に関する反応に対し、皮肉的に描いたんじゃないか・・・・・・・そんな風に感じました。
まぁ・・・・・・最後までイかなかったとはいえ、高校生とホテルはマズいでしょ、教師的にはw
最終巻である13巻の見所は、やはり卒業式か。
それぞれのキャラが卒業式という区切りを期に、各々自分の問題に一応の結論は出した感じか。
レイジが、思ったより青木にも依存していたんだな。
彼もまた、青木にとっては世話のかかる生徒の一人だったのかもしれないね。
青木との関わりがきっかけでリンへの・・・・・そして彼女を通し、亡くなった秋への依存から解き放たれたレイジが、美々とデートするまでになっているのにはビックリした。
積極的とは思えない美々・・・・・・しかも相手はレイジ。
これは、長期戦を覚悟で想い続けた美々の勝ちなのかな?
この後、二人の関係がどうなっても、お互いに強い人間として成長してくれそう。
そんな中、黒だけは本質的には変わってないのかも?!<身体は大きくなったけどなw
白井先生との友情も相変わらずで、なにより。
登場したキャラがみんなそれぞれに成長し、信頼し合うようになっていく様子を見事に描いた作品だと思う。
そうなると、成長物語とも言えるのかな??
笑えて、泣けて、考えさせてくれる・・・・・・・こんなマンガ、なかなかないよ?
話題になるくらいのギリギリ描写で、なかなか手にとるのを躊躇する人も多いと思うけど、気になっているのに読んでないんだったらもったいない!
ぜひ、手にとって読んで欲しい。
素晴らしい作品ですよ。
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最初はそんなつもりがなかっただろう漫画だったと思うのですが、最後のほうは学校という世界、先生、生徒という設定の中で結構真面目な話題になっていたと思います。
結局は片親がいなかったり虐待されてたりっていうトラウマみたいなものと戦う話だったので、余計なのでしょうけど。
児ポ法とかが本気で話が進んじゃうと、もう読めなくなりそうな際どい漫画なので終わるべき時期に終わったのかなと邪推。まぁ展開的に終わりに向かってはいましたが。
きちんと終わりましたし、白ちゃん好きとしてはよかったんじゃないかな。
色々書きたいことはあるのですが、まとまらない気もするので、まとまってよかったなぁと。
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え、ちょwwww
何のひねりもなくwwww
ひねりがないから余計驚いた。
ひねって頭撫でて平和に終わるものかと思っていたのに、逆に真正面から受け入れちゃったから、ある意味「やられた」という感じ。
いや、夢があって大変宜しい!
年齢が合法になろうが、本人同士の気持ちが通じ合っていようが、教師倫理としてはアウト。
だけども人間の求め合う姿はとても好きだし憧れるし、理想ではある。
潤いました。
ちゃんと時間の流れも表現出来ている漫画はそうはない。
10年も20年も同じ年齢で通す漫画がある中で、時間と心の成長を描ききった私屋先生さすが。
大介は童貞であったが故の過ちか…?
女の子に免疫なさすぎて押しに弱いのが災いしたかな。
初担任に気張り過ぎて気持ちまで持っていかれた感じかなぁ。
りんは元々「大人の男」に影響を受け易い子だったのかも。
不安定なアダルトチルドレンと二人きりの閉鎖された生活で、多少なりとも普通の子供とは違う感覚…悪く言うとトラウマや心的ストレスが強いのだと思う。
だからこそ、りんの中の「大人の男」に対する感情はかなり大きいのだろうな。
そもそも女の子はちょっと年上の男に憧れる時期があり、若い先生を好きになっちゃう事なんてよくある話。(身近に見るちゃんと"働いてる男"なんて父親か先生くらいしか見ない)
ついでに初めて担任を経験した方も、やっぱり初めての受け持ち生徒は印象的で、生徒に一定以上の好意を抱くのはよくある話らしい。(実際に高校教師と学生が付き合う→結婚なんて話も少なくないらしい)
が、さすがに小学校では滅多にない。
不運というか、何というか。
色んな事情が絡んで、惹かれ合うしかなかったのかと思うとちょっと切ない。
大変なのはこれからなんだよな…。
特に大介。大人の責任は重い。
世の中に土下座して生きていくぐらいの覚悟がないとえっち出来ないでしょ。
頑張れ大介…!
ダラダラ書きましたが、とても良い漫画です。
面白かった。
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小学生の女の子と新任教師の恋愛を描いたコメディ。エロ漫画なみのギリギリの描写も多いが、基本は真剣な恋。
実際問題として、小学生高学年であれば 人を好きになる事はあるだろう。身近な大人は親か両親しかいない子が多いのだから、先生が彼女のいない好人物であり、自分が親に頼れない特殊な境遇にあって、その人が心から心配し、気にかけてくれるような場合はなおさら。
現実には成長と共に心変わりして実ることはないだろうが、漫画ならハッピーエンドであってほしい。
こういうのもこれからは規制されちゃうんですかね。
現場の小学校の先生は大変だな~熱中時代とか、金八先生とか、教師を主役にした作品がヒットする度に現場はやりづらくなっていくような気がする。
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5年ほど前から愛読していましたが、ついに最終巻となりました。
ただのロリ・エロ漫画ではなく、子供のストレスや家族の問題を真正面から描いた感慨深い作品だったと思います。
だからこそ、すっきりとし過ぎた終わり方がやや残念に思えたので、
まぁもやもやとしたまま終わるよりはいいのかな?と思いつつ★3つ。
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完結!
とかく過激な表現が評判を読んだ本作ですが、かなり中身の濃い人間の物語であるというところだけは言っておかなくてはいけないかなと思う。
最後の最後のりんの姿は私屋さんの意地あるいはこだわりなんだろうな。
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こどものじかんの最終巻。
どんな風に終わるのか楽しみにしていましたが
まさかのりんの成長ぶりに最後は笑いました。
終わって寂しいけど
楽しかった。
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ませた少女に振り回される新任小学生教師モノも最終巻。
最後までシリアスやギャグやきわどい描写一辺倒にならず、ゆるい部分と考えさせられる部分が混在するストーリーの舵取り、さじ加減が絶妙だった。
子供の成長で避けては通れない部分をストレートに描くことが作品の存在感に繋がってるのかなぁなどと思う。
子どもたちだけでなく、大人もガキな部分があって、一緒に成長するのを実感するシリーズだった。
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自分がやり遂げた事を見に来いよ‼︎
オレは…お前を祝うからな‼︎
今巻の、と言うかこどものじかん全てを通じてのベストワードでしょう。
そして、「僕 りんを守ったよ。」
ここではこの言葉を誰が発したかはあえて書きません、それは登場人物がみんなそれぞれをそれぞれが守った形になったと思うので。
余談ですが、一番の成長を遂げたのは青木先生でもなく、レイジでもりんちゃんでもなく、私は鏡黒ちゃんが一番成長したと思う。
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シリーズ最終巻。
まもなくりんたちが卒業を迎えることになり、青木も新しい道へと進むことを決意します。さらに青木への恋に破れた法院先生も、さらなる飛躍を求めることになります。そんななか、校長のセクハラ疑惑がもちあがり、りんがその真相をたしかめようとみずからの身を危険にさらすことになります。間一髪のところで青木が彼女を救い出しますが、事件はレイジの心を激しく揺さぶり、結果的に彼もまた、諦めていたみずからの人生を歩んでいくことになります。最後は、りんと青木の再会のエピソードで締めくくりです。
本シリーズを通して、りんと青木の関係性が中心になっていて、サブキャラクターの掘り下げが若干もの足りないように感じていたのですが、とりあえず主要なキャラクターたちが未来への希望をいだいて前へと進んでいくような結末になっていて、安心して読み終えることができました。
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978-4-575-84246-3 212+2p 2013.6.12 1刷
◯1巻が出てた頃は、最後まで出版できるんだろうかという心配をしてた。それだけ、内容がまあ、ね。
巻を重ねるごとに教育現場の現状を入れるなどビックリもした。
どう、最終巻は着地するのか……