となりの新妻さん （角川ルビー文庫）

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投稿者：黄梅　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

小中作品は割と好みが分かれるんですが、今回のはとても好みでした！擦れてない、真面目な、不器用でおかたい主人公が健気で。かつ仕事に関してのプライドや思い入れ、セックスしてから相手の告白が本心か葛藤する様子など、リアルに感じられて夢中で読みました。当て馬（なのかな？）キャラが腹黒いながら不憫で、彼も今後幸せになってくれたらいいなと思います。

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投稿者：nachi　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

この作家さんのは、これが3冊目です。
読む前のイメージよりも、切ないなっていつも思います。シリアスなものもあるそうですが、そっちはまだ読んだことがありません。

これの前に読んだ作品と、組み合わせがこうくるのかっていう傾向が少し似てて（こちらのほうが発売は先）
似てるけど、そこが良いなって思わせてもらいました。
読んだ３つ共、なんていうか、抜群に可愛いとか、綺麗とか、女性っぽすぎない、受さんが良かった。でも相手からしたら可愛くて仕方がないみたいな。

恋を認めるまでの葛藤にも焦点を当てているので、すれ違いとかはもどかしいけど、恋をしている感は伝わります。

夏巳にも幸せになってほしいな。映画監督の周りじゃ、仕事に情熱的で魅力的な人いっぱいいそうだけどな。まぁそーゆう話じゃないか。

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投稿者：やじやじ　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

ネタバレあり

官能小説家の祐輝と
お隣さんのAV監督の新妻さんの話

官能小説家である祐輝が初心なのと
AV監督の新妻さんが思っていた以上に真面目な感じだったので
お互いに仕事に対する真摯な有り様もあり
思っていたより変態チックな話ではなく
（どんなもの思っていたのかは別にして）
思っていた以上に普通の恋の話でした。
恋をして新婚さん的な状態になる。

もちろん、障害はいくつか。
嘘だったり誤解だったりするのですが
折り重なると信じられないってなるよね。
新妻さんが意外にぬかってるし。
（その点では初心な祐輝とつり合いがとれるのか？）
「シャワーは自分の家で浴びて下さい」
っていうシーンは痛かったです。
そして夏巳の気持ちも切ないです。
（長かったからねー
ああなってしまうのも仕方ないなぁって思う）

とりあえず、設定とはちがって
エロエロ変態チックな話ではない恋愛話でありました。
いや最後の裸エプロンはちょっとその気配はありましたが。

今後の新婚生活は良いのですが・・・
編集の田部さんはそこまでの関係と知っているのですかね？
いや・・・すでに知っているかも
そんなことをそわそわ思ってしまいました。

☆3.5

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投稿者：なつゆき　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

童貞の官能小説家(受け)の隣に住むのは新妻さん(攻め)、強面のAV監督だ
イロモノ風の設定だけれど意外と普通の恋愛モノだった
童貞でも官能小説家になれるんだ・・・と思ったが、女性がBL小説書いているんだから体験していなくても書けるよねｗ

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投稿者：tix　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

受け視点で進む、ゲイのAV監督×童貞ノンケの官能小説家。
初めのうちは二人の職業柄、
ちょっとアダルトな笑いが、ポンポンと小気味好く入って、
それでいて、それぞれの自分の仕事に対する真摯な姿勢、
互いに共通項の多い職業のおかげで生じた共感など、
真面目な要素も多分に含まれていて、いい感じでした。

あらすじを読むと『二人の進展早っ！』という感じですが、
実際には、知り合ってからしばらくの間の、
色恋を挟まない二人の交流が、実（じつ）のあるものだったので
そこまで性急な感じはしません。

ただ、恋愛面は良くも悪くも王道展開です。
攻めの新妻か、受けの祐輝、
どちらかのキャラが好きになれないと退屈かも……。

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投稿者：沢田　-　この投稿者のレビュー一覧を見る

タイトルとあらすじでがっつりコメディかと思っていたら、わりと普通の恋愛ものでした。
ちょっと切なくていい話だし安定の面白さではありましたが、なんだろう、小中さんだから変態っぽさを期待してたというかw
いや、面白かったですけどね。
裸エプロンもいいですね！！