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紙の本
ツール・ド・フランス (講談社現代新書)
著者 山口 和幸 (著)
2013年に100回という節目を迎える世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」の魅力を一冊に凝縮。著者自身が現地取材で目撃した選手たちの激闘と、その歴史の中で演じ...
ツール・ド・フランス (講談社現代新書)
ツール・ド・フランス
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商品説明
2013年に100回という節目を迎える世界最高峰の自転車レース「ツール・ド・フランス」の魅力を一冊に凝縮。著者自身が現地取材で目撃した選手たちの激闘と、その歴史の中で演じられた伝説のストーリーを紹介する。【「TRC MARC」の商品解説】
世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」のはじまりは、1903年。新聞の拡販キャンペーンとして実施されたことに由来する。そして、2013年6月29日から開幕する大会でちょうど100回目を数える。本書では、歴史を積み重ねてきたツール・ド・フランスのスポーツとしての魅力を、これまでの名勝負・名選手にまつわるエピソードから抽出し、歴史を育んできたフランス、ひいては欧州文化の土壌を紹介する。
ここ数年、ヘルシー志向の高まりやエコの観点から、自転車に乗るサイクリストたちが急増、自転車ブームが到来している。実は、これが日本におけるブームの3度目で、高度経済成長期において青春を満喫する「銀輪サイクリングブーム」が最初、1985年にNHKが特集で放送したことがきっかけで「ロードレーサーブーム」が起きたのが2回目である。
その2回目のブームを巻き起こした放送というのが、世界最大の自転車レース「ツール・ド・フランス」である。「ツール」とは「一周する」という意味のフランス語で、文字どおりフランス全土を約3週間にわたって自転車で一周する。途中、数々の名場面の舞台となったアルプスやピレネーの山々を駆け上ったりし、総距離はじつに3600kmにも及ぶ。
そんな壮絶なレースのはじまりは、1903年。スポーツ新聞の拡販キャンペーンとして実施されたことに由来する。以後、二度の世界大戦による中断をはさんだものの、今年2013年6月29日から開幕する大会でちょうど100回目を数える。
本書では、100回を数えるまで歴史を積み重ねてきたツール・ド・フランスのスポーツとしての魅力を、これまでの名勝負・名選手にまつわるエピソードから抽出し、同時に、歴史を育んできたフランス、ひいては欧州文化の土壌を紹介する。
近年、南米や東欧の選手たちの躍進が目覚ましいなか、日本人選手の活躍も記憶に新しい。アームストロングのドーピングによる7連覇剥奪といった事件もあったが、新たな世紀に突入するツール・ド・フランスの魅力を一冊に。【商品解説】
目次
- プロローグ 自転車ロードレースとは何か
- 第1ステージ フランスの英雄とアメリカの開拓者
- 第2ステージ ツール・ド・フランス5勝クラブ
- 第3ステージ 黎明期からビッグイベントになるまで
- 第4ステージ 偽りの王者に戦いを挑んだライバルたちの悲運
- 第5ステージ カミカゼ・ジャポネ!
- エピローグ はるかなるツール・ド・フランス
著者紹介
山口 和幸
- 略歴
- 〈山口和幸〉1962年群馬県生まれ。青山学院大学文学部フランス文学科卒業。スポーツジャーナリスト。日本国内で行われる自転車の国際大会では広報を担当。著書に「シマノ世界を制した自転車パーツ」等。
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