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商品説明
異才の演劇人、つかこうへいがもたらしたものは何だったのか? 在日韓国人同胞として、その手法に反発しつつも、笑いの底に流れる暗い情念を読み取り、共感し、その生き様を抉り出す批評集。【「TRC MARC」の商品解説】
死して3年――異才の演劇人「つかこうへい」がもたらしたものは何だったのか。
在日韓国人同胞として、その手法に反発しつつも、笑いの底に流れる暗い情念を読み取り、共感し、その生き様を抉り出す異色の批評集!
「…読後(『娘に語る祖国』)私は、この著者は在日韓国人にとってきわめて大切な人だという直観のようなものを得た。韓国での劇の上演に至るまでの過程などを主として書いた本なのだが、そこに何か在日韓国・朝鮮人の民族意識をもり立てるような目新しい考えが述べられていたのではなかった。それにもかかわらず、つかが非常に強い民族的な気概を持っていることが感じられたのである。」(「序に代えて」より)【商品解説】
目次
- 民族的な「肌合い」の記憶を持ち続けた人――序に代えて
- I 演劇人と小説家の狭間で
- ――――――「熱海殺人事件」を中心に
- 1 つか作品の評価の困難性
- 2 ギャグで押しまくる「熱海殺人事件」誕生の条件
- 3 「熱海殺人事件」と「飛龍伝」の執拗な改変
- 4 つか作品の「笑い」と「毒」について
- 5 諸作品に見えるいくつかの非日本的傾向
著者紹介
元 徳喜
- 略歴
- 〈元徳喜〉西日本生まれ。日本在住の韓国人。中央大学校(韓国)大学院碩土課程修了〈日本文学〉。元省鎮の筆名による著書に「ソウルの舗道にて」など。
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