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商品説明
人が歴史なるものを認識する時、「国ごとの歴史」という認識枠に則ることはどの点においてどこまでが妥当なのか。「ナショナルヒストリー」という歴史の語り口がもたらす問題について、「共生」の概念を活用して考える。【「TRC MARC」の商品解説】
新課程の教科書がみちびく歴史認識とは。「共に生きる力」を要請する社会と、呼応して変わりゆく歴史教科書。今、その可能性を問う。
多くの人にとって、歴史を学ぶ入り口となる教科書。その記述には独特の枠組みがあり、歴史認識をめぐる社会的葛藤の原因にもなる。1950年代以来の教科書問題の論点と教科書内容の変遷をたどることで、国家・国民を単位とした歴史の語り口の特徴と限界を解き明かす。共生の概念を資源とした新たな教育のあり方を理解するために。【商品解説】
目次
- はじめに
- 第一章 二〇〇八─〇九年の学習指導要領改訂がもたらしたもの
- 1 二〇一〇年代の教科書の刷新
- 2 「沖縄戦」の描かれ方
- 3 「琉球史」の描かれ方
- 4 「倭国」と「日本」の扱い
- 5 「世界史」の新たな特徴
- 6 ナショナルヒストリーという語り口
著者紹介
岡本 智周
- 略歴
- 〈岡本智周〉1971年生まれ。早稲田大学大学院文学研究科社会学専攻博士後期課程修了。博士(文学)。筑波大学人間系(大学院人間総合科学研究科)准教授。著書に「国民史の変貌」など。
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