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カフェでよくかかっているJ−POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
カフェでよくかかっているJーPOPのボサノヴァカバーを歌う女の一生
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書店員レビュー
爆笑と恐怖と
ジュンク堂書店福岡店さん
『カフェでよくかかっているJ-POPのボサノヴァカバーを歌う女の一生』、『空の写真とバンプオブチキンの歌詞ばかりアップするブロガーの恋』、『ダウンタウン以外の芸人を基本認めていないお笑いマニアの楽園』、『口の上手い売れっ子ライター/編集者に仕事も女もぜんぶ持ってかれる漫画 (MASH UP) 』、『テレビブロスを読む女の25年』・・・
このタイトルを見ただけで爆笑、もしくは背筋が凍りそうですが、読むと、誰が彼/彼女のことを笑えようか…と最終的に頭を抱えてしまう大傑作!
このタイトルを見ただけで大体のことは伝わるでしょうから、多くを語るのは野暮ですね。野暮ついでに言いますと、表題作は、90年代POPから全く抜け出してない人たちの物語なんですが、持ち物だとかツイッターのホーム画面の生々しさとかが本当に最高かつぐさぐさ刺さり、ボーダー、ソフトロック、渋谷系、90年代文化楽しかったな~、そして女子は皆ファムファタル目指してたよね…みたいに、楽しかった思い出とともに古傷ががんがんえぐられます。