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恋歌
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  • カテゴリ:一般
  • 発売日:2013/08/22
  • 出版社: 講談社
  • サイズ:20cm/281p
  • 利用対象:一般
  • ISBN:978-4-06-218500-4
  • 国内送料無料

紙の本

恋歌

著者 朝井 まかて (著)

幕末の江戸で熱烈な恋を成就させ、天狗党の一士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。だが、尊王攘夷の急先鋒である天狗党は暴走する。内乱の激化にともない、歌子は夫から引き離され、囚わ...

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恋歌

1,728(税込)

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商品説明

幕末の江戸で熱烈な恋を成就させ、天狗党の一士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。だが、尊王攘夷の急先鋒である天狗党は暴走する。内乱の激化にともない、歌子は夫から引き離され、囚われの身となった。樋口一葉の歌の師匠として知られ、明治の世に歌塾「萩の舎」を主宰し一世を風靡した歌子は、何を想い、胸に秘めていたのか。落涙の結末!【「BOOK」データベースの商品解説】

幕末の江戸で熱烈な恋を成就させ、天狗党の一士に嫁いで水戸へ下った中島歌子。だが尊王攘夷の急先鋒である天狗党は暴走する。内乱の激化にともない、歌子は夫から引き離され、囚われの身となる…。【「TRC MARC」の商品解説】

著者紹介

朝井 まかて

略歴
〈朝井まかて〉1959年大阪生まれ。2008年小説現代長編新人賞奨励賞を受賞してデビュー。著書に「すかたん」「先生のお庭番」「ぬけまいる」など。

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書店員レビュー

ジュンク堂書店池袋本店

中島歌子という人を知っているだろうか。

ジュンク堂書店池袋本店さん

中島歌子という人を知っているだろうか。
樋口一葉の歌の師匠といった方がわかりやすいかもしれない。
一人の女性として、恋い焦がれる人に嫁いだ幸せもつかのま、夫は幕末の天狗党の一士であった。
天狗党は水戸の尊王攘夷派で「天狗党の乱」などで知られている。

中島歌子に関しては、「天狗党の乱」に加担した罪で夫が自害、歌子も連座して二か月投獄されたこと。明治に入って歌塾「萩の舎」をおこし繁盛させたこと。一方で樋口一葉との逸話や養子が居つかず家族に恵まれなかったことなど天真爛漫、またはあくの強い性格を伺わせる。
幕末から明治を生き、時代に翻弄された中島歌子は何を感じていたのか。

『恋歌』は、中島歌子の死後、弟子が見つけた手記からはじまり一般にはあまり馴染みのない歌人・中島歌子の生涯をいきいきと描いている。
中島歌子と同じく時代に翻弄され、中島歌子を憎み続けた女性に中島歌子の本音が明かされる最後、涙を禁じえない。


(評者:ジュンク堂書店池袋本店 文芸書担当 小海裕美)

みんなのレビュー156件

みんなの評価4.3

評価内訳

紙の本

女性も強かった幕末

2015/12/20 02:57

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:テラちゃん - この投稿者のレビュー一覧を見る

歴史小説といっても、幕末・維新。樋口一葉の師で、天狗党の林忠左衛門に嫁いだ中島歌子にスポット。強い女性だ。短い作品ながら」、ずしりと重みがあるのは、中身の濃さゆえか。直木賞受賞作だ毛のことはある。

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紙の本

連ドラの主人公になれそうな?

2015/08/31 18:21

0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。

投稿者:T.H. - この投稿者のレビュー一覧を見る

中島歌子、歌人が主人公。幕末の時代、ドラマがあった。ただ、この時代、あまりにも多くのキャラクターがい過ぎた。その中で発掘された素材。大河ドラマも連ドラも大概掘りつくして面白そうなのはいないか、というとそうでもないかも?

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2014/08/23 22:30

投稿元:ブクログ

日本人同士、ましてや同じ藩でこんなにも惨たらしい殺し合いがあった事実に驚いた。短歌には明るくないが、31字に込められた想いというのは下手な文章よりも響く。

2014/03/29 23:41

投稿元:ブクログ

第150回直木賞受賞作。
中島歌子の波乱の人生、水戸藩士に嫁いだ若き日を描いたもの。
熱っぽく、引き込まれます。

樋口一葉の師として名を残し、明治時代に<萩の舎>を主宰し多くの弟子を持っていた歌人・中島歌子。
後年病に倒れたとき、弟子がその手記を発見して読むという形で描かれます。

江戸の裕福な宿屋に生まれたのんきな娘・中島登世は、水戸藩士・林以徳と恋を貫いて結婚。
水戸でお武家様の妻として、生真面目な義妹てつが取り仕切る家に暮らすことに。
水戸藩では天狗党と諸生党が相争い、天狗党内部でも分裂があった。前半はそういう危機感もありつつ、若妻の暮らしぶりを。
天狗党に属する夫・以徳は穏健な考えだったが、突出した行動をとった面々と同一視され、ついには逆賊となってしまう。
天狗党は妻子まで捕らえられ、登世もてつと共に入獄。
夫の無事を信じつつ、辛い時期を耐え抜くが‥

水戸では報復のため血で血を洗う抗争が続いたとは。
ここまでとは、知りませんでした。
素直な若い娘が巻き込まれた動乱の、思いもよらない激しさ。
あまり書かれていない後半生は別人のようで、ややギャップがありますが。これほどの経験があり、胸のうちに秘めた思いもあって歌がほとばしり出たということ。
中島歌子は華やかなイメージがある女性ですが、亡き夫を最後まで愛していたのですね。
財産を誰に遺すかの決定も、水戸時代のことを深く憂いてのことなのでしょう。

君主の未亡人・貞芳院が後に語る水戸藩の実情が印象的。あまりの貧しさと抑圧ゆえに気持ちにゆとりがなく、怒りを身近に爆発させたと。
その貧しさは、初期の石高設定で見栄を張ったことや、水戸光圀以来の大事業が財政を圧迫したためなどもあることを思うと‥
低所得層が増えている現代日本の空気が次第に悪くなっていることも考えさせられます。江戸時代の庶民のように、娯楽を限定させられてはいないですけどね。

直木賞も納得の力作でした。
読んでいく作家さんが増えました!

2014/03/11 15:29

投稿元:ブクログ

樋口一葉の歌の師匠として知られる(俺は知らなかったけど)中島歌子の生涯を描いたラブロマンス。江戸時代末期、凄まじいまでの水戸の動乱には心が震えました。

2015/07/21 00:08

投稿元:ブクログ

正直、幕末あたりの歴史をわかってないと結構厳しい。
勤皇、尊皇、佐幕、倒幕あたりの違いすら良くわかっていない上に、舞台となる水戸藩が諸政党と天狗党で割れている。しかもそこに諸藩、幕府、水戸藩主の事情も複雑に絡んでくるので、途中でわけわかんなくなってあきらめかけたでござる……。
wikiとか読み漁って、ざっくり権力構図を頭に入れて再チャレンジ。
そうまでして読んで良かった。それだけの価値があった。

歌人・中島歌子(登世)の半生を記した手記を弟子の花圃が読む、という体で物語が進む。
恵まれた商人の家で何不自由なく育った登世は、ひとめぼれした水戸藩の武士、以徳に嫁ぐ。
そこからめくるめく幸せな恋の物語が始まるのかと思いきや、幸せな時間なんざ本当に一瞬だけで、登世は恐ろしいほどの歴史の濁流に飲み込まれていく。
投獄後の生活や、加賀にたどり着いた筑波勢の様子が読んでて泣きたくなるほど酷く辛く、こんなことが本当にあったなんて知りたくなかった。
ここまでの辛い思いをしても、その間に旦那様は死んじゃってて会えないし、何てひでえ話だ、と思った。

思ったのだが。
ラスト、あれほど憎んでいた市川家の娘を登世が自分の養子とすることで、割れてしまっていた水戸藩がほんの一部だけでもひとつになったのだと思ったら、最後まで水戸藩を一つにすることにこだわっていた以徳への深い深い愛情が感じられて胸がいっぱいになった。

君にこそ恋しきふしは習いつれ さらば忘るることもをしへよ

恋を教えたのが貴方なら、忘れ方も教えてください、というこの和歌がすごく良かった。四十過ぎてこんな少女のような歌詠めるなんてさああああ。
これだけの短い節の中に以徳への愛おしさも、自分を残して死んだことを恨む気持ちも、それでも忘れられない苦しさも切なさも全部読み取れる。
和歌ってすごい。言葉ってすごい。

決して読んでいて楽しい物語ではないです。
攘夷も結局はトップがすげ変わっただけ、以徳は死んじゃって登世とは会えないし、爺やも戻ってこない。
けど、読み終えて心が揺れる。
本当に、命をかけた恋だったんだと思う。

2014/04/23 16:51

投稿元:ブクログ

凄い本を読んでしまった。言葉が、上手く出てこない。
あまり読んだことのない時代小説、慣れない言葉遣いに初めのほうはなかなかページを捲ることができなかったけど、物語が進むにつれてどんどん引き込まれた。
なんて凄絶で、悲しくて、切ないんだろう。第六章の三は、涙無しには読めませんでした。
ああ、良い作品に出会えたな。良かった。

2014/01/28 08:41

投稿元:ブクログ

時は幕末
志士達が、開国、尊王攘夷と沸き立つ中、
池田屋の娘が水戸の士に恋をするお話です。

恋愛小説かと思って読んでみると、桜田門外の事件はあるわ
水戸の天狗党は出て来るわ、藤田小四郎の事件が出てきて、
歴史を勉強しながら読んでみました。


瀬を早(はや)み 岩にせかるる 滝川(たきがは)の

と、再開をいまかいまかと待つ歌を読んで、
大事な人を待つ風情もなかなか良いものだなと思いながら。
スマホですぐ連絡が付く現代では考えられない恋愛話です。

2014/05/20 20:50

投稿元:ブクログ

内乱に巻き込まれた水戸の志士の妻子達の、あまりに過酷な境遇に、胸を衝かれる思いで読みました。
以徳への思いだけを支えに、その運命を乗り切る登世。
そして、同じく志士を想い人に持った、てつ殿。
歌子(登世)への複雑な思いを胸に秘めつつ傍に仕える、澄。
それぞれの女達の生き様が心に響きました。

2014/03/16 16:32

投稿元:ブクログ

水戸天狗党の志士と恋に落ちた女流歌人の悲恋。本当に良い題材を掘り起こしたものだと思うし、その着想だけでも直木賞に値するのかもしれない。

素材は良い。恋に落ちて結ばれて水戸に下るまでの盛り上げも良い。一徹で家事を切り盛りする小姑に 居住いの良い武田耕雲斎の家族と、脇役のセッティングも良い。しかし、何故だろう。大事なところで盛り上がりがこない。

君にこそ恋しきふしは習ひつれ
さらば忘るることもをしへよ

中島歌子の和歌の掲出は少ない。彼女は水戸時代はまだ歌人ではなくて、維新後に歌を覚えた、だから彼女は死んだ夫のことは歌に残していないのだろうか。

できれば、歌を通して彼女の内面にもっと入ってみたかった。そんな思いが残った一冊。

2014/02/27 14:23

投稿元:ブクログ

面白かった。直木賞受賞という前提で読み始めたけど、天狗党の乱に関しては興味があったのでそれを踏まえたうえで色々読み込んでいったら中島歌子が益々愛しくなった。恋歌、というタイトルはとてもあっているなあとしみじみしました。

2014/02/13 19:00

投稿元:ブクログ

幕末から明治を生きた女流歌人、中島歌子の人生を、本人が綴った手記を弟子が盗み読む、という形で語った小説。

池田屋の跡取り娘が、水戸藩のお武家様に恋に落ち、遂には幕末の水戸に嫁ぐこととなる。水戸藩の内紛、そして幕末の動乱に巻き込まれながらも、力強く息抜き、最後まで全力で夫を愛する姿に涙します。一本芯の通ったほんとに強い女の人の話でした。

2014/10/05 00:51

投稿元:ブクログ

第150回直木賞受賞作。樋口一葉の師匠、中島歌子の半生。
 瀬をはやみ岩にせかるる滝川の
 われても末に逢はむとぞ思ふ
…甘ったるい恋愛小説かと思いきや、天狗党の乱で赤沼に投獄されてからの凄惨な日々は、さながら生き地獄で手に汗握りながら読んだ。
 君にこそ恋しきふしは習ひつれ
 さらば忘るることもをしへよ
一人の男性を想い通した天晴れな女性に感じ入る。冒頭の花圃の優雅な生活も印象的だった。

2015/02/20 23:43

投稿元:ブクログ

幕末に起きた天狗党の乱の話。
新撰組関連の話を読んでいるとよく出てきますが、
天狗党を中心にした話を読んだのは初めてかも。
女性だって戦っていたのだとよく分かる。
悲惨な光景にぞっとする。


途中、タイトルと内容が合致しないので謎でしたが、
最後まで読んだらストンときました。
面白かった。

2014/04/11 17:07

投稿元:ブクログ

樋口一葉の師、中島歌子の物語。

歌子が病に倒れたときにその弟子が歌子の自宅に行き、その手記を発見し読み進めていくという形で物語が進んでいく。

時代は幕末、水戸藩天狗党の以徳と結婚する歌子。しかし、一緒にすごす時間はほとんどないまま、投獄される運命に。

夫の行方は最後まで知れず、力強く生きていく歌子。

投獄され、次々と仲間が処刑されていくシーンがなんとも生々しかった。

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