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紙の本
読書と人生 (講談社文芸文庫)
著者 三木 清 (著)
近代日本思想界に多大な足跡を残しながら、敗戦後も続いたファシズムによる拘禁下で非業の死を遂げた哲学者・三木清。自らの体験に即しながら、読書の方法、哲学の学び方、青春とは、...
読書と人生 (講談社文芸文庫)
読書と人生
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商品説明
近代日本思想界に多大な足跡を残しながら、敗戦後も続いたファシズムによる拘禁下で非業の死を遂げた哲学者・三木清。自らの体験に即しながら、読書の方法、哲学の学び方、青春とは、人生とは何かを真摯に綴る名著。【「TRC MARC」の商品解説】
なにを、どう読み、いかに生きるか。真摯な問いかけが深い感動を呼ぶ、永遠の読書論。ファシズムに抗し獄死した近代日本を代表する哲学者による読書案内であり、秀逸な人生論でもある。混迷の時代を生きる現代人必読の書。
なにを、どう読み、いかに生きるか。
真摯な問いかけが深い感動を呼ぶ、永遠の読書論
ファシズムに抗し獄死した近代日本を代表する哲学者による読書案内であり、秀逸な人生論でもある。
混迷の時代を生きる現代人必読の書
※本書は、『読書と人生』(新潮文庫・1974年刊)を底本としました。【商品解説】
目次
- 我が青春
- 読書遍歴
- 哲学はどう学んでゆくか
- 哲学はやさしくできないか
- 如何に読書すべきか
- 書物の倫理
- 軽蔑された飜訳
- 辞書の客観性
- ハイデッゲル教授の想い出
- 西田先生のことども
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紙の本
胸の支(つか)えが落ちます。
2020/03/12 20:45
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
11章から構成されている本書の中で、最も良かったのは、『哲学はやさしくできないか』と『如何に読書すべきか』でした。
前者の『哲学は~』については、「哲学もひとつの学問である、学問である限り、他の学問においてて同様、何の用意もなしにすぐにわかる筈のものでない」とあり、哲学に対して「むつかしい」のか、「わからない」のかでは、大いに違うという点です。「わからない」は哲学者当人も実はよくわかっていないという記述があります。・・なるほど。
後者の『如何に~』については、古典を読む事を薦めています。ライフネット生命の出口氏も同様の事を言っていましたし、古くは本居宣長も同様でした。「古典を読むことによってひとは書物の良否に対する鑑識眼を養うことができるのである』と記述されています。『古典は歴史の試練を経て生き残ってきたものであり、すでに価値の定まった本』と述べられており、賛意を表します。