紙の本
勝手に配役する人続出!?
2015/11/24 19:39
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投稿者:ばばろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
渡辺兼、杏の親子の共演が最高だと勝手に配役して読んでました。ドキドキハラハラが主人公の京のせいで止まりません。死んでもおかしくないのに思いの強さで死線を乗り越える強さに男達は惹かれていく。この本をきっかけに読書が趣味になりました。
紙の本
買ってよかった
2014/09/06 12:23
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投稿者:VWGOLF-2 - この投稿者のレビュー一覧を見る
図書館で借りようと思ったのですが予約待ちでいつ回ってくるのか分からないとのことで購入。ただこんな分厚い本、しかも上下2巻も読めるかな・・・と思って読み出したら、あっという間でした。寝る間も惜しんで!というのは久しぶりでした。
紙の本
映画化される日も近いでしょう
2014/07/21 08:24
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投稿者:NAGI - この投稿者のレビュー一覧を見る
主人公は、誰がいいかな〜。
今から、登場人物の配役をあれこれ考えてます。
紙の本
歴史がすきなかたに
2015/10/21 14:56
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投稿者:バニー - この投稿者のレビュー一覧を見る
けっこう読んでるかた多いです
しらない方と盛り上がるときありました
紙の本
一冊が二度美味しい
2016/10/09 23:26
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投稿者:りさふぁ - この投稿者のレビュー一覧を見る
本を読んでいるのに、まるで同時に映画を見ているような素敵な感覚でした。
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上下巻延べ900ページ近くに及ぶ大長編歴史小説ですが、
一度、読み始めると読み止まらなぃ…、
和田さんらしぃエンターテインメント性のある作品でした。
主人公の村上海賊の娘の『景』は、醜女といぅ設定ですが、
その容姿は、現代であれば、正統派トップモデルのそれで、
お話の設定や構成、展開や、彼女の言動は、
何気にナウシカを髣髴とさせるものもあり、その点からも、
エンターテインメント性の高さが感じられるお話でした…。
井の中の蛙ながら、誰よりも海賊らしぃ姿を描いた「起」、
外の世界で現実を突きつけられ、失意に沈むまでの「承」、
となる上巻は、本書に引き込まれるには十分な内容であり、
今後、下巻で、どのように転じ、どのように結ばれるのか、
とても楽しみです。
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織田信長が室町幕府最後の将軍、足利義昭を奉じて京に旗を立て、西に勢力を伸ばそうとしていた頃のこと。1576年。比叡山焼き討ちから5年、長篠の戦いの翌年。そして、信長と大阪本願寺の戦いは7年目を迎えていた。
大阪本願寺から海路からの支援を乞われた毛利家は、「海賊王」こと村上武吉を頼ろうとした。
その村上武吉の娘・景(きょう)は、女だてらに男よりも勇ましい海賊。くっきりした目鼻立ち、すらりと長い手足。現代では美女であろうと思われる外見だが、当時としては醜女。しかもお転婆どころでない激しい気性の持ち主。当年20歳。一生海賊でいたから、輿入れは海賊の所と決めている。しかし、醜女であるがゆえにモテはしない。毛利家直属の警固衆(水軍)長である児玉就英の美丈夫ぶりを気に入ったのだが、結婚は断られてしまう。
そんなおり、大阪本願寺へ食べ物の補給を持って大阪本願寺へ向かう小さな船に乗った源爺と留吉らと出会う。安芸高崎の百姓で、一向宗門徒たちは、景に大阪本願寺まで一緒に行ってほしいと言う。源爺曰く、
大阪堺のほうは外国との貿易が盛んで、南蛮人を見慣れているから、景のような目鼻立ちを見目麗しいと思う人が多いと。
景は、大阪本願寺へ百姓たちを送りつつ、泉州の海賊たちとの出会いを求めて堺へと向かう。
景の激しくもさっぱりした気性、気弱な弟・景親とのかけあいが面白い。
なにより、オモロイ泉州海賊たちがいい。
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文句なしに面白いのだが、非常に映像的というか漫画的な話でもある。というのも、一人一人のキャラが非常にたっており、そのやり取りも含め、当時の様な身分制度のある時代とは思えず、非常に現代的であるということに尽きる。ただし、そうはいっても、そんじょそこいらのお手軽的な話ではなく、綿密な取材に裏打ちされた骨太のストーリーが背景にあるので、安心して、この世界観に浸ることができるのは相変わらず上手い。
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信長と大阪本願寺の戦いで本願寺側に付く毛利家と共に瀬戸内海で海賊をお生業とする能島村上の娘の景の生き方を描く。信長側に着く泉州海賊と出会いが面白く読めた。
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やっぱり戦国小説は面白い。
司馬遼太郎の「尻啖え孫市」を思い出した。立場は逆だけど。
海賊と泉州侍たちの豪快な感じがいい!
下巻が楽しみ。
それにしても、しまなみ海道に行きたくなった!
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「のぼうの城」以来の和田竜氏を拝読。只今上巻読了。 のぼうと同様、合戦の描写は流石ですね。この作品を書くに辺り、相当取材をされたものと思います。 戦国ものはどうしても読むスピードが遅れがちになっていますが、むしろこの世界観を楽しみながら、下巻を拝読します。 醜女の主人公「景」は、現代なら絶対美人の部類ですよね。 上巻、いいところで終わってますね❗️さあ❗️いよいよ覇王、織田信長の登場❗️
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和田氏の書くものは、いつもキャラがたってるなー
まるで紙芝居のようだ。
戦の場面も、判断ひとつで形勢不利になったり逆転したりでワクワクしたけど、主人公の『村上海賊の娘』はいつ活躍するんでしょうか? それはきっと下巻でやってくるんだよね??
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内容紹介
『のぼうの城』から六年。四年間をこの一作だけに注ぎ込んだ、ケタ違いの著者最高傑作! 和睦が崩れ、信長に攻められる大坂本願寺。毛利は海路からの支援を乞われるが、成否は「海賊王」と呼ばれた村上武吉の帰趨にかかっていた。折しも、娘の景は上乗りで難波へむかう。家の存続を占って寝返りも辞さない緊張の続くなか、度肝を抜く戦いの幕が切って落とされる! 第一次木津川合戦の史実に基づく一大巨篇。
内容(「BOOK」データベースより)
和睦が崩れ、信長に攻め立てられる大坂本願寺。海路からの支援を乞われた毛利は村上海賊に頼ろうとした。その娘、景は海賊働きに明け暮れ、地元では嫁の貰い手のない悍婦で醜女だった…。
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待ちわび続けた和田竜の新作。期待をはるかに超える面白さでびっくりした。上巻を一気に読んでしまい、残り半分と思うと既に寂しい。
相変わらず漫画のように愛嬌のある登場人物たち。そして今回のお話は、これまでより膨大な資料を読み込んで挑んでいるようで、時代考証も徹底しているご様子。資料をそのまま捉えていない箇所は、そうと判るように書かれており、作者の真摯な姿勢が伺える。
この上巻では、主役の景姫の豪胆ぶりが印象的に描かれている。しかしお話が戦場に移り、ある佳境に差し掛かったとき、彼女は「本物の戦」と向き合うことになり、自身がいかに夢見がちでちっぽけな存在であったかを思い知るに至る。
という感じで景姫を主人公としてお話は進むけど、登場人物1人1人が主役のように魅力的。そして上巻で一番おもしろいのは、大阪本願寺を守る一向宗の門徒達と、それを落としにかかる織田軍勢による天王寺砦、木津砦の戦い。ここでの主人公は景姫ではなく武将達じゃないだろうか。
戦場こそがこの作者の真骨頂なのかな。敵も味方も魅力的に立ち回る。猛者たちの、それこそ命を賭けたやり取りが喜怒(哀はない)楽を際立たせる。軽妙なセリフが物語に躍動感を与える。武士ならばこそ、の正々堂々とした立ち居振る舞いもすごく素敵。とにかく読みながらあちこちに引っ張り回されている感じがする。戦国の乱闘シーンをここまで爽快に書き上げる作家なんて他にいるんだろうか。読んでるこちらの血もたぎる。
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故郷、能島村上海賊のお話。
しかも作者が「のぼうの城」の和田 竜、ときたら一も二もなく購入。直ちに読み始めて1週間で上巻読了しました。
いやー、面白い。
でも上巻の舞台は信長の大坂本願寺攻めのお話なので大部分が難波海と泉州海賊の首領や雑賀鉄砲集の長鈴木孫市との絡みがほとんどでした。
肝心の毛利と村上海賊はホンの前フリ。下巻が早く読みたい。