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紙の本
英傑の日本史 坂本龍馬編 (角川文庫)
著者 井沢 元彦 (著)
幕末最大級の人気者、坂本龍馬。その生涯を軸にしながら、幕末の英傑たちが歩んだ変革の道筋と激動のドラマに肉迫。当時の常識で歴史を見直し、多くの虚像をまとった龍馬像を突き崩す...
英傑の日本史 坂本龍馬編 (角川文庫)
英傑の日本史 坂本龍馬編
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商品説明
幕末最大級の人気者、坂本龍馬。その生涯を軸にしながら、幕末の英傑たちが歩んだ変革の道筋と激動のドラマに肉迫。当時の常識で歴史を見直し、多くの虚像をまとった龍馬像を突き崩す。いまだ謎多き暗殺の真相も考察する。【「TRC MARC」の商品解説】
坂本龍馬の生涯を軸にすえ、武市半平太、西郷隆盛、高杉晋作、勝海舟、徳川慶喜ほか幕末の英傑たちが歩んだ激動のドラマに肉迫。虚像多き龍馬像をつきくずし、新たな龍馬と維新のダイナミズムを描きだす!【商品解説】
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紙の本
竜馬のセッティングは全部是ではない
2017/04/22 21:25
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:井沢ファン - この投稿者のレビュー一覧を見る
桂小五郎は剣術の達人だったにもかかわらず、ほとんど殺傷事件にはかかわらっていない。慎重派で臆病者ではなく、沈思熟考型で無用な争いは避ける主義だったことや、月形洗蔵はもっと評価されるべきだということが伝わってきた。頭の整理と忘れていた記憶がよみがえった。
紙の本
創作された司馬竜馬伝説を暴く
2014/04/29 09:26
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キック - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書における井沢氏のスタンスは、本の冒頭に以下の通りコメントされています。
「本書では従来の龍馬の伝記にはあまり書かれていないことにスポットをあてたつもりです。つまり、巷に出回っている実に多くの「龍馬伝」といかに差別化するか、ということです(7ページ)。」
つまり、司馬遼太郎が創作した「竜馬」像には影響されない、等身大の坂本龍馬を描くのだという井沢氏の意気込みと、私は受け取りました。このため、珍説・奇説の見本市のような「逆説シリーズ」とは異なり、史実に沿った比較的冷静な考察が展開しています。例えば、龍馬暗殺について、「見廻組」の犯行であり黒幕は存在しないとの推論(252ページ)は至極真っ当ですし、私も同感です。
全体として、「井沢本」特有の胡散臭さやクドさが少なく(全くないわけではありませんが・・・)、読みやすい本でした。
ただし、私が最近読んだ本の中では、「龍馬史」(磯田道史著)や「司馬遼太郎が描かなかった幕末 松陰・龍馬・晋作の実像」(一坂太郎著)の方が、信頼できる論拠を示しながら龍馬の実像に迫っていますので、本書よりも説得力かつ迫力がありました。