紙の本
数少ない本物の薬剤師の著書
2014/01/03 17:40
5人中、4人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:荒案 - この投稿者のレビュー一覧を見る
私の恐れていた事を代弁してくれ、私の想像が正しかったと再確認できた。この種の本を書く医師はいても薬剤師にはハードルが高いと思っていたが、ついに勇気のある薬剤師が現れた。この著者は世界に通用する希少な薬剤師である。
紙の本
薬剤師は薬を飲まない あなたの病気が治らない本当の理由 薬剤師は薬を飲まない あなたの病気が治らない本当の理由
2014/05/09 08:15
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投稿者:maruno - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく面白く、楽しく読ませて頂いてます。私たち夫婦がまさに思っている内容の事柄が次々と書かれているので自信になります。
電子書籍
早めに出会いたかった本
2015/09/14 16:52
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投稿者:つばめ - この投稿者のレビュー一覧を見る
過去に薬の副作用に苦しめられた経験があり、断薬した現在も薬の後遺症が残っています。そこで、この本を読みましたが、原因不明の体調不良なのに安易に処方している医者を信じて薬を飲みつづけていたことが間違いだったと改めて認識しました。この本は薬を飲む前に出会っておきたかった1冊です。
紙の本
ズバリそのとおり
2015/03/27 12:30
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投稿者:仮面ドライバー - この投稿者のレビュー一覧を見る
薬剤師は薬を出すのが仕事ですが、世に出回っている医薬品というのは、飲み合わせや摂取量、副作用、様々な問題が表面に出てきています。 自分は飲みたくないけれど、患者には勧めないと商売にならない、非常に痛い所だと思います。
この本は、つい薬の力に頼りがちな、病院通いの多い方に読んでいただき、もう一度自分の健康と向き合っていただくためには必要不可欠であると思います。
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20140523本屋
20140531了
薬は対症にすぎない。食事、運動(つまり「規則正しい生活」?)により自己免疫力を高めることが何より大事。
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チェック項目8箇所。薬と「一生のおつきあい」ということは、つまり薬を「命がある限り飲みつづける」ということ、「命がある限り飲みつづけ」なければならないということは、すなわち薬が病気を治すものではないということです。本書では、薬が効くメカニズムを知っていただいた上で、人が生まれながらにして持っている自然治癒力・自己免疫力に気づくことの重要性についてお伝えし、自然治癒力・自己免疫力を自らの手に取り戻すための簡単なエクササイズをご紹介します。そもそも高血圧症というのは、生活習慣病、ある日いきなり血圧がグンと上がるわけではありません、偏食や運動不足や過度のストレスなど、日常の不摂生が、5年、10年という歳月をかけて蓄積されていく中で、徐々に血圧が上がり、たとえば130だったものが160になってしまうのです。副作用のない薬があればいいのですが、残念ながら、副作用のない薬はありえません、主作用の「効き」が鋭ければ鋭いほど、確実にどこかで副作用が起きていると考えたほうがいいでしょう。「今の日本人は死んでもしばらく腐らない」といわれています、合成品や抗生物質まみれの食べ物ばかりを食べ、食品に含まれている薬物が身体の中に蓄積されているため、死んでも腐りにくいというわけです。生活習慣病を患っている人の中には、病気の原因が何であるかを考えずに、生活習慣病もまた急性疾患と同様に「薬で治すもの」と思っている人が少なくありません、そして、そういった人たちは薬の服用を数ヶ月、数年と続ける中で、口癖のように「薬を飲んでいるのに治らない」と嘆くのです。遺物である薬を解毒(毒性がなくなるように分解すること)するためにたくさんの酵素を必要とします、その結果、大切な酵素を大量消費してしまうのです。熱が出ているということは、つまり私の中の治ろうとする力が頑張っているということです、せっかく自然治癒力が働いているというのに、解熱剤を飲んでみすみす熱を下げてしまっては、自然治癒力の邪魔をするようなもの。
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だよね、と思ってたことをタイトルにされた。そういわれると薬嫌いが世に増えるのでは、と思いつつ、恒例の告発本の一種。
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<megukoの感想>
薬については専門分野ではないので、科学的なことは分からないが、実際に納得できることが多かったように思う。
私たちは何か体に不調があると医者や薬に頼りがちだが(病院嫌いで何があっても医者にかからない人もいるが…)、熱や咳、痛みなどの症状は、そのとき体が発しているSOSサインであり、それを薬で無理矢理抑えることで自然治癒力を妨げてしまう。
私自身、薬を使わないように意識している訳ではないけれども、薬が症状を抑えるためだけのものであると分かっていると、なぜその症状が出ているのか考えたり、生活習慣を振り返る良い機会になる気がする。
症状を抑えることが最優先される場合には飲んでも構わないと思うが、自然治癒力を奪う、免疫力を下げることを知った上で服用することが大切だと思う。
<内容(「BOOK」データベースより)>
あなたの病気が治らないのは薬に頼っているからだ!薬を飲んで症状を抑え込むのは、病んだ体をさらに酷使すること。さらに薬は体の自然治癒力を奪い免疫力をも下げてしまう―。患者だけでなく、医者までもが薬に頼りすぎている日本の現状に、「薬を使わない薬剤師」である著者が警鐘を鳴らす。薬と正しくつきあい、薬なしの健康な体を育むための必読の書!
<目次>
1章 なぜ薬は「効く」のか?
「効く」ということはとても怖いこと
「薬を飲んで体調が悪くなった」
ギラン・バレー症候群になった患者さん
薬は合成品。合成品は身体にとって毒
薬を常用している自然食志向の奥様方
医者も患者も薬に頼りすぎ
感受性は人それぞれ
市販薬と処方薬の違いは?
皆知らない「正常値」の落とし穴
2章 薬を飲んでもあなたの病気が治らない理由
生活習慣病は薬では治せない
薬は体内の酵素を奪う
薬を飲むと体温が下がり、免疫力が低下する
薬が効かなくなるワケ
新薬は危険!?
「接種奨励が差し控え」になった子宮頸がん予防ワクチン
うつ病の薬の副作用は「うつ」症状
「1に運動、2に食事、最後に薬」
薬漬けだった身体に起こった奇跡
薬は必ず手放せる!
3章 あなたの体の中には100人の医者がいる
治すのは自分自身
インフルエンザも自力で治せる
症状は身体のSOS
薬を飲むと回復が遅れる!?
飲むととりあえず満足する、それがプラセボ効果
自分の声に耳を傾ける
自分に対してもやさしさを!
4章 間違いだらけの薬習慣
内科、耳鼻科、整形外科……処方される薬はすべて同じ!?
薬頼みから自分頼みへ
頭痛に悩まされています/膝の痛みがつらいです/生理痛で薬が手放せません/身体のあちこちが痛くて湿布が手放せません/風邪のひきはじめには?/便秘がつらいです/下痢症で困っています/発熱したら?/肌荒れ、ニキビが気になります/胃がもたれます/切り傷、やけどにはどんな処置をしたらいいですか?/抗がん剤は増がん剤
漢方薬は身体にやさしい?
サプリメントの選び方
薬との正しいつきあい方
5章 薬なしでいるための健康な体を育む
体温を上げる
アウターマッスルとインナーマッスル
インナーマッスルを鍛える効果的な方法は?
イメージで身体を楽しく動かす「ベジタサイズ」
健康のコツは肩甲骨にあり!
ふくらはぎは第二の心臓
腸は第二の脳
骨盤を鍛える
運動はいつ、どのくらいやるの?
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以前から平積みされていたのが気になっており、いろいろと本を買い込んだときに、買った一冊。
薬剤師である著者は、極端なことは書かれておらず、薬が必要なときはきちんと服用した方がよいと言い切っており、薬に頼る生活はやめることができる、やめた方がよいと書いている。
ここで書かれている、薬に頼る生活とは、一般的な成人病であり、生活習慣を改善することで、徐々に数値は改善されて行く、はたまた適正値とされているものが、その人にとって本当に適正なのか?ということである。
さらに、頭痛や腰痛なども、姿勢や歩き方を変えることで大幅に改善できるという。
最後に、薬には必ず副作用があるという。
ごもっともなことだと思う。副作用というデメリットよりも、メリットの方が大きいから、薬を服用するのである。
詳しくは、本編をご覧頂きたい。
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熱が出たら苦しいし、咳が出たら止めるものだと思っていました、それは子供の頃からの習慣で、薬に頼るのは常識的な行動だと思います。テニスを7年前に始めてから風邪をひかなくなったような気がしていますが。
この本が衝撃的なのは、薬剤師をしていて薬を薦めていた立場であったこの本の著者が、薬の体に対する悪影響(体温が下がる・免疫力が下がる・酵素を奪う)を看過できずに、ついには白衣を脱いで他の面(健康的な歩き方、体操)から健康を保つコツを薦めていることです。
思い起こせば生前の祖母は、糖尿病で物凄い種類の薬を飲んでいました。几帳面だった祖母は毎食後欠かさず薬を飲んでいましたが、最後は物忘れが激しくなってしまったのを覚えています。子供心に薬って本当に病気に効くのだろうか、と思ったものです。
私も毎年花粉症の季節には、アレルギーの薬を飲むことで鼻づまりがかなり緩和されて頼っていますが、冷静に考えれば、薬の力で本来の体が起こしている反応をとめているわけで、本当にそれで良いのかと思ってしまいます。
私が衝撃を受けたのは、熱が出だときに今まで対処していた解熱剤を飲むことでした。つまり、風邪をひいて熱が出るのは、風邪のウィルスが出させるのではなく、免疫力を最大にして熱に弱いウィルスと闘うために、私達の身体が自ら熱を出している、つまり自然治癒の一環である。リンパ球が「よし、闘うぞ」と戦闘態勢になったときに解熱剤を投入することは自然治癒力が活動しにくい状態を作ることになる(P70,76)でした。
この本の著者の宇多川女史は、薬を飲まないで、自然治癒力を重視する考え方を強調しています。私も薬に頼らず、自分の体の反応はなぜ起きているのかを考えて、その根本原因を取り除くように行動していきたいと思いました。
以下は気になったポイントです。
・薬は、感染症や緊急を要する急性の症状に対し、そのすばらしい威力を発揮するが、身体にとって異物である薬を慢性的に、命が有る限り飲み続けたらどうなるだろうか(P5)
・副作用の無い薬はあり得ない、主作用の効きが鋭いほど、確実にどこかで副作用が起きている。私たちが自然に生まれてきたのに対して、薬は不自然に作られた合成品だから(P23)
・ロキソニンという鎮痛剤が市販されたが、この薬は数年前まで処方薬であり調剤室では劇薬の棚に置かれていた。市販されるにいたって劇薬から普通薬に移された(P35)
・病気は原因により3つに分類できる、1)遺伝子異常や脳障害が原因、2)ウィルスや最近が原因の伝染病・感染症、3)生活習慣の乱れや加齢が原因となる生活習慣病(P40)
・慢性化している症状は薬を飲んでいる間しか、その症状を抑制・緩和することができない(P41)
・薬を飲むと、同時に体内にある「酵素」が奪われる、体内に酵素があるから生物として活動できる。酵素は、食物の消化吸収に使われる「消化酵素」と、身体を正常に動かすために使われる「代謝酵素」にわかれ、この2つの酵素はお互いに影響している(P43、44)
・異物である薬を解毒するために多くの酵素を必要とする。その結果、大切な酵素を大量消費する(P45)
・薬の主作用が副作用を上回る場合には、むしろ積極的に薬をつかうべき。ただし生活習慣病については別、薬により体温を下げ、免疫力を低下させてしまっては健康は損なわれるだろう(P47)
・2009.8に新型インフルエンザが流行した際に死亡した人は、10人のうち9人がタミフル投与者であった(P51)
・生活習慣病対策のスローガンとして、1に運動、2に食事、しっかり禁煙、最後にクスリである。薬で病気は治せない、薬で健康は作れない(P58)
・風邪をひいたときに病院で処方してくれた薬が効いたというのは、薬を飲んでいる間に、その人の免疫力が風邪と闘い治っただけ(P68)
・自然治癒力には、1)身体のバランスを正常に保とうとする恒常性維持機能、2)傷を負ったときに元に戻そうとする自己再生機能、3)外部から入ってくるウィルス・細菌と闘う自己防衛機能(免疫力)がある(P69)
・抗がん剤の副作用として、髪が抜けるのも、吐き気がするのも、身体がだるくなるのも、免疫が抑制されているから。抗がん剤治療中の患者さんが肺炎や多臓器不全で亡くなるのは免疫を抑えてしまった結果(P107)
・西洋薬は、石油由来の合成品であるのに対して、漢方薬は天然成分からなる生薬(P109)
・サプリメントには生命力が感じられない、原料は素晴らしい環境で栽培されていても、それが加工されてカプセルになった時点で、原料が本来持っていたエネルギーは失われる(P112)
・交通事故で怪我をして血を出している人には、止血剤や抗生剤を使って命を救うべき。生活習慣病も、血圧が200も有る人は血圧を下げるべき。食事の改善、運動はその後のことである(P114)
・低体温は万病のもと、体温が1度下がると、免疫力は37%低下、基礎代謝12%低下、体内酵素の働きが50%低下する(P118)
2014年8月10日作成
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読んでてためになった!
もう、
頭痛が起きても基本的にはバファリンは飲まない!
で、
昔から薬は飲まない派だったんですが、
年を重ねて弱くなると頼ってしまい始めて使ってますね、薬って。
バファリンは偏頭痛が起きたらの飲むようにしてますが、
バファリンを使わないとなるとカフェインです!
カフェインで偏頭痛を抑えますが、
割とどこでも、
スピリチュアル界ではアンチカフェインが多い。
一般世界でもアンチカフェインの人が多いのですがそんなにアカンのカフェイン!
ちょっと話がずれてるかもですが知ってる方、
詳しい方は教えてくださると嬉しいです!
気になったのがうちが処方する薬といえば「花粉症」の薬。
で、
他の病気なんかは運動などの生活習慣でどうにかなるのでしょうが、
花粉症ってどうなの?
アレルギーはどうしようもないのか?
と、
目薬って?
ツイッターのフォロワーさんに薬剤師さんが居て、
居るんですが直接会ったことないんで話しにくいというか話せない。。。
その人が、
目薬は使用期限に限らず使い始めたら1ヶ月以内に使い切ること!
と、
言ってたんでなるべく1ヶ月以内で使いきってます。
と、
その程度の注意で使ってましたが、
この本を読んで副作用について考えさせられたんですが、目薬も副作用ってあるの?
あるんでしょうが使用を控えたほうが良いくらいなんですかね?
疲れ目は温めるしか癒しの方法ってないのですか?
教えて詳しい人!
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薬学生です。
生活習慣病は運動療法、食事療法のあとから薬物治療を開始するのが普通だけどそれが徹底出来てないこととか、メタボ健診の数値のざっくばらんさとか、商品に自信をもてないとか、すごく親近感がわく。
「現在の医療は薬に頼りすぎている。過ぎたるは及ばざるが如し、薬にたよる前に私たちで努力しましょう」というセルフメディケーションの概念は今風でいいし、終盤のエクササイズもそれを勧めたくて出版したのだとそれも好感触。
ただ、中盤がちょっと断定系が多いしデータも示さずの書き方なんですごく怪しい。
抗生剤については適正な使用だし、
天然がいいという言い切りもどうかと思う。
抗生剤使わず病原菌やその毒素なりがついたものでも天然ならいいのか?とか
天然の砂糖でも摂りすぎたらだめでしょとか考えつつ読んでた。
便秘には過マグよりセンノシドより乳酸菌処方のがいいんじゃと私は思う。
で、この本は上記がどれも天然成分なのに薬として飲まなくていいとか書いてるから天然だからこそ!ってわけでもないのかもしれない。
なのでなおさら中盤の天然が~合成が~添加物は~は余計うさんくさい文字稼ぎにみえる。
筋肉の赤さはミトコンドリアの中にシトクロムがあって、ヘムや鉄がある、それで色がある。
とか細かいことを忘れていたのがこの本で思い出せた。
細かい生物的なところも結構つっこんで書いていてさっと読むと勉強になるのはいいと思う。
でも抗がん剤の免疫がなくなるから吐き気が~とかは「いや、抗がん剤が毒物だと反応してセロトニンが活動して吐き気が起こるからこれは免疫応答だろう。免疫細胞が減るのは正しいけど」と突っ込みたい。
あとは「西洋薬は石油由来」もつっこみたい。
アスピリンだって柳あたりの樹からとれたサリチル酸から合成されてるでしょ!
江戸時代はその樹を噛んで虫歯の痛みをおさえてたとか言うでしょ!!って突っ込みたい。
そんな感じで結構しっかり覚えないといけないとこが大雑把というかエセ科学。
読み返したら知識が侵害されそうで国試のためにも読み返せない。
と感じて途中から斜め読みで終わらせた。
読みづらくて主観が多い中盤がなければちゃんと読めたかも。
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経験者の体験談というのが良かった。1に運動。確かにその通り。体操は毎朝できそう。意識して歩くことも大切だと思った。
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確かに、高血圧とか高コレステロールとか高血糖の定義には疑問。必要だからその値になってるわけで基準を超えてるから下げなきゃってのは違う気がするね。
生活習慣病を治す薬はこの世には存在しない!
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今まで気軽に飲んでいた頭痛薬や風邪薬ですが、飲む前に体に必要なものなのかをきちんと考えようと思いました。