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商品説明
日本初のクルーズトレイン「ななつ星in九州」は、その豪華さから想像もできないほど開発には苦難がともなった。「九州を元気にする」列車にかけた人々の熱き想いと挑戦、夢を描く渾身のノンフィクション。〔「「ななつ星」九州をゆく」(小学館文庫 2020年刊)に改題,追記〕【「TRC MARC」の商品解説】
豪華寝台列車『ななつ星in九州』開発秘話
2013年10月15日、豪華寝台列車『ななつ星in九州』が運行を開始した。定員30人、14室すべてがスイートという7両編成の列車にかけられた製造費はおよそ30億円。豪華客船が寄港地を巡るように、列車の旅と観光を組み合わせた日本で初めてのクルーズトレインである。九州7県を周遊する3泊4日のコースと九州北部を周遊する1泊2日のコースで運行され、ひとり約18万円~70万円という破格の料金にも関わらず、半年先まで予約が完売。この夢の列車はどのように開発されたのか。四半世紀に渡ってJR九州の観光列車を手がけてきたデザイナーの水戸岡鋭治とJR九州社長・唐池恒二が目指した「九州を元気にする」列車は、その豪華さからは想像もできないような苦難の末に誕生した。「手間こそが感動」と妥協を許さない唐池と水戸岡の斬新なアイディアによって設計と仕様は何度も変わり、その度に現場は大混乱に陥った。車両製造の技術者、内装の職人、サービスクルー、宿泊と食を任された沿線の人々が、「犠牲を伴わないものに感動はない」と言い切る水戸岡の情熱に挑んだ熱き魂の物語。豪華な車内と食事、沿線の絶景が凝縮された16ページの口絵付き。
【編集担当からのおすすめ情報】
JR九州のクルーズトレイン『ななつ星in九州』に関する初めての書籍となります。JR九州の全面協力により、ノンフィクションライター一志治夫氏によって明かされた手に汗握る開発秘話。16ページの口絵には、豪華な車内と食事、沿線の絶景を凝縮。【商品解説】
著者紹介
一志 治夫
- 略歴
- 〈一志治夫〉1956年長野県生まれ。『現代』記者等を経て、ノンフィクション作家に。「狂気の左サイドバック」で第1回小学館ノンフィクション大賞受賞。
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紙の本
開発者のご苦労がひしひしと伝わります。
2019/04/29 10:01
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投稿者:B767-300 - この投稿者のレビュー一覧を見る
JR九州の看板列車「ななつ星」の企画から開発を経て実際にデビューするまでの関係各方面の様々な苦労がよくわかる1冊です。