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ハイランドの略奪された乙女 (マグノリアロマンス)
一瞬でいいから、過去に戻りたいと思ったことはないだろうか―ジュヌヴィエーブは、運命のあの日に部屋にこもってさえいれば、イアン・マクヒューと出会わずに済んだのだと考えずには...
ハイランドの略奪された乙女 (マグノリアロマンス)
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商品説明
一瞬でいいから、過去に戻りたいと思ったことはないだろうか―ジュヌヴィエーブは、運命のあの日に部屋にこもってさえいれば、イアン・マクヒューと出会わずに済んだのだと考えずにはいられない。しかし、イアンと出会い、彼に執着されてとらえられた彼女は、一年ものあいだ蔑みと虐待に耐えて生きてきたのだ。けれど、イアンがモンゴメリーの族長に殺されたことで、ジュヌヴィエーブは新たな未来に直面した。マクヒュー一族の今後を決めるためにやってきたボウエン・モンゴメリーに、彼女は希望を託すが…。【「BOOK」データベースの商品解説】
イアン・マクヒューに執着され、拉致されたジュヌヴィエーブは、1年ものあいだ、蔑みと虐待に耐えて生きてきた。しかし、イアンがモンゴメリーの族長に殺されたことで、彼女は新たな未来に直面し…。【「TRC MARC」の商品解説】
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電子書籍
『ハイランドの政略結婚』との対比も面白い
2015/02/03 23:20
2人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mee63 - この投稿者のレビュー一覧を見る
『ハイランドの政略結婚』で苦労しながらも夫の氏族に受け入れられたエヴリン。彼女がマクヒューに攫われ取り戻すためにモンゴメリーが中心になって乗り込んだ時、エヴリンが捉えらえている場所の情報を与えたのが本作のヒロイン、ジュヌヴィエーヴ。
エヴリンが今は夫からもその家族からも深く愛され労わられているのに対しジュヌヴィエーヴはマクヒューに捉えられて何の後ろ盾も守護者もなくなってもひとりで過酷な環境に耐え謙虚に立ち回り何とかしようと策を廻らせた結果が本作のベースです。
元々良家の生まれで族長を継ぐ資質もあるため頭もよく良識もあるのに自分の置かれた状況下ではそれに反することもするしかなかった、でも彼女の対応や心情は好感の持てるものでした。
そんな彼女に惹かれながらも彼女が兄嫁の拉致に絡んで取った行動に葛藤するモンゴメリーの次男ボウエン。
ちょっとした要素が絡み合って一筋縄でいかないのですがふたりの思慮深さに惹きつけられました。本当に他にどうすればよかったのか、最初に『一瞬でいいから過去に戻りたいと思ったことはない?』というフレーズがありますがそれだけができないことだからこそこの話に共感を覚えながら読めたのではないかと思います。